5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

QNAPへのrsyncでバックアップの設定をした話し


ただ今買ったQNAPの設定であたふたしています。

さて、QNAPへLinuxのサーバーからバックアップをとりたいのですが、最初は何だかわかりませんでした。QNAPのバックアップマネージャーにあるリモートレプリケーションのRsyncは、QNAPから別のQNAPへのバックアップなのかしら。おそらくリプリケーションジョブの設定でソース元の共有フォルダには、自分のQNAPのフォルダの一覧しか表示されないので、バックアップを別のサーバーから取り込むということはここではできなさそうでした。

では次に考えたのは、Linuxのサーバーからrsyncでsshを使ってファイルを転送させること。しかし、QNAPではsshでアクセスできるのはadminユーザーだけなのでした。公開/秘密キーで認証させるのですが、その場合パスワードを聞いてきます。自分で作成したキーをどうやってQNAPのadminに設定させるかわかりません。まして一般ユーザーに設定させる方法もわかりません。

さて、どうしたもんだかと考えていると参考にしたのはこのサイトです。QNAPにrsyncサーバーを立ててLinuxサーバー側からrsyncでファイルを転送してパスワードファイルで認証してしまいます。その際は、rsyncプロトコルでファイルを送り込みます。これだとパスワードを聞いてこないので、Linuxサーバーにcronでrsyncのコマンドラインを追加しておけば設定完了です。LAN内での通信ですのでsshではなくても大丈夫でしょう。

SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。