お客さんから
「漢字変換ができない。」
と連絡があった、TeamViewerでアクセスしてみると(Businessライセンスを持っている)、最初TeamViewerが起動しないほど重くなっているが何とかアクセスすると、Wordが起動してこないとか、いろいろ他にトラブルが抱えてそうである。
まずは、何が負荷がかかっているかをタスクマネージャを見てみると(これまたタスクマネージャも起動が遅い)、ディスクが100%で貼りついている。何のアプリケーションがディスクを使っているかというと、スーパーセキュリティという名前の聞いたことのないソフトだった。
スーパーセキュリティでGoogleさんに聞いてみると、ソースネクストのZEROスーパーセキュリティというウイルス対策ソフトだった。何と大それた名前なんでしょう。
お客さんにZEROスーパーセキュリティをインストールした覚えがあるかと尋ねたら、全く記憶がないという。PCを買ったときに最初からインストールされていたか、ノートンアンチウイルスのように何かの拍子でインストールされたのか?
Windows10には、Defenderが最初から用意されているので、ZEROスーパーセキュリティを削除してしまう。アンインストールにも結構時間がかかる。ZEROスーパーセキュリティの設定で速くする方法があるらしいのだけど、そんなことを調査する時間ももったいない。こういう普段から動作しているソフトは、手間もかけずにキチンと動いていることが大事なのである。
無事にZEROスーパーセキュリティをアンインストールして、Defenderが動いていることも確認して、ディスクも100%になっていないことも確認して終了。
漢字変換も元の速さに戻って完了。今回のサポートは夜間にかかわらず無償になっていまった。
今回の教訓
今回はZEROスーパーセキュリティが一概に悪いとは言えないけど、へたに知らないウィルス対策ソフトをインストールするよりも、Windowsで用意されているDefenderで十分ではないかな、と言いながら、自分のPCにはアンチウイルスソフト業界ではマイナーなESETをインストールしている
ESETはマイナーなアンチウイルスソフトだけど、軽くてPCの邪魔をしないのでお勧めしています。自分が使っているPCにはMicrosoft DefenderではなくESETを入れています。
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対応したお客さんの奥様からも、同じような障害のサポートの依頼がありました。