5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

QNAPの初期化が自力でできた話し。これで元通り。


QNAPのサポートにも古いからノーサポートと言われ、しかし何とかいろいろなサイトの情報でQNAPを自力で初期化ができました。

まずはQNAPの設定のバックアップファイルを使ってリストアしてしまいます。設定ファイルをリストアすると、ユーザーや共有フォルダまで元に戻してくれました。しかし、adminのパスワードまで戻してくれますので、adminを無効にしていたのでログインできなくて困りました。管理者ユーザーでログインすればよかったのを気がついたのは遅かった。

現在は最新のファームウェアに更新しています。

しかし、最新のファームウェアのときに障害が起きているので注意が必要です。おそらくこれ以上の新しいファームウェアはリリースしてこないかもしれません。よって、新しいQNAPに買い換えないといけないかもしれません。

あとの作業としては、大元のファイルサーバーとして使っているQNAPからHBS 3 Hyblid Backup Syncをつかってバックアップを再度実行して完了です。

今回の教訓としては

  • いくらRAID5の構成でも2台ハードディスクが故障したらおしまい。必ずバックアップを取っておこう。
  • ディスクは長時間確保しておかないで、新しいハードディスクを注文した方がいいかも。昔に購入したハードディスクは実は壊れていたとかあるかもな。
  • RedとかNAS用のハードディスクは、長時間電源入れっぱなしだから壊れるときは壊れる。だったらBuleとかの安い向けの安いハードディスクにすればいいと思うけど、もっと壊れそうなので、やはりここは保険と思ってRedにしてしまう。
  • QNAPの対応方法を調べても、バージョン違いとか過去と現在の情報が入り乱れているから、よくよく精査して対応していったほうがよいかもね。もしかしたら、検索して出てくるサイトの情報が正しくないかもしれないな。
  • コントロールパネルにアクセスしたときに、ChromeとFirefoxの違いがあるなんて初めて知った。ChromeでダメだったらFirefoxでアクセスしてみよう。
  • もし、何か原因不明の不具合があったら一つ前のファームウェアで試してみよう。
  • 古いQNAPの製品はサポートしてくれないので、自力で何とか対応していこう。ディスクを初期化するということは、何をやっても怖くないぞ。でも、本体が壊れていたらどうしようもないけど。

ということでしょうか。

ちなみにWDのRedのハードディスクは、2勝2敗で半分を交換した。今回は上の写真の3台を交換する羽目になった。ウエスタンデジタルのRedは、今回はまとめて壊れすぎという印象がある。一つずつなら、何とか対応できるのだが、まとめて壊れるとRAID構成でも対応できない。

ところで、QNAPのディスクが壊れて情報をGoogleさんに尋ねると親切なサイトが見つかる。しかしどういう訳か、最後に「QNAPのディスクの交換は素人はやるな。」と書いてある。それが何件かのサイトが引っかかる。よくそんな記事を書いているサイトは、ハードディスクのデータ復旧会社が書いた記事なのね。詳細なQNAPでのディスク交換の記事を書いておきながら、最後に自分の会社の営業をするという不思議な会社が何社もあるのでした。

SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

続きはこちらから

“QNAPの初期化が自力でできた話し。これで元通り。” への2件のフィードバック