「古いサーバーの改修したが、途中でやめた。」と3年前に書きましたが、結局は、何もハードウェアを入れ替えずにDELLのPowerEdge800を復活させました。
キチンと開発途中のサイトをメンバーに公開したいのですが、Webサーバーが内部で使っているサーバーです。直接公開するのも何ですので、リバースプロキシーをnginxで設定して、こちらを公開するようにしました。
しかし、サーバーのマシンがありません。1Uのサーバーらしきものが2台ありますが、こちらはこれからの季節暑くなると熱暴走しますし、1Uサーバーの小さなファンの爆音のため使えません。
大昔のWindyの小さなキューブPCがころがっていますが、こちらは仕様が大昔すぎて使えません。しかも既に電源が逝っています。マザーボードを交換したくても、今は無きFlexサイズのマザーボードですので交換もできません。Mini-ITXのマザーボードが入るかと思ってサイズを合わせましたが、全くネジ位置が違うのです。しかも拡張ボードのスロットの位置も違うし、背面のコネクタ類の穴は、今付いているマザーボード専用の穴が空いているだけで、パネル板が入りません。ケースはきれいなのですが、こちらは諦めました。
仕方ないので、7年以上前にデルのサポートが切れて放っておいているDELL PowerEdge800を復活させました。こちらはハードウェアのトラブルで交換したのではなく、単にデルの5年サポートが切れたために買い換えたものです。次に買い換えたDellのサーバーのほうは壊れて起動できません。
PowerEdge800のCPUはPentiumIIという年代物です。RAID5でHDDが4台付いています。電気をとても食いそうなマシンです。ケースファンが回らなくなっているので交換しています。
PowerEdge800にCentOS 6.5をインストールしました。NICのドライバが違うものをインストールしてしまうというトラブルがありましたが無事に設定完了です。あとはnginxをイントールして、目標のリバースプロキシーの設定をして完了。nginxってApacheよりも設定ファイルの見通しがよいのはいいですね。
今となってはPowerEdge800は、手のひらに乗るマイクロサーバーくらいで用は足りるのですが、意外とマイクロサーバーってお高いので買えません。本当は静かで電気を食わないのが欲しいのですが。