ぷららフォンというかIP電話には固定IPアドレス(自分ところだとぷららのダブルルートサービスでIIJ)からではないとつながらないという情報があったのでルーティングの設定をしていたけど、これを外してぷらら経由でアクセスするようにしたら、ヤマハのRT58iにぷららフォンのSIPサーバーにつながった。直接ぷららの回線からつながらないといけないみたい。余計な情報を信じた原因だった。これは自分のところがダブルルートの固定IPアドレスのサービスに入っているので、こんな現象が起こっただけで、普通のぷららだけ回線を接続している人は大丈夫みたい。
これでツレのiPhoneからは050Plusだけで無料で電話がかかるようになった。SmarTalkのアプリは必要なくなった。
ヤマハのRT58iから[トップ] > [電話の設定] > [VoIPの設定] > [IP電話サーバの設定] で「IP電話サーバの新規登録」で「追加」ボタンを押して「手動設定」して、以下の情報を設定した。
項目 | 設定値 |
---|---|
sipアドレス | 050xxxxxxxx@ipphone.plala.or.jp |
サーバアドレス | pxxxxxx.ipphone.plala.or.jp |
sip-session-timer | On |
ユーザID | plaxxxxxxxxxxx |
パスワード | xxxxxxxxxxxx |
この辺の情報はぷららフォンに登録するとぷららから教えてくれる。以前のようにぷららのサイトで無理矢理フォームのhidden値からVoIP接続情報を見に行く必要はない。もちろん、RT58iはぶららにとって非対応機器なのでサポート外となる。ヤマハにとってもぷららフォンは個人向け(ぷららフォン for ビジネスはサポート対象みたい)なのでサポート外となる。
これに加えてルーターの下にRT58iをぶら下げている場合はルーターのほうでSIP-NATの設定を行う必要がある。これがわかりにくいかもしれない。以上でぷららフォンのSIPサーバーに接続できると思う。
しかしながら、これでぷららフォンにつながらなかったら、インターネットプロバイダとしてのぷららの契約を考え直すところだった。客先との都合で固定IPアドレスが必要なので、ダブルルートの固定IPアドレスだけでぷららと契約しているから。
今回テストしているついでにRT58iにひかり電話とSmarTalkの3つのSIPサーバーの登録ができてしまった。3つの回線から着信できる。発信も頭にプレフィックスを付ければ選択が可能。ダイレクトにはぷららフォンに発信。これはあまり意味のないことだけど・・・。
私の電話機を選ぶ基準は、まずはカールコードがないこと。受話器がワイアレスだとコードのねじれを気にせずに楽です。後は、着信拒否の登録件数の多さでしょうか。50件程度でしたら、すぐに登録が一杯になります。100件以上着信拒否ができる電話機を選びます。
追記(2020年11月17日)
今はもう、ぷららフォンは使っていない。だってLineの無料電話があるのだもの。