2008年6月に再開局して2年半ばかり、アマチュア無線をやってきましたが、なんだか楽しくなくなってしまいました。そこでアマチュア無線をやめることにしました。無線従事者免許は一生免許ですのでいつでも復活することができますが。
楽しくなくなった理由として大きいのは日本アマチュア無線協会(JARL)という団体の存在です。なんだかが私の感覚からすると気持ち悪いのです。
総会での映像ではふざけて質問している人(それが理事だった)や汚らしいヤジ(何がアマチュア無線は紳士の趣味だ)が流れているのを見たり、内部でゴタゴタがあって臨時総会を開かなければいけない状況になっていたり(一連の流れも理事やその他取り巻きのブログを読んでみると、票集めとか改革するけど本気なのとか、何だかおかしなことが多いのです)、お金がないのに無駄なことをやっていたり(もっとコストカットで経費を圧縮できるのに)、諸々のこと(オープンではないとか、事業計画を読んでも何をしたいのか先が見えない)が積み重なっています。
偉い理事がJARLを気に入らなければやめろという発言(まさか嘘かと思ったら、総会の議事にも載ったので本当に発言したようだ)から、これはJARLをやめた方がいいかなと思いました。アマチュアコードに従ってJARLも行動しているかと思っていました。もっとハムのためにロビー活動もできず、理想とは遠い団体に自分が入っていること自体がウンザリしてしまいました。
アマチュアコード
アマチュアは、良き社会人であること
アマチュアは、健全であること
アマチュアは、親切であること
アマチュアは、進歩的であること
アマチュアは、国際的であること
JARLに所属していなくても、アマチュア無線で交信することはできるのですが、結局はカードの交換というのがつきものです。カードの交換をしなくてもいいのですが、交信というのは相手もいることですので、そうは言っていられません。交換するには直接の交換もできないこともないですが、個人情報保護の昨今からJARLのビューロのサービスが必要です。しかし、これからJARLに継続して入りたくはないということは、自分としては交信することができないという論理に最初にもどってしまうのです。
JARLの存在意義なんて簡単なことなのです。法の下で活動しなければいけない我々ハムの権利を守り、どれだけハムにとって有意義な存在であるかだけなのです。こちらを向いていない既得権益を死守するだけのJARLという団体は私にとって必要ないものですし、前述の理事の発言に沿って考えれば、必要としていない私のような会員はやめなければいけないのです。
もう一つは、QSOBankのメーリングリストのおかしなやり取りも原因かもしれません。この辺りもハムとして最新技術を追っていけない人たちがいたことが驚かされた。インターネット位は、アマチュア無線をやっている人たちにとって簡単なことだろうかと思っていた。このやり取りを見ている限り、とても尊敬できる人だちではない。
こうなると、何も感でもアマチュア無線というのが全て嫌になって気持ち悪くなる。貴重な無線のバンドも不健全なアマチュア無線になぞに与えずに、健全な世の中のためにも返上すればいいいのにとまで思ってしまう。
以上で、こんな趣味ごときで嫌な思いになるくらいでしたら、いっそのことやめてしまおうと結論になりました(嫌な思いと言えば今の政府もそうですが、こればかりは日本人をやめる訳にはいけませんので)。今まで出してなかったQSLカードはすべて送っています。では、これでしばらく閉局です。
あと、最後に言いたいことと言えば、こんなくだらないことをやっているのであれば、アマチュア無線やランセンスフリーの無線で占有している周波数の返上してしまえ、ということでしょうか。こんなヤツらのために貴重な電波を使わせるなと言うことです。周波数は国民の財産として、もっと有効に活用してもらいたいものです。
それと防災でアマチュア無線の活用とかよく言われますけど、これは誰でも使える(これが大事)デジタル簡易無線のほうがいいのではないかと思います。余程の致命的な被害ではない限りではない限りは、携帯電話が復旧するのを待ったほうが現実的です。不特定多数に呼びかけるとかは災害の始めのとかで、むしろ非常時はアマチュア無線の人たちは交信やめて黙ってろ、というが正しいかもしれません。それよりも、非常時は電源の確保、バッテリーの常備、行政と市民との連絡網の整備などを薦めます。単純に防災のことで、アマチュア無線に結びつけるのはやめましょう。
そう言えば、今のJARLの会長はカード交換したときのメールアドレスを使って会長選のためだけにダイレクトメールを送ってきた。メールでそのことを指摘して何度かやり合ったけど、あまり個人情報保護なんて関係ないとか言っていた人物だったな。
