自粛要請だったからではないけど、昨日でようやくLinuxからQNAPにサーバーを移行した。QNAPを買ったのは、ほぼ一年前である。
今まで忙しいとか気が乗らないとかの理由で、サーバー移行を放っておいたのは自分が悪い。
今回移行したのはLinuxサーバーで動いているIMAPとSambaサーバーである。IMAPのほうははそのまま移行したのではなく、QNAPのDockerコンテナの上でDovecotで動いている。成果はGitHubに置いてある。自分のネットワーク内で動けばいいという位のいい加減なコンテナである。
[linkcard url=”https://github.com/muneando/docker-simple-dovecot“]
見返してみるとコミットメッセージもいい加減である。自由にForkして自由に書き直してね
ファイルサーバーはQNAPの本来の仕事である。今回のQNAPはバックアップに使っていた。それが原因かもしれないが、最初はWindowから共有フォルダでアクセスしたときにファイルの書き込みができなかった。調べてみると、共有フォルダの書き込み権限(どうしてゲストに書き込み権限が必要なの?)がなかったことと、共有フォルダ以下のファイルとディレクトリのグループがバックアップ先のグループIDになっていたことが原因だった。グループはドメインユーザーに変更して解決した。そのときは、管理者でターミナルでログインできないと設定できないので注意。
あとは各ディレクトリのバックアップの設定をしておく。こちらは、前回のRedmineのMariaDBのバックアップと同様に、HBS3でバックアップを行う。HBS3はとても楽チンである。バックアップ先は、もう一台のQNAPとHPのMicroServerにインストールしたFreeNASの2台である。本当なら、どちらかを別の場所に置けばいいのだけど。
ファイルサーバーとIMAPは、ほぼツレしか使っていないので、ツレのPCで設定変更を行っていく。ThunderbirdでIMAPを見ているので、MailDirのディレクトリコピーではなくThunderbirdでメールメールのコピーをしておく。ファイルサーバーはドライブの切り替えで完了である。
以上で、1年かかって(さぼっていただけだけど)LinuxサーバーからQNAPに移行ができた。とても時間がかかった。



SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。
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