フレッツ光ネクストのスマートタイプでレンタルされたPR-500KIですが、こちらでインターネットを接続するようにしました。今まではヤマハのRTX1000でつなげていましたが、最高100MbpsしかWAN側のポートが対応していません。せっかく1Gbpsまで提供してくれますので、NTTから貸してもらっているPR-500KIでつなげてみます。
PR-500KIはONU、ひかり電話の接続、ブロードバンドルーター、無線LANのアクセスポイントの4つを一体にしたネットワーク機器です。4つを一緒にしてしまったので、ONU別のRT200NEよりも融通が利かなくなったと言えます。ヤマハのルーター関連のサイトにある設定事例をみても、NTTでレンタルされるルーターが出てきません。結局はPPPoEブリッジを設定して、PPPはヤマハのルーターで設定するのが前提ということなのでしょうか?
拠点間や法人向けルーターは、ヤマハのルーターが信頼性があってお勧めしています。私もヤマハのルーターを使っています。
PPPoEブリッジだと、ヤマハのルーターがブリッジにならないので、PR-500KIとヤマハのルーターのネットワークが違うことのなります。後々のPR-500KIの設定はLAN側で設定できずにPR-500KIに直接設定用のPCをつなげないといけないのでしょうか? しかも、せっかくPR-500KIにある無線LANのアクセスポイントは、ヤマハのルーター配下のPCからは使えなくなりそうです。
RTX1000をRTX810かNVR500に買い換えられたらいいのですが、お金に余裕があれば速度的にはいいかと思います。VPNサーバーとしてLAN間接続で使いますので、そのままPR-500KIの下にRTX1000を置いておきます。
プロバイダはBフレッツのときと同じで、そのままぷららです。接続IDとパスワードは変わりません。PR-500KIのブラウザ設定画面で設定してしまえば難なくインターネットに接続できました。今回のBフレッツからフレッツ光ネクストへの移行に当たり、特にぷららとの契約変更はありませんでした。ぷららのダブルルートサービスでの固定IPアドレスも、Bフレッツのときとかわりません。これは事前の確認でぷららの人が言った通りでした。NTTだけの手続きでぷららのほうは必要ありません。ただし、条件が違うことがありますので、事前にぷららに確認したほうがよさそうです。
あとは、PR-500KIのネットワークアドレスを192.168.0.0/24の初期設定から、今まで使っているネットワークアドレスに変更してしまいます。ここまで問題はありません。
VPNで他のネットワークと接続なんてことをしなければ、PR-500KIだけで大丈夫です。無線LANのアクセスポイントも無料で付いてくるので、PR-500KIだけで何も必要ありません。今までのルーターや無線LANのアクセスポイントを捨ててしまってもOKです。何せ、PR-500KIだけで1Gの速いインターネットアクセスが実現できますから。しかし、私のほうではVPNを使いますので、そうはいきません。
今回はBフレッツからフレッツ光ネクストギガファミリースマートタイプへの移行で、同じインターネットプロバイダをそのまま接続する方法を書きましたが、次回は、手こずったLAN間のVPNの設定の覚え書きです。
追記(2014年7月16日)
既に上記で説明した設定にはしていません。その後のRTX810を導入した設定の詳細はここをクリックしてみてください。
追記2(2014年7月18日)
ヤマハのサポートに設定事例について質問してみました。ヤマハからの回答としては、NTTからレンタルされてるルーターをPPPoEブリッジに設定して、LAN側にヤマハのルーターをWANポートに接続することが前提のようです。設定事例には、NTTのHGWが見えないけど隠れているということか。この辺りをハッキリを書いていないのは、当たり前のことなのでしょうか?
ヤマハネットワーク製品
これだとせっかくのPR-500KIの無線LANが使えなくなってしまいます。この対応策は、ここにも書いています。
追記3(2014年8月15日)
PR-500KIの無線LANの電波が弱かった。やはり無線LANのアクセスポイントは必要かも、という記事をここに書いています。
“フレッツ光ネクストのPR500KIが届いたのでインターネット接続の設定をしてみた話し” への2件のフィードバック
[…] 設定作業に、つづく。 […]
[…] PR-500KIは、これ一台でネットワーク機器はいらないなんて書きましたが、無線LANのアクセスポイントは別に買ったほうがいいかもしれない。 […]