5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

下半身麻酔で手術した話し ー 鼠径ヘルニア手術の入院2日目続き


鼠径ヘルニア手術の入院2日目の続きです。今回は手術本番の話になります。

初めて、体にメスを入れます。ものもらいとかの簡単な手術は初めてですけど、メスを入れる本格的な手術は初めてになります。

麻酔が痛いと言われましたが、思ったよりは痛くなかったのは幸いです。全身麻酔も選べましたが、色々と副作用がありますので、下半身のみの麻酔にしてもらいました。担当医師は、全身麻酔よりも楽しいと言っていました。

本格的な麻酔というのも初めてですが、下半身麻酔は正座して痺れたような感覚でした。冷たい器具を使って麻酔を効いているかチェックしていきます。腹より下が全く冷たさがわからなくなります。しかも、足を折り曲げているか伸ばしているかもわかりません。肛門にも力が入らなくなるという不思議な感覚でした。

麻酔をした後、血圧が低くなってしまったのはまずかったけど、手術は順調に成功です。時間はそんなにかかりませんでした。時間がかかるのは、手術前の準備(何度も名前のチェックをします)と終了した後の用品の残数の確認です。もしも、足りなくて体の中に残してしまったら大変なことになるので、用品の残数の確認は重要です。

下半身麻酔ですので、手術の会話は聞き取れます。二人の医師が担当していただいのですが、作業ごとにあーでもないこーでもないと、色々会話が弾んでいました。手術の間は、ずーっと喋っていました。

手術の後に、そのことを尋ねると、それが普通の手術だそうです。先生の話だと、医師の中には、おっかない先生がいて、ピリピリした手術もあるそうだけど、患者にとってもこんな感じの手術というのは安心です。医師、看護師さんのグループで笑い声が絶えない手術というのもよいものです。

麻酔が効いているので、消灯までは痛くありません。消灯後が大変で、傷口ではなくてちょっと離れた脇腹が痛く、鎮痛剤の点滴をしてもらいます。

後、大変なのは排尿でした。膀胱に溜まっても出す感覚がありません。そこで、夜勤の看護師さんに尿管カテーテルで排出してもらいました。もちろん、カテーテルを入れたのは初めてです。無事に1リットルほど排出されました。

そして、手術後初めて立った時の痛さと言ったら、とても辛いものがあります。看護師さんによると、動くと痛さは馴染んでいく、言っていましたが、その通りで、翌日にはだんだんと馴染んでいくというか慣れていくというか、痛みは我慢できるものとなりました。さすがに手術した側に体重をかけると激痛が走りますけど。

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