日本建物協会という一般社団法人から080の携帯電話の番号で電話があった。電話をしてきた女性が最初にセールスではないと言ってから話し始めた。でも、セールスではないというのは大抵はウソである。結局のところ保険の話しだった。
日本建物協会でGoogleさんに聞いてみると出てこなかった。似ている名前の日本建物調査協会に電話してみると、こちらが当たりだった。今はセールス電話(!)をかけている言う。やはりセールス電話だった。携帯電話の番号でかけてきた理由は、リモートで仕事をしているからだと威張った感じで言っていた。そもそもこの電話番号は日本建物調査協会以外でも使われているようなので、その職員が持っている電話ではないような気がする。
電話に出た女性は受付担当ということで、全然内容はわからないとのことだった。担当に代わってもらおうとしたけど、会議中とか電話に出ているとかで替わってもらえなかった。おそらく逃げているのだろうな。
折り返し電話をしてもらうのもイヤだがら、もう二度電話しないように言っておいた。
でも、省略しないでキチンと正しい社団法人名くらい名乗ろうよ。途中で電話切らないでよ。セールス電話ではないなんてウソつかないでよ。営利を目的としない一般社団法人なんだろ。
高齢者への詐欺電話を防止するためにも、NTTはナンバーディスプレイを無料で提供すればいいのにと本当に思う。携帯電話は無料で着信番号表示をしているので固定電話でもできるはず。発信者通知は迷惑電話をかけてくる輩は嫌がるので、ナンバーディスプレイは本当に迷惑電話防止になる。ナンバーディスプレイに契約して対応した電話機ならば、発信者番号を通知しない詐欺電話は非通知になって拒否されるので、少しは安心である。これで詐欺電話は随分と減るので、NTTのナンバーディスプレイは詐欺電話撃退にはお薦めなのである。
とずっと書いているけど、ようやくNTTが高齢者向けにナンバーディスプレイが無料になりました。記事はこちらから。
追記(2021年1月28日)
一般社団法人を調べたら、一般社団法人は株式会社のような法人と同様に収益事業をやってもいいそうな。営利と収益との違いがよくわかっていない。だけど、営利と収益って同じものではないかと思うけど。
では、どうして一般社団法人を名乗っているかというと、わざと公益性を上げて相手に信用を与えるのが目的かもしれない。一般社団法人と言うと公共の団体と思ってしまうから。
それと誰でも一般社団法人は設立できるらしいので、一般社団法人だからといっても信用できるということでもない。反対に一般社団法人を名乗ったら、もっと用心が必要と言うことになる。特に、一般社団法人を強調して名乗っているところは、特に用心する必要がある。