5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

キヤノンのiVIS HF2の動画ファイルのバックアップをした話し


ずっと前に買ったキヤノンのiVIS HF21というビデオカメラがあるが、内蔵メモリが一杯になりそうで、ファイルを吸い出すことにした。今までは、ソニーのハードディスクレコーダーにコピーしていたけれど、今回どうした訳かコピーできない。メーカーが違う訳なので、調べてもわかりそうもないので、ファイルサーバーに動画ファイルをコピーしてみる。

QNAPのファイルサーバーにビデオ用の共有フォルダを作ってそこに出力する。iVIS HF21はPCにUSBケーブルでつなげて、ドライブ扱いにする。あとは簡単にBunBackupを使ってQNAPの共有フォルダに同期をとる。AVCHDなんて何? ということで適当にディレクトリ以下の全部同期をとっておく。

一台だけのバックアップでは心許ないので、先日構築したFreeNASにもQNAPからバックアップをとっておく。FreeNASにrsyncのサーバーを起動してビデオバックアップ用の共有フォルダのモジュールを作成しておく。QNAPのバックアップマネージャーからrsyncのリポートサイトとしてFreeNASが見えればOKである。リモートサイトにQNAPからログインのテストがあるので、これに通れば問題なしである。これは簡単。

もう一つ、場所の離れたCentOSで動いているサーバーにもバックアップを取るように設定する。こちらは、rsyncのデーモンで動くように設定する。/etc/rsync.conf は以下の通り。

# cat /etc/rsyncd.conf
### Global Options
uid = root
gid = wheel
use chroot = yes
log file = /var/log/rsyncd.log
pid file = /var/run/rsyncd.pid
hosts allow = 192.168.0.0/24 192.168.1.0/24
hosts deny = *
dont compress = *.gz *.tgz *.zip *.pdf *.sit *.sitx *.lzh *.bz2 *.jpg *.gif *.png

### Module Options
[video-backup]
comment = Video Backup Server
path = /public/video
read only = no

以下のサイトを参考にさせてもらった。

rsync でディレクトリの同期(バックアップ)

maruko2 Note.

ついでに、rsyncをデーモンで起動できるようにスクリプトを追加する。こちらの参考したのは上記のサイトから

トーク:rsync でディレクトリの同期(バックアップ)

maruko2 Note.

あとはエラーでログに残るので、/etc/hostsに同期元のIPアドレスを登録しておく。

SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。