アマチュア無線をやめたといいながら、ハムフェアにのこのこ出かけていきました。
送信者 メジロ通信(仮称) |
チケット窓口でおじいさんが声高に怒鳴っているわ、警備と主催者の人ともめている人がいるわで、相変わらず悲しい人がいるハムの世界ですが、一つだけいいことがありました。
十代のみなさんが、アマチュア無線の将来を考えてアフター50プロジェクトを立ち上げていらっしゃいました。ブースを出店していて、冊子を配布(通常は販売)されていました。冊子はとても立派なもの。ジュニアハム向けのハムの入門書です。出版社が出しているどのハムの入門書よりもわかりやすく書かれています。
お話しを伺うと、将来50年後、このままでは誰とも交信できなくなってしまうのではないかという、危機感からプロジェクトを立ち上げられたのこと。自らジュニアハムの仲間を増やして、アマチュア無線を残していこうという試みです。すばらしい。がんばっていただきたい。
早速、自分の娘に冊子を読ませます。本人はアマチュア無線の免許を欲しいと口では言っていますが、どうなることやら。
本来なら、JARLがやらなければいけないこと。しかし、今は頼れない。でも、こうした活動があるとは、まだまだハムも捨てたもんじゃないと思いました。
もう一つよいことを思い出した。7J7ACTの三沢のサイモンさんに会えたこと。日本語お上手。交信そのまま想像した通りのお人だった。
電波を出すには必ずアマチュア無線の国家資格が必要です。電波法令を守って楽しみましょう。