前の記事で、「古いサーバーを改修したがやめた」と書きましたが、結局Ubuntuのデスクトップを入れてサーバーにするように考えています。今のところは、DropboxとEvernoteのバックアップにしています。
バックアップといっても、クライアントを入れてローカルとして同期を取っているだけ、分散しているのでメインのWindowsPCが壊れても、どこかのマシンが生きていればデータが助かるということになります。これがEvernoteとかDropboxの良さと思っています。だから、気兼ねなくデータを格納できるように、有料版を使っています。どこかの雑誌の記事やブログによると、どのようにして無料版の範囲でこなすことを論じていますが、これは大きな間違いただと思っています。恩恵を受けるのにはお金を払っても有料版を登録したほうがいいのです。有料と言ってもそんなに高くないので、タバコを半分に減らすとか(最初から吸っていないけど)、缶ジュースを2,3回我慢すればOKです。有料版に登録すれば、やはり使おうと思いますし、データ転送量が超えるからアップするのはやめておこうとか、格納容量の制限が超えそうだから小賢しい方法を考えようとか、気にしなくて済みます。雑誌やエバンジェリストを気取った人のどういうふうにタグを付けろとか、ノートブックはどういうふうに分割しろとか、こ難しいこと(クラウドという言葉が出てきたらアウト)を聞いていると、結局面倒になって使わなくなってしまうのです。
ここまで本題から外れてしまっていますが・・。
さて、UbuntuにするとDropboxはWindowsと同様にまともに使えます。CentOSはライブラリが古いためDropboxのインストールさえできません。バージョンが6にアップできない弊害なのでしょうか? 困ったものです。DropboxをLinuxで使いたければ(そんな人は少ないかもしれませんが)、迷わずUbuntuにしておけば幸せになります。どうしてもRPMでパッケージ管理したいという人は(自分がそうかも)、Scientific Linux6を入れてしまいましょう。余裕がある人はRedHatでもいいかも。
まだ、本題に入っていませんので、そろそろ本題に・・・。
EvernoteはWebブラウザで使っても、機能的には問題ないと思います。大変使いやすいものになっています。しかし、どうしてもクライアントで使いたい、例えば今回のようにローカルにファイルを置きたいという要望があるかもしれません(私の場合強く要望します)。Evernoteで公式にはLinux用のクライアントはリリースされていません。これは大変残念なことです。NeverNoteという非公式のクライアントがあることはあるのですが、これは残念ながら使えない。ブラウザをクリップされたノートのフォーマットが崩れるとか、PDFのプレビューが表示できていないとか(アイコンがかっこ悪いのは置いておいて)、肝心なところがサポートされていないのです。メニューも日本語化されて機能も正式版に比べて遜色ないし、惜しいところまできていますが、多少残念なEvernoteクライアントアプリケーションなのです。普段Evernoteを使うには、もう少し努力しましょうレベルなのです。
一番は正式版をEvernoteからリリースしてもらうことなのですが、Linuxのデスクトップの現状から難しいでしょう。やはり、NeverNoteに頑張ってもらうしかなさそうです。