5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

MySQL Workbenchのマイグレーションで文字化けした話し


SQLServerのデータベースをMySQLに変換しようと、MySQL Workbenchのマイグレーションの機能を使ってみた。スルスルとテーブル構造やデータを変換できた。これはすごい。

と思っていたら、日本語で格納した項目はすべて???で文字化け。ダメじゃん、と思って、いろいろ調べてみた。MySQL Workbenchに文字コードを設定できる設定はないし、さてどうしたものか。

どうせ最後にはMongoDBのコレクションに変換する予定なので、CakePHPのシェルで変換プログラムを書いている。そのプログラムからSQLServerを直接見に行けばいいじゃない、と思ってFreeTDSだのODBCだのCentOSにインストールしてやってみると接続はできた。しかし、Linux, Mac OS X, FreeBSDからはSQLServerは接続できないとCakePHPのドキュメントには書いてある。

実際に/Config/databese.phpにSQLServerをデータソースとして設定しても接続できなかった。CakePHPのソースを負っていくとPDOのライブラリが見つからない云々というエラーとなる。

それでも、しつこく調べてみると、無理矢理CakePHPのSQLServerのデータソースを書き換えてSQLServerに接続する方法があって試してみたけど接続できるが文字化けという同じ結果だった。しかし、pearのDB.phpだと文字化けせずにうまく接続できる。でも、今さらDB.phpなんて使うなんてね・・・。

と、諦めているときに、とても当たり前のことに気が付いた。とても恥ずかしいこと・・・。

何とMySQLで文字コードの設定を何もしていなかった。ここのサイトに書いているように/etc/my.iniに

[mysqld]

character-set-server=utf8

[mysql]
default-character-set=utf8

[mysqldump]
default-character-set=utf8

を設定しみる。今度は、MySQL Workbenchのマイグレーションで文字化けせずに、うまくSQLServerからMySQLに変換できた。

やれやれ、大変な回り道をしてしまった。もっと早く気付けよ > 自分。

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