昨日のNHKのガッテンを見ていたら、製品取扱説明書を読まない奴は損している、って言っていたけどそうじゃないと思った。番組のまとめの記事は以下のサイトから見ることができる。
だけどさ、重要なことだけど説明書に小さく書いてあったり、強調されずに書かれていたり、メーカーは伝えようとする努力はしていないじゃないのかな。番組の中で消費者の行動を見て、それは間違えているね、とかメーカーの連中はほくそ笑んでいる暇があったら、何か改善する努力をしなければいけないじゃないかな。
掃除機は引いた方がきれいになるのあれば、CMでもそのように伝えなくてはいけないし、ましてCMでは掃除機は前に押して吸い込んでいる映像が多い。これでは、全く伝わっていない。メーカーはもっと伝える努力をしなければいけないのである。
だったら、前に押したほうが強く吸い込む掃除機を開発するとか、掃除機のデザインで自然に引いてかけるように考えるとか。
マスクだって、説明書をよく読まないと裏表がわからないなんて、マスクのデザインに問題があるのではないか。最初から、こちらが表、こちらが裏、とかのマークを印刷しておけば問題ないと思うけどな。
靴下だって、裏表、どちらでも洗濯すれば匂わなくなるような靴下を開発すればいいんじゃないかな。
こんな不便さが残っているのであれば、まだまだ開発の余地があるのではないかな。全部、使っている側が原因にしていると、製品開発がこれで停まってしまうよ。
最初から徹底的にマニュアルを読まないと、その製品の機能が最大限発揮できないというのは、メーカーの怠慢ではないか。マニュアルを読ませるのを消費者に求めるのは難しいのでは?
製品を見ただけで、何となく使い始めればその効果が得られるように、メーカーも頭を絞っていただきたい。メーカーの怠慢でユーザーのことを笑っているようでは、もの作り日本最高!、なんて言っている場合ではないし、これは返上したほうがいいぞ。
決して一般ユーザーは説明書を読んでくれないというのを頭に入れておいて欲しい。買い換えたときに何となくデータの移行ができてしまう取扱説明書がないiPhoneを見習えとは言わないけどさ。