アパートの入居者からの報告があった。トイレのレバーにつながっているチェーンが外れて水が流れなくなったそうな。よく聞いてみると、フロートゴムがボロボロになって、つながっているチェーンが外れている。そこで、水を流すときはタンクの手を突っ込んでフロートゴムを引き上げているそうな。
実際に部屋に入ってトイレのタンクを見てみると、言っている通りフロートゴムが経年劣化でボロボロになって溶けている。上部に付いているはずのチェーンがつながっていない。これでは水が流れない。
パナソニックというかナショナルというかINAXのフロートゴムの交換はしたことはあるけど、TOTOはやったことはない。安全のために出入りの設備工事業者に連絡して、フロートゴムの交換を手配してもらう。
業者によるとフロートゴムの交換では済まなかったそうな。どうもボールタップから水漏れをしている。だいぶ古いボールタップだったのでこちらも交換してもらう。ボールタップの手持ちがないということで、こちらで確保していたボールタップを提供して交換してもらう。
おそらく他の部屋も同じような年数が経っているので、フロートゴムが劣化していると予想される。そこでわざわざ業者にお願いするのも悪いので、交換したフロートゴムの型番を紹介してもらう。
聞いたことないメーカー(業界では有名なのかな?)だけど、ネットで調べたらゴムフロートの寸法の図面が出てきた。こちらの寸法から、互換のあるゴムフロートをアマゾンに注文しておいた。ついでにボールタップも合わせて注文する。
本当はトイレのタンクはTOTOだから、ボールタップやゴムフロートもTOTO純正がいいのだろうけど、値段に負けてSANEIにしておく。自宅でもボールタップを交換してSANEIのボールタップにしているけど、特に不具合が出ていないので大丈夫かと思う。
追記(2023年10月12日)
出入りの不動産業者の本件のことを話したら、トイレのタンクに洗浄剤(ブルー○ッ○とか)を入れていると、ゴムフロートやボールタップの劣化が早くなるそうな。だから、洗浄剤はタンクに入れることはお薦めしないそうな。
気を付けよう。