寝ていたら緊急地震速報が鳴った。少し時間が経ってから大きく揺れだした。とても長く揺れる。
揺れが収まると停電になっていた。スマートフォンの懐中電灯アプリで、本物の懐中電灯に電池を入れる。テレビがつかないのでラジオにも電池を入れておく。電池は単1から単4までストックしてある。電池を入れたままにしておくと、万が一液漏れで使えなくなるかもしれないので、普段は電池を抜いておく。
事務所(自宅兼事務所)に行くとUPSのブザーが一斉に鳴っている。UPSのバッテリーがあるうちにサーバーをシャットダウンする。メインで使っているQNAPが正常にシャットダウンできたのはよかった。サブのQNAPはUPSと連動して自動的にシャットダウンしていた。
電話はひかり電話のゲートウェイがUPSにつながっていたので回線はつながっている。そして電話機は電池でバックアップできていたのでツレの実家に連絡できた。ツレの実家は同じ市内だが、そちらは停電はないそうな。
こちらは東日本大震災のときも長時間の停電があったし、計画停電の対象でもあったので、東京電力管内で電気的に弱い地域なのかな?
情報はラジオだし、インターネットの繋がりにくいので、状況はわからない。このまま起きていてもしょうがないということで寝てしまう。明日は娘が国家試験を受けに行くので、落ち着いて睡眠を取らせたい。
寝だすと向かいの家の人がずっとクルマのエンジンをかけているのが気になる。覗いてみるとスマートフォンの充電をしている。1時近くまでエンジンをかけっぱなしであった。ちょっと迷惑である。ご近所トラブルになるから、何も言わない。
ようやく静かになったと思ったら、今度は野良猫が騒ぎ出す。猫どもも地震で興奮してしまったのかな。それか春になったからかな。
停電は1時半くらいに復旧した。短いようで長かった。スイッチが入れっぱなしの照明がついてわかった。これで安心して寝られる。でも、電気がないと何もできなく生活なのね。しかたないか・・・。
翌朝、サーバーを起動する。何も問題なく起動できた。サーバーの復旧のために休日を潰すかと思ったけど、何もなくてよかった。
モバイルはOCNモバイルとIIJmioのeSIMでつながているが、OCNモバイルのほうが繋がらなくなっていた。翌朝、Pixel4を再起動したら、OCNモバイルがつながるようなった。これは単純にPixel4のSIMカードの切り替えの問題だったのかな?
以下は、停電したときのUPSとサーバー、PCの連動を見直した話し。
実は作業用のPCに、CyberPowerという安価な中華製UPSをつなげていたのだが、安価ながらもきちんとシャットダウンしてくれたようだ。ディスプレイをUPSから電源をとっていなかったので、確認できなかったという失態をやってしまった。ディスプレイをUPSに接続する。しかも、CyberPowerの電源管理アプリケーションであるPowerPanelを、怪しいソフトと思ってアンインストールしていた。
メインでファイルサーバーとして使っているQNAPがオムロンのUPSに接続されているけど、停電したときに自動シャットダウンしていなかった。強制的に電源ボタンを押してシャットダウン処理を行う。でも、自動的にシャットダウンしないのはおかしいと思ったら、QNAPとオムロンのUPSとがUSBケーブルでつながっていなかった。外部のハードディスクをつないだときに、QNAPの背面にUSBのポートが2つしかないので(一つはプリンタ)外したままだった。QNAPの前面にあるUSBポート(COPYと書かれている)にオムロンのUPSをつなげておく。こちらのポートはUSBメモリ用だと思ったけど、無事にQNAPからオムロンのUPSを確認できた。
おそらくこれで停電したときにシャットダウンしてくれるようになるけど、時間があったら本当にシャットダウンするか実験しておく。
FreeNASのサーバーも、オムロンのUPSの停電時の通知を受け取って自動的にシャットダウンするように、UPSのスレーブの設定をしておく。こちらも実験が必要である。
あと、エネループとかの充電電池と、いくつか持っている古い使っていないモバイルバッテリーを充電し直しておく。本当ならAC電源までつかえる大きなポータブル電源を買っておけばいいのだが、万が一のために数万の出費をするかどうかは迷うところである。
自分のところにサーバーを持っていると、いろいろ大変なのである。サーバーはレンタルサーバーとかに預けておいたほうが楽だな。
“大きな地震で停電があったので、サーバーとPCにつながっているUPSの設定を見直した話し” への1件のコメント
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