WordPressのサイトをテストサーバー(移行元サーバー)から本番サーバー(移行先サーバー)に移行したときのメモ。テストサーバーと本番サーバーでドメインが違っているときの、どのように作業したかをメモしておきます。
最初に本番サーバーにWordpressをインストールしてしまいます。これは通常通りのインストールでOKです。正しくWordpressのサイトにアクセスできることを確認しておきます。
WordPressで用意されているエクスポート/インポートを使ってもデータの移行はできませんでした。こういうときは何も考えずにMySQLでダンプしてリストアしてしまいます。インストールしたテーブルは一旦削除してからリストアします。エクスポート/インポートはphpMyAdminでもデータサイズが小さければ可能です。
リストアする前にダンプしたSQLファイルを、テストサーバーのURLから本番サーバーのURLにテキストエディタで置換してしまいます。これはリンクのhrefやメディアからの画像のsrcでhttp://~のドメインを直接書いて格納されているからです。
本番サーバーにプラグインをテストサーバーと同様なものをインストールしておきます。使用しているテーマもイントールします。これで準備OKです。
おそらく、このままではアクセスも画像が出てきません。画像が表示されていてもテストサーバーから持ってきてしまいます。リンクをクリックするとテストサーバーに行ってしまいます。サイトの設定がテストサーバーのままです。
管理ページにもアクセスできませんので、テーブルを編集してしまいます。wp_optionsテーブルのoption_name項目がsiteurlとhomeを本番サーバーのURLに修正します。これで画像とリンクが本番サーバーになります。
テーマに直接テストサーバーのURLが格納されていれば、これもテストサーバーに修正してしまいます。あとはブラグイン(バックアッププラグインなど)の設定によっては、パスが違っているかもしれませんので、これも本番サーバーに合わせておきます。
以上で無事に本番サーバーに移行できました。
なんやかんやでWordPressのサイト構築で躓くのは、PHPのプログラミングなのでした。