5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

ハードディスクが壊れて再構築していたQNAPのCPUが100%になる話し


この話しの続きです。

再構築したQNAPのCPUが100%で張り付いています。プロセスを見ますと、dcrawというプロセスがたくさんCPUを食っているのですが、このdcrawというプロセスを調べてみます。下記のQNAPのユーザーフォーラムから、dcrawは画像ファイルのサムネイルを生成するために必要なプロセスのようなので、Photo Stationをインストールしたので放っておくしかなさそうです。

dcrawの説明はこちら

もっとよく見てみると、拡張子ARWのファイルのRAW画像ファイルのサムネイルを作成する処理が重くなっているようです。Photo Stationの制限には、RAW画像の対応については何も記述されていませんが、Photo StationはARWが対応しているらしいのですが、RAW画像のサムネイル作成は正しい処理なのでしょうか? QNAPのおまけのアプリのPhoto Stationは、よくわかりません。

しばらくたっても、ARWファイルのサムネイルの処理が終わりそうにないので、バックアップサーバーにはPhoto Stationは必要ないのでアンインストールしてQNAPを再起動してしまいます。

しかし、Photo Stationをアンインストールしても、何かでサムネイルが必要なようでdcrawが起動されてしまいますので、結局はあまり効果はなさそうです。

SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

追記(2022年12月8日)

QNAPのCPUが100%になっている件、ようやく収束しました。サムネイルを作成する処理が一週間かけて完了したようです。しかし、長かった。