またまた以前電話があった証券会社から電話セールスがありました。
どこから電話番号と名前を知ったかという質問に、
「XX高校の同窓会名簿です。」
どこから名簿を手に入れたかという質問には、
「XXXデータサービスです。」
という答え。勝手に使っていいの? という質問には、
「その名簿会社は信頼ある名簿会社なので大丈夫です。ご希望ならば、削除します。」
と言ってきました。削除をお願いしましたが、電話を切ってよく考えてみると、その信頼ある(?)名簿会社には、利用をお願いしたわけでもありませんし、まして第3者に提供を許しただけではありません。「とりあえず名簿を出してしまえ。言われたら削除すればいいさ。」といった感じでしょうか・・・。
結局、現在の個人情報保護法というのは、事業者の個人情報の取り扱いのルールを定めたもので、強い罰則を定めたものではなさそうですね。個人情報保護法の話題としては、事業者自身がどうやって守るかを述べていることが多いですし。個人からすると今回のような名簿が出回っているくらいで、いちいち自治体の窓口に相談するということはしませんし・・・。
と言っていると、今度は町内会名簿を使って、塗装業者から電話がありました。この地区を一軒一軒電話をしているそうです。
電話セールスの電話をとるたびに、大きな虚脱感を感じるこのごろです。とにかく、無用なセールス電話を取りたくないだけなんですが。
高齢者への詐欺電話を防止するためにも、NTTはナンバーディスプレイを無料で提供すればいいのにと本当に思う。携帯電話は無料で着信番号表示をしているので固定電話でもできるはず。発信者通知は迷惑電話をかけてくる輩は嫌がるので、ナンバーディスプレイは本当に迷惑電話防止になる。ナンバーディスプレイに契約して対応した電話機ならば、発信者番号を通知しない詐欺電話は非通知になって拒否されるので、少しは安心である。これで詐欺電話は随分と減るので、NTTのナンバーディスプレイは詐欺電話撃退にはお薦めなのである。
とずっと書いているけど、ようやくNTTが高齢者向けにナンバーディスプレイが無料になりました。記事はこちらから。