突然ピンポンが鳴った。窓越しに覗くと男性二人組。「どちらさん?」、と尋ねると、ニチガスと名乗った。
ニチガスは契約した後に大幅値上げするとか、あまりよい評判が聞かないので、要件も聞かずに、「結構です。」、で断った。すると、すごすごと離れていった。
どうせアパートのプロパンガスの切り替えの話しなんだろうな。そう言えば、ちょっと前にニチガスから資料が郵送されていたけど、封も開けずに放っておいた。
以上、アポイントメントの取らずに訪問してきた、頭の悪い営業の話し。
追記
このことを出入りのプロパンガスの会社の担当者に連絡したら、
「ニチガスって営業停止になっているのでは? 営業活動しているのはおかしいね。」
って言われた。送られてきたニチガスの郵便物は、今度プロパンガス会社の担当が来たときに参考資料で渡しておく。
「ニチガス 営業停止」で検索したら、確かに消費者庁のサイトによるとニチガスは8月24日まで営業停止処分になっていた。
名刺も資料も残さなかったのは、こういうことだったのか?
やばいよやばいよの出川哲朗をキャラクターに使っていたけど、営業停止命令の法令順守もできない本当にやばいよやばいよの会社だったのかな。それとも、ニチガスの関係会社の人間だったのかな? それだったら、セーフだったのかな。でも、ニチガスの名前を出して営業しては、ダメだと思うがな。
追記(2023年6月9日)
ニチガスからは以下のようなリリースを出していた。
今回はニチガスの社員を装った奴がやってきなのか、ニチガス社員がしれっとやってきたのかわからないけど、もし装った奴がニチガス社員を名乗ってやってきたのだったら、営業停止処分中を知っていないのと怪しまれるからやめたほうがいいぞという話し。
追記(2023年6月9日)
もう郵送もセールス訪問もしないようにニチガスに連絡するついでに、どうして営業停止の行政処分中に営業訪問しに来たのか聞いてみた。もしかしたら、ニチガスを名乗る別の連中かもしれないので、それも聞いてみた。
ニチガスのコールセンター(このコールセンターの人は営業停止処分になっていることを知らなかった)から営業所に確認してもらって、営業所の担当者から連絡があった。ここでもさすがニチガスで、所在確認できない携帯電話からの電話だった。はじめに本当にニチガスの社員かどうかをいつもの通り疑ってあげた。社員だと言い張るので(当たり前だよね)、社員前提として話しを進めた。
回答は、訪問したのはニチガスの社員だった。営業停止処分中なのは個人のユーザーだけであって法人はOKだそうな。ニチガスによると、アパートは法人だからOKだそうな。
でもさ、消費者庁のサイトに書かれているニチガスの処分の内容を読んでみても、対象が法人とか個人と書かれていないのよね。それとアパートは法人でもないし個人でやっているから、アパート所有者への営業は法人への営業停止処分は該当しないというのは、ニチガスの勝手な解釈だよな。今回の営業訪問は、法令違反のアウトだよな。
まあ、消費者庁にはこのことを言いつけないけど、行政処分もめげずに命令を無視して乗り越えていくなんてある意味、ニチガスはすげえ会社だな、と言ったところでしょうかね。