5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

ようやくCQを出せるようになった話し


アマチュア無線の交信は、最初ある局が不特定の局に呼び出すこと(CQ)で大抵は始まるのですが(もちろん特定の局を呼び出すこともありますが)、最初はなかなかCQを出せません。CQを出せないということは、CQを出している局に応答するだけになります。したがって、交信できるチャンスは少なくなります。

どうしてCQを出せないかというと、慣れないと相手のコールサインを聞き取れないということと、最初ある局から脅されたこともあります。それは、出力の小さい無線機や、簡単なアンテナではCQ出すなと言われたことがあります。この局に言わせると、これは迷惑なことなのだそうです。自分はというと、5W ほどの小さな出力しかだせない無線機しか持っていませんし、アンテナなんて2階のベランダから突き出したどこに飛んでいくかわからないグランドブレーンアンテナです。その局に言わせると、CQを出してはいけない設備です。

最近、外で無線の運用することを覚えて、CQを応答するだけでしたが、なかなか最近は交信できる局も少なくっています。そこで、自分でCQを出すようになりました。上記の心配は全くなしです。意外とトラブルなしに交信できています。コールサインの聞き取りも、わからなければ何回も言ってもらうようにお願いすればやってもらえますし、もしも、聞き取れなければ交信できない旨を言えば交信不成立で言い訳です。頭で考えるよりも、何事も結果オーライということで良いみたいです。たまに、心ないことを言ってくる人もいないわけはないですが、大抵は優しい局ばかりです。まだまだ、アマチュア無線の世界は善人説は通じるのでしょう。しかし、ローバンドの違う周波数帯に行くと、そうはいかないかもしれませんが。

CQを出せるようになって、よりアマチュア無線の交信が楽しくなりました。しかし、CQを出せるようになるまで2年かかりました。

著:加納勉, 編集:Webon編集部
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電波を出すには必ずアマチュア無線の国家資格が必要です。電波法令を守って楽しみましょう。