一番でペンタックスのタッチ&トライのコーナーでKPを触ってきました。でも、今年も何か前にあったざわざわとした感覚がよみがえります。
最初にコーナーに直接並べません。通路をはさんだ別の列に並ばされます。知らずに直接並ぶと係の人に注意されます。これは前にもやってしまいました。しかし、声を出して案内していないので、皆さんひっかかります。ステージの横が並ぶ列ですので、うるさくできずに案内できないのはわかります。つまりブース内の動線がいつもながら悪いのです。
しばらくして呼ばれてようやくカメラを触ることができます。カメラ1台に1人の係の人が付きます。付いた人は、おそらく営業の人ではなくて開発関係か技術の人でしょう。以前もそうでした。とても寡黙で自分からは何も説明してくれません。仕方ないので。こちらからいろいろ聞いていきます。おそらくお客さんが満足するまで触らせるというペンタックスという会社の気遣いでしょうか。
今回のKPの場合、
「どこが特徴なのでしょうか?」
「だいぶ厚みが薄くなって、感度も良くなっています。」
「このカメラを買ったときに一緒に買う最適なレンズはありますか?」
カタログを見せながら「このリミテッドレンズがいいです。」
「古いフィルムのレンズは付きますか?」
「Kマウントでしたら付きます。」
これ以上話しが続かなくなります。こちらはギブアップで終了です。
薄くなったというところを、MX並にもっと小さいカメラを出しておくれよ、まだまだペンタックスは本気出していないでしょ、なんて言いたいところをぐっと堪えます。何かこちらから要望なんて言ったら悪いなんて気がしてきます。私だったらQを買えや、と言うかもしれません。
エンジニアがイベントで製品を説明することのメリットって何でしょうか?
製品のより詳しいことをお客さんに伝えること。
お客さんからのフィールバックを次の開発につなげること。
こんなもんでしょうか。
同じブース内のリコーのTHETAの説明の人は、反対にとてもフレンドリーでした。こちらの知りたい以上のことを教えてくれました。
THETAを買ってしまおうかと思ってしまいましたよ。
“毎度CP+のペンタックスのタッチ&トライのコーナーで思う…” への3件のフィードバック
実はエントリー向けのK70の性能が相当良くて、この機種のポジショニングが難しいと思っていました。
なんとなく説明員の方のパワーも感じられないのもわかる気がする。
+Y Ena それでもこんな機会だから、お客さんとはしゃべってしゃべってやったらいいのにと思いますわ。せっかく高い金が出して出展しているのにもったいないわ。少しでもファンが増えるのに。
東芝とニコンのブースを見ながら、心の中でがんばれを言いました・・・。
むかし PENTAX LXが憧れのカメラだったな〜♪