先日の記事で、「本人限定受取で郵便局から電話があったけど、何かおかしい。」と書きましたが、今日、その本人限定受取到着通知書が送られてきました。
本人限定受取の中でも「特定事項伝達型」という種類でした。サイトによると受け取りは、
郵便窓口(郵便局の窓口を除きます。)または名あて人本人に配達
本人限定受取 – 日本郵便
と書いていますので、時間指定すれば配達してくれるらしいです。ところで、郵便窓口と郵便局の窓口の違いは何ぞやというツッコミはよしとして、同封した注意事項に疑問が。
個人情報の取り扱いとして、生年月日と本人確認資料(例えば運転免許証)の記号番号を記録するよとなっています。よく本人限定受取のサイトを読んでみると、特定事項伝達型というのは
次の情報が弊社ホームページ(登録制)からダウンロードできます。
本人限定受取 – 日本郵便
- 本人確認書類の名称、記号番号
- 本人確認書類に記載されている名あて人の生年月日
- 本人確認を行った者の氏名
- 本人確認書類の提示を受けた日時
- 「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に規定する本人確認レベルです。
となっています。インターネット経由で、個人情報をダウンロードできるのでしょうか? これが本当でしたら怖いですね。ダウンロードできるということは、差出人に個人情報のデータ残るし、郵便局には運転免許証のコピー物も残るし、ネットワークからはクラックの対象になるし、リスクは大きそうです。
個人情報の管理なんて、一番いいのは不要な個人情報を持たないことだと思うのだが、いかがなものだろうか?
ところで、照合した後、この個人情報はいつ削除されるのでしょうか? 単なる本人に正しく配達されたかどうかの確認だけだったら、身分証明書を見せて本人として確認できたらいいのではないのか? 後で監査とかやるのか?
大昔、郵便局で金銭を受け取るときに本人確認で免許証をコピーされましたが、あれって大丈夫だったのか? 今は、どこぞの店でも会員証を作成するときは、免許証をコピーさせることがありますが、あれも個人情報の管理が悪い店だと、巷に情報が回しっていくのでしょうね。名前、住所、電話番号、生年月日、その人の嗜好くらいの情報は、勝手に回っていることを覚悟しなければいけない。PTAでクラスの連絡網が作れないなんてレベルは、いちいち気にしなくてはいけないレベルかも。しかし、いろいろなところに、個人情報が束になってありそうで気持ち悪いな。きちんと管理されることを願います。
受け取るときに、郵便局の窓口の人に、こんなことを言ったら、肝心の郵便物をもらえないかもしれないので、言うのはやめておこうかな。郵便局は、言っても正しく答えてくれなそうだし、それが決まったしくみだと通すだけだし、言うことを聞いておくのが無難なのでしょうか?
以前、下記のようなトラブルがあったので、私は郵便局に信頼していないから、こんなことを言っている。もっと、信頼が寄せるられるものなら、なにも疑わずにすべてお任せできるのに。
郵便で送ってきたDMに受取拒否スタンプを押して捺印をして郵便ポストに入れると、心ある業者であれば送ってこなくなる。ただし、心ある業者ならばね。ヤマト運輸のDM便はまた違うので注意のこと。
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追記(2021年10月14日)
近頃、この記事のアクセスが多くなったので、再度本人限定受取について日本郵便のサイトを見てみました。マイナンバーカードでの確認が入ってきたので、ダウンロードできる情報が変更になったようです。
次の情報が当社ホームページ(登録制)からダウンロードできます。
本人限定受取 – 日本郵便
- 本人確認書類の名称
- 本人確認書類の記号番号(法令等により、利用が制限されているものを除きます。)
- 本人確認書類に記載されている名あて人の生年月日
- 本人確認を行った者の氏名
- 本人確認書類の提示を受けた日時
運転免許証で確認したら、運転免許の番号を差出人がダウンロードできてしまうということなのかな? マイナンバーなら制限されてそうだからダウンロードされなくて済むということなのかな?
いずれにしても、最近はほぼ本人限定受取での郵便は来なくなったので、こんな心配はしなくてよくなりました。あまり本人限定受取は人気がないのかな?
所詮、ダウンロードする差出人の会社には、個人情報を登録して何らかの手続きをした結果で本人限定受取で何かを送ってくる訳だから大丈夫(差出人の会社は個人情報の管理はしっかりしているはず)だと思うのですが、間に余計な日本郵便が入っているというのがちょっと不安になるのです。使用目的くらいは提示しておいて欲しいわな。