5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

FON 無料アクセスポイント提供中の話し


FONの無線ルーターを手に入れました。ルーターの設定をして、アクセスポイントを公開しました。ただし、横浜の本社(自宅兼用)ですので、どれだけ使ってもらえるかは疑問ですが。

FONは、自分のところにアクセスポイントを設置して公開すれば、他のアクセスポイントを利用できるサービスです。専用の無線ルーターを購入すれば、パブリックとプライベートで使い分けられます。もちろん、パブリックに接続された人からは、プライベートのLANに接続されたPCには接続できません。どのくらいアクセスポイントがあるかは、FON Mapsで見ることができます。

しかし、設定は手間取りました。そもそもFONで接続するための前提条件が理解していないのが原因でした。

まず、パブリックでアクセスポイントを接続するには、WebブラウザでアクセスするとFONの認証ページに強制的に飛びます。ここで登録したID/PWを入力すると、以降はインターネットへアクセス可能です。最初は、アクセスポイントごとにID/PWが付いているのかと思いこんでいました。

プライベートでアクセスポイントに接続するには、WPAのキーを設定するれば完了です。ここでも、DHCPで既にあるLANのプライベートのIPアドレスが払い出されるものだと思っていましたが、これも違っていました。FONの無線ルーターは、ブリッジではないのですね。ルーターという名前ですから当たり前ですが、FONのルーターはNATなのです。IPアドレスはFONがDHCPサーバーになって、接続されたPCにはFONのLAN側のIPアドレス(デフォルトは192.168.10.0/24)が払い出されます。

思うに、FONの無線ルーターに入っている説明書では、私のような思いこみが強い人間には、うまく設定できないかもしれません。それとFONジャパンのサイトは、ちょっと辛いですね。これでは、何が何だかわかりません。このままですと、FONの普及に足を引っ張りそうです。

もし、FONのルーターの設定を知りたければ、販売代理店のツクモのFONのページがいいです。簡潔にルーターの設定が説明されています。もっと詳しい情報を知りたければ、ユーザーがまとめているWikiがお勧めです。