電波を出すには必ずアマチュア無線の国家資格が必要です。電波法令を守って楽しみましょう。
“何だかアマチュア無線の周りが気持ち悪いので、アマチュア無線をやめることにした話し” への7件のフィードバック
JARL問題
ハム引退
私も 現在QRT中
電子申請で更新してますから
また いつか空に出たいです。
honami さん
JARLビューロに頼らずにQSL交換できたら復活したいです。
[…] 以前の記事の通り、アマチュア無線をやめることにしたので、無線機、アンテナその他を段ボールに詰めて封印しました。 […]
[…] アマチュア無線をやめるにあたり、無線機の封印に続き、ベランダに設置していたHFアンテナを撤去しました。 […]
はじめまして
検索していたら気になりましたので拝見させて頂きました^^;
私はアマチュア無線を開局して20年になりましたが、開局後三年だけJARLに入会しましたが、当時JARLが海外宛&海外からのQSLを転送せずに放置!大問題になり結局一枚も海外局のQSLをJARLから手にする事はありませんでしたが、以来JARL非会員ですが海外局しか興味がなかったおかげ?で今日までアマチュア無線を楽しんでます。
ARRLやQRZ.COM,425や月刊ファイブナインだけで海外局のQSLをコンファーム(含む:DX PeditionやSES)出来ています。
国内局とは交流がありませんが、海外には不法CB時代からの知人がたくさんいますので無線が繋がらなくてもmailや掲示板で連絡がとれます。
10年前から北米の局からリクエストされている6mも最近始めました。
組織には派閥や様々なヤカラがおりますが、なにもそんなヤカラの為にせっかくの趣味をやめるのは惜しい気がします。^^;
私も以前、21や28で海外の知人とQSOしていると「JARLに入会しましょう」と英語すら話せない低レベルな上級局から邪魔された事がありますが、悔しくもなんともありませんでした(^^)(笑)
回りを気にせずに是非アマチュア無線を楽しまれて下さい。もったいないですし、日本国内の何百倍ものエリアがフィールドですし、私も21MHzと28MHzで10WオンリーでDXCCを完成しています。
落ち着きましたら是非再度アマチュア無線をたのしまれて下さいませ(^^)
失礼致します。
DE:山形の4アマDX’er^^;
32年ぶりにハムをやろうと思い立ちましたものですが、一時期アマチュア無線から離れて最近3級を取得し、また始めようとしていろいろ調べておりましたところこのサイトへ導かれました。
組織のあり方にはいつの時代もありがちな腐敗もあることでしょう。だが彼らがいるからとかこの総会をみたからとかでアマチュア無線をやめるのはなんだか本心のようではないと感じています。
それならすべて不満な対象があると、いやでしょうがない…と、だだこねをしている子供みたいです。
アマチュア無線はやりたいからやるのではないでしょうか。自分でやりたいから実際お勉強して免許をとりアンテナを張り、電波を出してその伝わり方などを共有する人と楽しめたはずです。
でも、人間関係がいやになり低レベルなお話をしている人たちをみているとそんな人たちを自分と重ねたいと、そういう気持ち…思いたくない気持ちはわかりますが、それと「やめた」ということは次元が違うような気がしてます。
いつかそのような輩がいなくなったらやろうと思うなら、やらない方がいいでしょう。また、良い日本になってから何かを始めようとか…….あなたの精神的な弱さが露呈しているようですね。そのようは日本人がほんとに最近多くなってきているのも事実ですし、また、そのような背景をダシに自分の本当の気持ちを表せない人も多くいるのも事実です
大人なのだからそういう下りは本来通用しないと思いますけどね。でもそういう人が多くなっていることは確かでしょう。
知らない方から、のっけから私の人格を否定されているようで、あまり気分がよろしくありませんね。初めてコメントを書かれている方にしては、こちらのことを考えられていない書き込みですね。まあ、仕方ないかな? だからアマチュア無線ってキモいって言われるかもな。
でも、言われていることは当たっているかもしれません。
だたをこねる子どもみたいと言われてるようですが、まさにその通りです。
精神的に弱い、まさにその通りです。
趣味なんて、無理してやることでもありませんので、やめてストレス感じないのであれば、それでいいと思いますが。
この記事を書いたのは随分昔ですし、ツレも免許を取得して、ハムフェアでJARLに再入会しましたので、ぼちぼち再開しようかなと思っていました。しかし、あなたのコメントを読んで、自分はアマチュア無線をやる資格はないと、あらためて思いました。
無線については、自分はその程度かもしれませんね。