我が家の玄関は電磁ロックで、スマートキーのQrio Lockを付けている。
しかし、電磁ロック自体が調子悪い。本来であれば、ドアを閉じると自動的にロックがかかるのであるが、全くロックがかからない。しばらくしてQrio Lockがロックをかけてくれる。これでは、防犯上心配である。
出入りの不動産会社に鍵屋を紹介して対応してもらう。しかし、鍵屋によると、この電磁ロックは対応できないそうだ。
ハウスメーカーが建てた家の玄関に設置している電磁ロックは、ハウスメーカーでの対応となるそうだ。一般の鍵屋では交換する電磁ロックの部品が手に入らないそうだ。なので鍵屋は何もしないで帰って行った。
しかし、ハウスメーカー(我が家ではパナホーム)からサポートの連絡もここ20年間入ったこともないし、もはや連絡する手段もないしで、仕方ないので、しばらく放っておく。鍵はQrio Lockが閉めてもらう。開けるには電磁ロックのテンキーで開くけど、これが開けなくなると大変なことになる。
さて、そろそろ不安になってきたので、自分で何とかすることにする。ネットで鍵のシリンダーのメンテナンス方法として、鍵穴に潤滑剤をスプレーするということを見つけた。ダメ元でやってみようと潤滑剤を手に入れる。手に入れたのは、これ。
美和ロックの鍵穴専用の潤滑剤である。お試しということで一番小さな容量を注文した。
MIWAの鍵穴用潤滑剤をスプレーしてみると、以前のようにドアを閉めると電磁ロックで閉まるようになった。これで元通りとなったが、すでに30年近く経っているので様子を見ながら今後は本格的に交換などの対応しなければいけないだろう。
しかし、このMIWAの鍵穴用潤滑剤の12mlというのは、鍵穴3つをスプレーしたら空になったしまった。美和ロックの鍵穴専用潤滑剤は高いので、似たような潤滑剤を探してみると5-56で有名な呉工業から鍵穴でも使える速乾性の潤滑スプレーを見つけた。
何でも5-56のような一般的な潤滑剤ではシリンダー内部でホコリが固まるので、絶対に鍵穴にはスプレーしてはいけないそうな。
以上、とりあえずであるが、自分で電磁ロックが何とかした話しである。