5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

投稿者: muneando

  • 今日、昨日と迷惑メールが大量に来た話し

    今日、昨日と迷惑メールが大量に届いています。

    こんなメールや

    こんなメールや

    のように、同じタイトルのメールが並びます。まるで、迷惑メールの配信サーバーの設定を業者がミスったかのようです。これだけ同じタイトルが並びますと、嫌でも迷惑メールとしてわかってしまいます。

    普段使っているGmailは正しく迷惑メールと判定してくれますので、そのまま削除となりますので、こちらとしてはあまり支障がありません。Thunderbirdは半分近くの迷惑メールが受信トレイに残ります。Outlookなんぞ、ほぼ迷惑メールを受信トレイに残してくれますので、手作業で迷惑メールとして削除しなければいけません。Outlookは迷惑メールで報告しても学習してくれませんのでおバカなメールクライアントです。

    正しく迷惑メールを判定してくれないと、業務に差し障ります。これからはメールを業務で使ってはいけないのでしょうね。しかし、メールの代替となるコラボレーションツールとしてSlackとかTeamsとは、皆さん使えるとは限らないので、最大公約数としてメールは使われ続けるのでしょうね。

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  • 画像をOCRでテキストを抽出するのは、Adobe Acrobatが簡単だった話し

    Webサイトのテキストの更新で、なぜかお客さんから画像のテキストが送られて来ました。お客さんにあらためてテキストで送ってもらえばいいのですが、更新元の担当者に連絡してもらうのは大変そうなので、画像からテキストをOCRのサービスでテキストを抽出してしまうことにします。

    Googleさんに「画像 テキスト 抽出」で聞くといろいろと教えてくれます。OCRのWebサービスなんてありますけど、お客さんからもらったデータですので、外部のサービスに渡したくありません。Googleドライブに一旦保存して、Googleドキュメントで開くという方法もあります。

    今回、手元のアプリケーションでサクッと変換するのに行った方法は、AdobeのAcrobatで変換することです。ただし、無料のAcrobatではなくて有料のAcrobat Proが必要です。私の場合、Acrobat Proは、Creative Cloudのサブスクで利用できました。

    Acrobatで画像ファイル(今回はPNGファイル)を開きます。ファイルの種類を「PDF」から「すべてのファイル」にすれば画像ファイルを開くことができます。

    右のメニューから「スキャンとOCR」を選択します。上のメニューから「テキスト認識」から「このファイル内」を選択して「テキスト認識」ボタンと押せば、これでテキストに変換されています。

    あとは、必要なテキストを選んでコピーするだけです。

    AdobeのAcrobat Proを持っていれば、とても簡単に画像からテキストを抽出できます。

  • 遠い札幌の帝国データバンクから電話があった話し

    011で始まる電話番号から着信があった。どうせセールス電話だろうと思って電話を受けた。

    電話に出てみると、帝国データバンクだった。電話を受けたこちらは関東の会社だから多少疑う。

    話しを聞いてみると、横浜の帝国データバンクが手一杯なので、ヘルプで札幌支店がこちらに電話をしているそうな。

    でもさ。

    帝国データバンクに会社情報を登録したら会社宛のセールスが多くなっているのが現状なのである。

    電話口の人には、その旨を伝えたら、帝国データバンクでは会員には会社情報の閲覧はしているけど、会社情報の販売はしていないそうな。そして郵送での回答をしておらず、電話か訪問での直接のインタビューで会社情報を収集しているそうな。

    でもさ。

    以前、静岡の銀行から融資のセールスがあって、そのときは帝国データバンクのデータを使って電話をしていると言っていたけどな。まさか、帝国データバンクのデータを閲覧してせっせとリスト化する銀行社内の業務なんてあるのかな?

    もう一つの大手の信用調査会社の担当者は、堂々と会社情報を販売しているし、それを使ったセールスは止められないと言い放っていた。信用調査会社でも情報取り扱いのスタンスが違うのだろうな。

    でもさ。

    直接インタビューすると言っても、以前帝国データバンクから調査員が突然訪問してきたけど、最初から「去年と変わりないですね。」とか「売上高は適当にプラスしておきます。」とかいい加減なインタビューだった。これだと、あまり収集した会社情報の正確さが欠けるような気がする。

    さて、帝国データバンクにはデータの更新をしてもらわないことにした。今のところ、新規に取引を始めるとか、銀行か融資をしてもらうとか、はないしな。

    もし、あればそのときあらためて会社情報を提出するから。

    最近は、信用調査会社からの情報がリスト化して回っているようで、リストを買ったアポイントメント商法の会社は、情報を購入したことを絶対に言わずに、会社のホームページを見たということにして電話をしてくる。ホームページにはセールス電話は絶対にするな、と目立つようにして書いてあるので、ホームページを見ていないことはバレバレなのである。

    会社情報なんて、個人情報と違ってオープンだし、しかたないのだが、セールス電話をかけてくるのは迷惑なのである。

    世の中からセールス電話なんかなくなってしまえばいいのに。

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  • チラシを入れないように連絡を入れたら、これで3回目連絡済みのお店だった話し

    駅近くのインテリアショップ(所謂昔の表具屋)から郵便受けにチラシが入っていた。自宅にくる郵便物は、普通の所帯よりも多いので、DM,チラシ類はお断りの掲示をして入れることを断っている。

