5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

QNAPの設定ファイルをリストアしても、共有フォルダは勝手に戻してくれないという話し


ようやくQNAPが復旧しました。

しかし、HBS 3 Hyblid Backup Syncを実行したところバックアップに失敗します。調べてみると共有フォルダのディレクトリが存在しないようです。

設定ファイルのリストアで共有フォルダの設定が残っていますが、実際にはディスク上にはフォルダがないようです。これは、sambaの設定ファイルに共有フォルダの設定があるだけで共有フォルダのディレクトリまで作成してくれないというのが原因のようです。不思議なことにFileStationでも実体のないフォルダが表示されています。FileStationからは同じディレクトリがあると怒られて共有フォルダを作成できません。

こちらの対応は、sshでログインしてフォルダを作成してしまいます。フォルダ(ディレクトリ)が実際にどこに作成された共有されているかは、sambaの設定ファイル(/etc/smb.conf)の内容を確認すればわかります。ちなみにこちらのQNAPでは/share/MD0_DATAに共有フォルダのディレクトリが作成されていました。

sshでシェルを取り扱えないと、設定ファイルでリストアしても元に戻せないということでしょうか。何か中途半端な設定ファイルのリストア機能です。

今まで作成した共有フォルダのディレクトリをせっせと作成していきます。これでHBS 3 Hyblid Backup Syncのバックアップを無事に開始できました。

ついでにバックアップの設定の見直しをしました。QNAP同士ですとHBS 3 Hyblid Backup Syncを使うと、スケジュールなしでリアルタイムに同期してバックアップを取ることができます。もちろん、アーカイブしてのバックアップも対応しています。

QNAPを導入したらHBS 3 Hyblid Backup Syncを使わない手はありません。

SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

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