来秋上場と言っているあ(~)る会社から会社案内を送っていいかの電話が母の所に入ったので代わりにとる。最初は会社案内を送るだけだと言っているが、結局は未公開株の勧誘でしょう。
一回目は「母は判断能力はないので電話するな」と言って電話を切る。
30分後、二回目の電話がある。未公開株の勧誘は詐欺が多いので電話しないでと言うが、あくまでも会社の紹介だけだからと言い張るが、最後は「詐欺と言うなら詐欺と思っていればいい。」と捨て言葉で電話を切られる。
また30分後、その上司と名乗る者から電話。一連の電話の謝罪をしたいとのこと。しかし、自分のほうが正しいを思っているようで、最初は謝罪しておけばいいと電話したけど、詐欺と最初に言ったのはあなただからということと延々と言われる。途中で頭を下げるのはやめたようです。最後は、このことは監督官庁に伝えるということでお引き取りいただく。
2回目までは放っておこうか思ったが、3回目の人に伝えると言ってしまったので、まずは消費者センターに連絡しておく。
連絡したのは、かながわ中央消費者生活センターの相談窓口。一連の経緯を聞いてくれたが、最後は別の相談窓口を紹介してもらうのみ。
次は紹介してもらった日本証券業協会の苦情相談受付窓口。ここは証券会社に対してしか苦情を受け付けないそうだ。回答としては、「うまい話はないので近づくな。」ということで、ごもっともな話しでおしまい。話し巧みに勧誘されたら、こちらはもうアウトなのでしょうね。
こういう話しは、少しばかりお金を持った高齢者に対して電話がある。いつも家にいる彼ら彼女らは、いつも危険にさらされている訳です。実際に被害に合わないと、勧誘してくる会社に指導や警告、救済など、どこも動いてくれそうにない。被害に合う前で家族で守らなければいけないようだ。
たちが悪いのは、自分たちからの話しは、皆さんに利益があると装って電話してくること。何もわからない高齢者に未公開株とか何とか説明してもわからないでしょう。最後に損が出ても自己責任だからだと連中は逃げるのが常です。以前被害にあった会社などは、最初から欺す目的で母に連絡を付けてきたのでもっとたちが悪い。これだから、現職総理に株屋はなんやかんやと言われてしまうのです。私も今まで金融商品の勧誘で、まともな会社に出会ったことはない。
母は既に別の件で被害に遭っているので、後見人制度の活用などの対策をとっていますし、迅速に動いてくれる弁護士や司法書士の相談窓口を持っています。まして同居している私のほうに契約や勧誘を回すようにしています。被害は最小限(0にはなりませんが)になるように願っています。