アマチュア無線はもうやめたとか言っていましたけど、ツレが地域の防災無線クラブの人に言われたらしく、やはり免許はあった方がいいということになり、再開局の手続きを頼まれました。ついでに自分の免許も手続きをしてしまいます。
気持ち悪いところには関わらないようにします。
さて、再開局の手続きは総務省の電波利用 電子申請・届出システムでできます。再免許というよりは失効してから時間が経っているので、開局申請となりました。しかし、このシステムが曲者というか、こちらの理解が足りなかったというか、免許を手に入れるのに3ヶ月近くかかりました。
まず一つ目の遅くなった原因は、ユーザー登録をやりなおしたことです。以前登録したユーザーIDはパスワードが使えなくなっていました。電波利用 電子申請・届出システムではパスワードを忘れたら、本人確認をWeb上で行うのではなく、いまどき郵送でパスワードを送ってくるという十数年前のような手続きが必要でした。まずは、郵送でパスワードを再発行をしてもらうのを待ちます。
次に遅くなった理由としては、古い無線機を申請したことです。適合表示無線設備の一覧表に無線機が存在していたので申請可能だと認識しました。ところが、後で送られて来た補正依頼によると、この無線機は技適を受けていない無線機に該当するのでJARDに言えとのことでした。適合表示無線設備の一覧表に無線機が存在するのに電波利用 電子申請・届出システムはおかしいと思いつつ、そこを押さえて古い無線機を設備から外して申請し直します。適合表示無線設備の一覧表に無線機があったとしても、それが必ずしも適合された無線機ではないということなのでしょうか。だったらら適合表示無線設備一覧って何なのよ、となりますが、お役所のやることですので、よくわかりません。
また遅くなった原因としては、申請してから補正の通知が来るのに3週間かかります。また、申請して補正してと繰り返すと数ヶ月かかりそうです。電子申請と言ってもシステムが自動的にチェックせずに人が目視でチェックしているのでしょうね。おそらく、こちらで入力したフォームを紙に一旦印刷して、赤ペンでチェックしているのでしょうか。そんなバカなということを平気でやってそうなので、行政のシステムなんてまともに信用しないほうがいいです。
もっとも遅くなった原因は、免許状を郵送で送り返うのに返信用の封筒を送らなかったことです。これは私のミスであります。返信用の封筒を送るのが忘れていました。郵送料を取られたので、てっきり何もしなくても免許状は送ってくれるのだと思い込んでいました。法務省の登記簿は、返信封筒なんて送らなくても送ってくれるのに。郵送してもらわないと、わざわざ関東総合通信局まで取りに行かないといけないしで、これはこちらの思い込みが敗因です。
返信用の封筒を送らなかったおかげで1ヶ月以上放っておかれました。慌てて返信用の封筒を送ったら、それから1週間以上経って、ようやく無線局の免許状が届きました。
以上、11月末に申請して、2月半ばにようやく無線局免許が手に入るという、何やっているのだが、とりあえず免許は維持しておくだけになりそうです。
電波を出すには必ずアマチュア無線の国家資格が必要です。電波法令を守って楽しみましょう。