5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

マイナンバーカードの電子証明書の更新手続きに行ってきたけど、本当に窓口まで行く必要あるか疑問な話し


マイナンバーカードを取得して5年経ったので、区役所までマイナンバーカードの電子証明書の更新手続きに行ってきた。マイナンバーカードの電子証明書は5年毎の更新が必要である。マイナンバーカードは10年ごとに更新することになるので、次回の5年目の電子証明書の更新は、マイナンバーカード自体の更新と一緒となる。

以前の記事の追記に書いたけど、ツレが更新手続きの予約をしてくれたので、予約時間に区役所の窓口に出向く。役所内は、住民票の手続きとか、印鑑証明の取得、マイナンバーカードの新規取得の人でごった返している。人がとても多い。これで感染が広がらない訳がないけど、ここで広がってないところをみると、案外大丈夫ではないかと錯覚させられる。

時間になって係の人に受付をしてもらう。係りの人が何人かいたけど研修中らしくて、手続きは係りの人への説明を兼ねていた。

番号をもらってからの時間は以下の通りである。

  • 待ち時間 5分
  • 受付確認 3分
  • 待ち時間 20分
  • 更新手続き 5分

ほぼ30分ほどで更新手続きが完了した。時間予約したら、そのくらいの時間で済むのは当たり前である。

しかしながら、受付確認のときにマイナンバーカードをコピーされたのは驚いた。役所だから、何も利用目的の説明もしないでマイナンバーカードのコピーはOKなのかな? でもさ、マイナンバーのデータは役所が持っているのだから、何で紙にコピーする必要があるのかな? 何に使うのでしょうかね? 意外と意味のないコピーだったりして。いつマイナンバーカードのコピーを廃棄するのかな? この辺りを係の人に質問をしようかと思ったけど、時間が迫っているし、みんな待っているしで、今回はやめておいた。窓口の人は見た限りはテンパっているようで、ここで余計な質問をしてしまうと、ますます混乱しそうなのでした。まだまだ、役所のペーパレスなんて夢だよな。

役所の係りの人は、手慣れていないようだった。受付のときのチェック作業がもたもたしている。マイナンバーカードの更新作業以外はすべて手作業だった。更新作業は、こちらが端末にパスワードを入力して手続きするだけなので、係の人がそこに必要なのかわからない。もっと更新作業をスマートに行えるのではないのかな? それにしても、相変わらずパスワードの入力のタッチパネルがABC順なので入力が辛かった。

わざわざ時間予約をしなくても、役所にATMのような端末を置けば利用者だけでも証明書の更新なんてできるのではないか? そこまで考えていないようでは、マイナンバーカードは使い物にならないカードと言われても仕方ないな。

将来的にマイナンバーカードはスマートフォンに入るらしいけど、そのときは、わざわざ役所に出向かなくても更新手続きができるようにならないかな。そもそも、マイナンバーがカードである限りはネットで更新というのは難しいのではないもしれないけど、本当に窓口まで行く必要がるのか疑問である。次回5年後のマイナンバーカードの更新で、何とか改善されることに本当に期待する。

これから全国民にマイナンバーカードをもたせようと国も躍起になっているけど、このような手続きを全国民にさせるとは、この国はIT先進国とは絶対に言えないことがわかってしまった。そもそも、全国民(赤ん坊から高齢者まで)にマイナンバーカードを与えて継続的に更新手続きをすることは無理だし、導入しただけでメンテナンスを考えていないといういつものことなのかな?

マイナポイントでマイナンバーカードを取得しようとする人は、電子証明書の更新がとっても面倒だとということを絶対に知らないな。