Googleマップのローカルサポートと名乗る電話があった。最初はGoogleのマップ担当から、「会社の営業時間が載っていないので。」とわざわざ電話をくれたと思ったけど、電話をかけている人が妙に高齢の女性だったので、おかしいと思って突っ込んで聞いてみた。
内容はGoogleマップの写真掲載の撮影の営業だった。Googleはそこまで面倒を見てくれるのかと思ったら、Googleとは全く関係ない会社からだった。「本当にGoogleと提携しているのか?」と突っ込んでみたら、電話の人が言い直したのだが、株式会社ローカルサポートだった。最初から、会社名を明確にしないところは、Googleと関係あることを匂わせて騙す気が満々なのである。
これらを強く指摘して「消費者庁に報告するよ。」(会社宛だから本当は消費者庁は関係ないけどね)と言ってあげると、「わたしはバイトだからわからない。」と、セールス電話担当のよく言う逃げ口上を言い出す。もう二度と電話しないように言ったら、突然電話を切られた。騙す前提の会社は、そんな対応しかできないのである。
だけどさ、個人でやっているようなシステム会社の中を撮影してGoogleマップに載せてあげようなんて、こいつらバカじゃないの。
知らない電話は詐欺の始まり
詐欺被害経験者より

高齢者への詐欺電話を防止するためにも、NTTはナンバーディスプレイを無料で提供すればいいのにと本当に思う。携帯電話は無料で着信番号表示をしているので固定電話でもできるはず。発信者通知は迷惑電話をかけてくる輩は嫌がるので、ナンバーディスプレイは本当に迷惑電話防止になる。ナンバーディスプレイに契約して対応した電話機ならば、発信者番号を通知しない詐欺電話は非通知になって拒否されるので、少しは安心である。これで詐欺電話は随分と減るので、NTTのナンバーディスプレイは詐欺電話撃退にはお薦めなのである。
とずっと書いているけど、ようやくNTTが高齢者向けにナンバーディスプレイが無料になりました。記事はこちらから。
追記
電話を切られた後に細かく調べていくと、Googleではストリートビュー認定フォトグラファーという制度をやっているらしい。いわゆるGoogleの代理店制度でしょうか?
いずれにしても代理店制度というのは、本部のほうでは非常にコントロールが難しくて、キチンと管理している会社はあまりない。大抵は、代理店が暴走して本部のほうにユーザーからクレームが入って、本部から代理店が怒られて、本部の会社の評判を落とすというパターンなのである。
上記のサイトはGoogleさんのくせしてページに検索機能がないので、株式会社ローカルサポートがストリートビュー認定フォトグラファーかどうかは確認できなかった。個人の登録もあったので、株式会社ローカルサポートから委託するということも考えられるけど、いかにもGoogleと関係を匂わせるから詐欺に近いセールスであることは変わらない。
そもそもローカルサポートと言う会社名自体、Googleに関係する会社感を醸し出して騙す気満々の会社名なので、最初から怪しいのである。