スマートフォンからNTT東日本推奨のAGEphoneでひかり電話経由で通話をすると、こちらの声が途切れて相手が聞き取れないようです。
ここでひかり電話をスマートフォンで使うのは諦めてもいいのですが、諦めきれないので、別のSIPクライアントアプリを探します。
今度見つけたのは、オープンソースのVOIPクライアントアプリケーションのLinphoneです。
Google PlayからLinphoneのダウンロードはこちらから。
LinphoneのAssistantメニューから「USE SIP ACCOUNT」を選択して、後は適当にひかり電話のログイン設定をしてあげて、NTT東日本からレンタルされているPR-500KIに接続できるようにします。Username, Passwordは、PR-500KIの内線設定で設定した値を設定します。Domainは、PR-500KIのIPアドレスを設定します。おそらくこれでわかなければ、ひかり電話をスマートフォンからLinphoneで利用するのはやめた方がいいかもしれません。
あと特に設定したことは、AudioのCODECSをPCMUだけにして、それ以外を無効にしたくらいです。これで発信も着信もできて、音声も途切れることなく電話ができました。
スマートフォンのAndroidがアップデートしたり、Linphoneアプリ自体のアップデートがかかると電話ができないなどのトラブルが、これから発生するかもしれないので様子見です。
先ほど、お客さんから電話がかかってきて、Bluetoothのヘッドセットで会話をしましたが、相手もソフトフォンアプリで応答していることも気がつかないかったので、うまくLinphoneが動作しているのでしょう。
Linphoneはひかり電話推奨のAGEPhoneよりも素晴らしいくらい使えます。ただし、アプリは英語ですし(どこかで日本語化できるかも)、電話帳の並びが名前ですので、漢字、ひらがな、アルファベットの名前で入り乱れていい加減で使いにくいところがあります。AGEPhoneと違って、会話の録音などの機能が最初から付いていますので、その点はよいかもしれません。内線転送ができるかはわかりません。
ちなみにLinphoneのアイコンは、魚のエイとサメではなくて、じっと見てみると吹き出しと受話器だったのね。ちょっとわかりにくいので、開発チームは変えたほうがいいぞ。余計なお世話かもしれないけどさ。
私の電話機を選ぶ基準は、まずはカールコードがないこと。受話器がワイアレスだとコードのねじれを気にせずに楽です。後は、着信拒否の登録件数の多さでしょうか。50件程度でしたら、すぐに登録が一杯になります。100件以上着信拒否ができる電話機を選びます。
追記(2023年8月3日)
電話帳に登録するとNTT東日本のドメインが一緒に登録されて発信できないし、そもそも最近になって発信すると406エラーになって発信できないので、Linphoneの使用を諦めました。
時間があれば、別のSIPソフトフォンを探します。
“ひかり電話のソフトフォンをAGEphoneからLinphoneに替えてみた話し” への1件のコメント
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