ようやく息子のPCをSSDにクローンすることができた。
Windows10とUbuntuのデュアルブートのハードディスクからWindows10のパーティションだけをSSDにクローンすることができた。
前の記事でAOMEI Partition Assistantをつかってパーティションを抜き出してバックアップをしてみたと書いたけど、結局はブートできなかった。
今後はEaseUS Disk Copyを試してみる。結論から言うと、これはパーティションだけのクローンができなかった。ディスクごとだとクローン先のSSDの容量が小さすぎて、やはりクローンできなかった。EaseUSのシリーズは、今回は残念ながら全滅だった。
次に試したのは、パーティションのバックアップができると聞いてMacrium Reflectを試してみる。ソフトは日本語化されていないけど、画面でのディスクやパーティションのコピーの操作はとてもわかりやすい。Macrium ReflectにはハードディスクからSSDに直接クローンする機能があったけど、こちらは途中でエラーになった。ダメ元で一旦バックアップファイルを出力してからリストアしてみる。バックアップファイルを出力するときにWindows10のパーティションと回復パーティションの二つをバックアップファイルに指定する。
SSDで起動してみると、grubのプロンプトが出てきた。何かしらブートできているようだ。本来ならば、ここでWindows10かubuntuをどちらかブートするのか選択するのだけど、ubuntuのパーティションがないのでプロンプトが表示されたのだろう。
次にgrubを削除してWindows10をブートできるようにする。これは新しくブートローダーを上書きすればよいらしい。「grub 削除 windows10」でGoogleさんに聞くと、Windows回復ディスクで起動してコマンドプロンプトで
bootrec /RebuildBcd
bootrec /fixMbr
bootrec /fixboot
を打てばよいとたくさんのサイトには書いてあった。しかし、自分のところでは、
bootrec /fixboot
で「アクセス拒否されました」になる。
そこで、こちらのサイトに書いてあるように
bcdboot C:/Windows
を実行するとWindows10が起動できるようになった。どうしてかはわからない。ブートローダーに関しては、まだまだ勉強不足である。きちんとPCを終了してから電源を入れてWindows10が起動できることも確認する。
お終いに、このままでは、
Windows10 パーティション|回復パーティション|空きパーティション
となって、Windows10のパーティションを増やせないので、
Windows10 パーティション|空きパーティション|回復パーティション
パーティションを移動する。パーティションの移動は、Windows10付属の「ディスクの管理」ではできないので、AOMEI Partition Assistantを使う。詳しい方法は、AOMEIのサポートサイトから。
以上、無事にWindows10のパーティションも大きくして、当初の目的が達成できた。Windows10のパーティションと回復パーティションの二つのパーティションをクローンすることがポイントだったかもしれない。
もしパーティションのクローンできなかったら、Windows10のクリーンインストールをしなければいけなかったところだった。
自作PC用に一番左のWindows11のパッケージを実際に購入しましたが、問題なくインストールできました。Windowsは使うPCの分だけ正しくライセンスを購入しましょう。