ただ今、お客さんのところでサーバーのディスクの復旧作業をしています。あまりにもファイルの量が多いので、なかなか終わりません。その間に、作業メモをまとめておきます。
現象としては、リブートしようとしても、ファイルチェックになります。ファイルのチェックが終わってもリブートすると再度ファイルチェックとなります。これの繰り返し。
サーバーの電源とケースファンが停止していますので、サーバー交換となります。その前にファイルをサルベージします。今回はRAID1の構成になっていましたので、どちらかのディスクが生きていることを期待します。
ディスクを外して、使っていない他のサーバーに接続してみます。しかし、ディスクを認識しません。仕方ないので別のPCで試してみます。今度はCD-ROMでUbuntuがブートできません。BIOSの起動順を設定してもダメでした。
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また別のPCをお借りします。XPの古めのPCですが、今度はUbuntuが起動できました。普段使っているPCなのでケースを開けてIDEの古いドライブを接続することもできないので、USBの変換アダプターでつげてみます。Ubuntuからディスクを認識できて、必要なファイルにアクセスできました。
それではファイルサーバーに接続してファイルを一旦転送することにしました。しかし、ここでも問題が発生しました。ファイル名が日本語らしいファイルは文字化けしていてコピーできません。古いLinuxのサーバーでしたので、ファイル名はEUCでした。
そこでconvmvコマンドで、ファイル名をeucからUTF-8に変換してしまいます。途中ファイル名が長いファイルで変換が止まってしまいましたが、ファイルの所有者に許可をとって、長いファイル名のファイルを削除してしまいます。これで一気にファイル名をUTF-8に変換してしまいます。
あとは、ファイルのコピーです。USBにつながったディスクからですので遅いですし、ファイルの容量が大きいので時間がかかります。
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