5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

Ruby on Railsやめた、という話し


最近、Webシステムのフレームワークとして話題になっているRuby on Rails。先週は、Ruby on Railsの解説本や、そのプログラム言語であるRubyの解説本を買い込んで、サンプルプログラムを打ち込みながら勉強しました。

言われているように、Ruby on Railsは開発工数が少なくなるというのも納得。テーブルの追加変更削除も簡単に実現できるのもよい。データベースが設定ファイルでモデルとリンクしているのもおもしろい。Rubyが綺麗にプログラムできるのもすばらしい。これで、次の案件でRuby on Railsを採用というところですが、しかし・・・。

Ruby on Railsを運用できるサーバー環境というのがないのです。アンドワークスでの案件は、レンタルサーバー(共用)で運用する小規模なWebシステムというのが多いです。なかなかそのようなところでRuby on Railsが運用できるところがないのです。今、アンドワークスで運用しているレンタルサーバー会社に聞いたところ、Ruby on Railsは重いのでダメ、専用サーバーでしたら何とかするよ。という回答でした。今更サーバー会社をRuby on Railsのために変更することも時間的にコスト的に難しいので断念しました。

新しい技術を習得して、案件に活かすことは、とても大きな賭けになります。本当は、どんどん新しいものを取り入れていかなければいけないのですが。

Ruby on Railsの思想を取り込んだPHPのフレームワークがあるということので、今度はこれを調べてみます。開発工数、コストを下げて、顧客が満足できる堅いシステムが提供できるのが一番いいのです。

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