5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

QNAPが再起動できなくなって焦った話し


QNAPのWeb設定サイトにアクセスすると、ファームウェアのアップデートしろ、と表示された。アップデートの前にQNAP本体を再起動しろとも言っている。これはいつものことだから、何気に再起動する。しかし・・・。

再起動できない。ずっと再起動中のままである。

電源ボタンを押すとシャットダウンのアナウンスをして、停止するプロセス一覧が表示されるが、HBS 3 Hybrid Backup Syncで引っかかっているようだ。すべてのバックアップのタスクを停止しても状況は同じ。30分以上待っていても変わらない。

さてContainer Stationも停止しされてしまっているので、このままにしていてもQNAPはサーバーとしては使えない。

仕方ないので覚悟を決めて、電源ボタンを長押しで強制的にシャットダウンをする。これはドキドキする。

しばらくして再度電源ボタンを押してQNAPを起動する。起動できるか不安だったけど、うまいこと起動できたようだ。よかったよかった。

ただし、Redmineのコンテナが上手く起動できない。コンソールを見るとデーターベースとの接続がうまくいっていないようだ。解決先を探る前に(Rybyのサービスはよくわからない)、コンテナを再起動する。すると、今度は無事に起動できた。やはり解決策は再起動である。

以上、本来の目的であるQNAPのファームウェアのアップデートを行う。最後にQNAP本体の再起動を行うのだが、今回は正常に再起動できた。

これでトラブったら、せっかくの休みの夜はQNAPの復旧に時間を費やされるのでした。元に戻ってよかった。

しかしながら、このTS-x73(うちのは6発のHDDが入るのでTS-673)は、液晶表示がないので今の状態がわからない。いま正常に動いているのか、シャットダウン中なのか、起動中なのかは不明なのである。もし、QNAPを買うのであれば、ステータスがわかる液晶表示がついた製品を買うことをお勧めする。

SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

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