この時期はアラジンストーブの記事のアクセスが増えるようなので、アラジンストーブを買ってから失敗したなんて言わないように、使い勝手、特に普通の人にお勧めしない理由などを書いておきます。
- アラジンストーブは入れられる灯油の量が少ない。点けっぱなしにして1日持つかどうか。毎日給油が必要。
- 灯油タンクなんてないから、直接ストーブに入れないといけないか。だから灯油を入れるのは面倒。灯油のポリタンクを持ってくるのも重いので、下に貼っているプラスチックのじょうごを使っている。
- ファンヒーターと違って温度のコントロールはできないので燃費が悪い。
- ある程度の広さの部屋で使ったほうがよい。部屋が狭いと一酸化炭素中毒になりそう。換気警告機能なんてないし。一酸化炭素センサー(二酸化炭素ではないぞ)を天井に取り付けた。もちろん火災報知器も。こちらも下に貼っておく。消火器も用意しておいたほうがいいかもな。
- ヤカンをかけられるので、いつでもお湯が沸かせる。しかし、すぐに湧くので空焚き注意。自分は何回か空焚きした。
- 電気が必要ないので、万が一の停電でも大丈夫だけど、アラジンストーブを買ってから停電はない。
- 鍋をかけて煮炊きができる。ただし火力の調節はできないので、焦げ付かせそう。だけど焼き芋はおいしいよ。
- 灯油がなくなったら勝手に燃え尽きて消えるけど、芯にはよくないし臭くなるので注意。
以上のように、石油ファンヒーターよりも手間がかかるし灯油代もかかるので、アラジンストーブは普通の人にはお勧めしない。おそらく多くの人は、アラジンストーブは面倒で買って失敗したと思うのではないかな。アラジンストーブはお高いしね。買うのには勇気がいるよね。石油ファンヒーターのほうが、すぐに暖かくなるし手間もかからず安全だしね。実は、アラジンの石油ファンヒーターも持っている。
じゃあ、何でアラジンのストーブを使っているかって? それは青い炎が好きだからさ・・。
追記
アラジンストーブに形が似ていて、もっと手軽なトヨトミのストーブはこちら。
ライターなしに着火できるみたい。ただし、炎が青くないのが大きな違いだけど、青い炎にこだわりがなければ、こちらのほうがお手軽でお勧め。だけど自分だったら、やはりアラジンストーブのほうを選ぶな。
追記(2020年11月4日)
そろそろストーブを出す季節になってきた。もしかしたら、替え芯を用意しないといけないかもしれないけど、アマゾンの商品の価格推移を調べられるKeepaで見ると、アラジンストーブの替え芯は、夏が終わる頃にぐっと値段が上がることがわかった。安い時期は7,8月の2ヶ月間だから、その間に忘れずに買っておいたほうがいいぞ。
しかしながら、どういう訳か2本セットより1本だけのほうが安いので、まとめて買わない方がいいぞ。
続きはこちらから
追記(2022年12月4日)
この時期になっても、まだアラジンの石油ストーブを出していません。灯油が異常に高くなっているからです。
トラックで近所を回って灯油を売りに来るのですが、なんと18リットル2,380円とか言ってきます。去年も高いと思っていましたが、それでも1,680円でした。とても高くて灯油のストーブは使えません。まして燃料効率の悪いアラジンのストーブなんて使っている場合ではありません。
そこで、室温低めの設定でエアコンにしています。20℃以下の室温設定だと、暖かくはないのですが着込んでいれば寒くはないので、エアコンもあまり動かないので、この冬は我慢できるまでエアコンの暖房でいきます。
といいながらも、万が一災害が発生して停電したときに備えて、灯油一缶でも確保しておいたほうがいいかもしれません。東日本大震災のときの計画停電の寒さは辛かった。