風呂の水を流そうとしたら、同じユニットバスのトイレの排水口から水が溢れるという報告がありました。試しに風呂に水を溜めて流してみたら、トイレのほうが水浸しになります。
水道屋さんに階下のユニットバスの上の口から見てもらったら、ユニットバスから縦管につながっている排水管のパイプと逆傾斜になっていると言われました。これでは流れていきません。
何で長い間わからなかったのだろうかと思ったら、住んでいる人はずっと風呂を使ってなくてシャワーだけで済ませていたようです。しかもその前に住んでいた人は、風呂を物置にして水も流していなかったし。
これは建てたときの設計ミスです。建てて四半世紀で見つかるなんてとは困ったものです。その他にもたまにこんなことが出てきます。劣化して修理をすると、何てこんなつくりになっているかと驚かせられることがあります。ベランダ下の見えない屋根裏に廃材が突っ込んであったり、普通の脚立で届かない天井に照明器具を取り付けてあったりと、大手の住宅販売の会社でも、こんないい加減なことをしてくれます。
というわけで、何とか水が溢れないようにしなくていけません。今のパイプに正しく傾斜を付けて縦管につなぎなおせばいいのですが、天井裏は狭くて工事ができません。外の壁伝いにパイプを付けるということ案もでましたが、これは下のコンクリートに穴を開けたりと大変な工事になります。
結局は2階から下に来ている雨どいのパイプにつなげてしまおうということになりました。このパイプは2階の洗濯機の排水も流しています。見た目は悪いですが、これが一番確実で簡単です。
3時間ばかりの水道屋さんの頑張ってくれた工事で、風呂の排水がユニットバス内に溢れることなく流れるようになりました。これで温かい風呂に入れます。
最近は水回りの対応が多くなりました。水回りの不具合は放っておくと、後で大変なことになります。
“アパートの風呂の排水工事をした話し” への5件のフィードバック
災難でしたね。メーカーに構造欠陥として責任取らせては?
建てた住宅メーカーは既に潰れて存在しないのですわ。最近話題の粉飾決算の電気メーカー系。
あー でも施工会社は?
どこなんでしょ?
うわー