長時間稼働したままだとアクセスできなくなるNET GEARのスイッチングハブに代わりに、バッファローのスイッチを入れ替えたました。
だけど、ファンがうるさいというクレームがツレから入りましたので、新しいスイッチングハブを導入します。導入したのは、TP-LinkのTL-SG1016DEという16ポートのスイッチングハブです。TP-Linkは今まで無線LANのアクセスポイントを買ったことがありますので何とかなりそうです。
アマゾンに夕方に注文して午前中に到着しました。アマゾンはさすがに速いです。しかしながら、海外メーカーといってもVLAN可能なスイッチングハブも安くなったものです。この値段ではハブ機能だけでも国産メーカーでは買えません。もちろんファンレスなので静かです。ただし、16ポートのスイッチングハブですので図体はとても大きいです。バッファロー、NET GEARと16ポートのスイッチングハブを買ってきましたが、TP-Linkのこのスイッチングハブが一番大きくなりました。
VLANとかポートミラー、QoS、簡単な管理機能が付いてきます。今のところスイッチングハブしか使う予定がありませんので、各機能は無効にしています。デフォルトの設定はVLANなどの機能は無効になっていますので、そのままだと単純なスイッチングハブとなります。今回はスイッチングハブの機能しか使わないと言っても、とりあえずはIPアドレスくらいは設定していきます。
まずは、IPアドレスを振ります。192.168.0.1がデフォルトらしいので、現在のLANのサブネットのIPアドレスに振り直します。マニュアルではhttp://192.168.0.1/にアクセスしろと書いてありますが、このままではアクスできないので、以下のTP-Linkのサポートサイトから管理ユーティリティ(Easy Smart Configuration Utility)をダウンロードして(付属のCD-ROMにも入っているらしいけど)LAN上のTL-SG1016DEを検出させてしまいます。
Easy Smart Configuration Utilityを起動するとLAN上のTP-Linkのスマートスイッチ一覧が表示されますので(TL-SG1016DE一つしか表示されないけど)、ログインアイコンをクリックして管理画面にアクセスします。デフォルトのID/パスワードはadmin/adminでした。マニュアルのどこかに書いてあるようですけど、見つからなかったので適当に入れたら当たりました。パスワードも後で変えておきましょう。
IPアドレスを設定してしまえば、Easy Smart Configuration Utilityを使わなくても、Webブラウザで http://設定したIPアドレス/ で管理画面にアクセスできます。いずれにしても、どちらでも日本語化されていないので英語のままです。ネットワークに関する簡単な英語ですから日本語ではなくても問題ないでしょう。
ついでにファームウェアアップデートもしてしまいます。以下のサポートサイトからV3のファームウェア(公開日: 2017-05-30)をダウンロードします。スイッチングハブの裏面のシールを確認したらV3で大丈夫のようでした。
ファームウェアのアップデートはEasy Smart Configuration Utilityで行います(Webブラウザの設定画面でもできますが)。こちらはダウンロードしたファイルを指定してアップデートしてしまうだけです。意外と時間がかかり、まさか失敗したかもしれない不安を押させながらアップデートを完了するのを待ちます。
TP-Linkのスイッチングハブはファームウェアをアップデートすると、設定を全部クリアしてしまうようです。IPアドレスの設定は残してくれるのでまだマシですが、いろいろ設定した後のファームウェアアップデートは注意した方がよさそうです。設定をファイルに出力することができますので、必ずアップデート前に設定ファイルを出力しておきましょう。
以上でスイッチングハブの機能しか使っていないので設定は完了です。これから正常に再起動させなくても長期間放っておいて動くかを検証していきます。時間があったら(目的があったら)、VLAN、QoSとかリンクアグリゲーションを試していきましょう。