    郵便受けにはセンサーを付けて、投函されるとスマートフォンに通知がくる。日本郵便の配達が本日来たばかりなのに通知が来たので何が届いたのかと思って取りに行った。

    見てみるとインテリアショップのチラシだった。この店の名前は見たことがある。

    早速、チラシを入れないように連絡を入れる。すると、店の方でも我が家のことを覚えているようですぐに話しが通じた。チラシを回収するとのことだった。

    あとでEvernoteでその店について検索をしてみると、毎年秋から年末にかけて3年連続で投函されていた。今年から、障子の貼り替えが2,100円から2,500円に値上げしていることがEvernoteの履歴からわかる。そして、その都度連絡して二度と投函しないように連絡をしていた。全く学習をしていない店のようだった。

    どうせ来年もチラシを入れてくれるのだろうな。

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  • ダイニングの照明器具に付いているLED電球が切れたので交換した話し

    ダイニングの照明器具に付いている3つの内、一つのLED電球がチカチカするようになった。照明器具は3つの電球が並んで付くペンダントライトである。LED電球をずらして交換してみたら、照明器具ではなくて電球が切れていることがわかった。もし、照明器具の不具合だったら、同じような照明器具を探さないといけないから面倒になるところだった。10年以上経つと長寿命と言われるLED電球も切れるのである。

    LED電球を注文する。こちらの照明器具に該当するLED電球はE17と言う口金の小さい電球である。一般的なE26と比べると値段が倍くらいお高い。

    今回もパナソニック製のLED電球を注文する。他社に比べて高くなるけど、後々のサポートがよいし、いろいろと照明器具の面倒を見てくれるので、LED電球を含めて照明器具はパナソニックにしている。たまに安さに負けて他社の照明器具にすることもあるけどね。

    アマゾンでサクッと注文しようとしたら、在庫がないようで到着が来週になっていた。今回はヨドバシで注文する。1個だけ注文するのは悪いので、また同じように電球が切れることを見込んで在庫分として2個注文しておく。

    2日で届いた。今回切れたLED電球は東芝製だった。この東芝のLED電球は自分で交換したっけな? 忘れたわ。

    早速交換する。無事に点灯した。今回交換したのは真ん中の電球である。

    LED電球を廃棄するのはどうすればよいかわからなかったので、横浜ごみ分別アプリのミーオとイーオに聞いてみた。ミーオとイーオに聞くと、捨てたい大抵のものは教えてくれるので便利なアプリだる。横浜市民は横浜ごみ分別アプリを必ずインストールすべきである。

    するとLED電球は、何と燃やすゴミだそうな。だけどLED電球はガラスだから燃えないゴミなのか。どっちだ?

    でも、こちらの地域は燃やすゴミも燃えないゴミも同じ日に回収するので、ゴミ回収の人がLED電球とわかるように透明のポリ袋に入れておけばよいかと思う。

  • MX ERGOをAmazon プライム感謝祭で買ったけど、Logcoolはユーザーにやさしくない話し。製品自体はいいけどね。

    Amazon プライム感謝祭で安くなっていたLogcoolのMX ERGOを買いました。以前からウィッシュリストに入れて狙っていました。

    現在、トラックボールは普段使いのM570とモバイルで外出用のサンワダイレクトのトラックボールを使っています。今のところは、2つのトラックボールには満足しています。

    Amazon プライム感謝祭で安くなっていましたので、よりよいトラックボールを求めてMX ERGOを買いました。ボールやスクロールの動きはとても滑らかで引っかかりもなく使い勝手がよさそうです。反対に滑らかすぎて、マウスカーソルが止まらずコントロールが難しそうです(と書いて1時間で慣れてきました)。また、トラックボール本体の角度が変えられますので、より一層楽に作業ができます。

    しかし、よいことばかりではありません。MX ERGOの製品自体は良いものだけど、ロジクールはユーザーに優しくなさそうです。

    まずは、USBのUnifying レシーバーが、バッケージのどこに入っているかわかりにくいのです。私の場合、すでにUnifying レシーバーを持っていますので、同梱のレシーバーは必要ありません。Bluetoothで使用するユーザーもあまりレシーバーのことは気にしないかもしれません。必要なユーザーはおそらく探すのと思います。このように、黒のパッケージに隠れて黒のレシーバーですので、危うくレシーバーともども捨てそうになりました。USBケーブルと一緒にレシーバーを入れておいてくれればわかりやすいノニト思います。これはユーザーに優しくありません。

    トラックボールを使うには、ボールとその周りの掃除が大事ですが、MX ERGOはM570と違って下にボールを取り出す穴がありません。どうやってボールを取り出すのかわかりませんでした。そこで見つけたサイトはこちらです。

    底部のプレートは磁石で付いているだけなのですね。プレートを外すとボールを取り出す穴がありました。致命的なのはM570と違って穴が小さいので、指で押し込むことができません。何か棒を差し込まなければいけないようです。あまり固い金属の棒ではボールが傷つきそうなので、傷つかないような棒を考えなければいけません(今のところ消しゴム付き鉛筆のお尻がいい)。このことは同梱の説明書は簡単すぎて載っていませんし、掃除が簡単にできなくなったのは、こちらもユーザーに優しくありません。

    今回、MX ERGOの設定で一番迷ったのは、設定のソフトです。MXになると今までのマウスやトラックボールのLogicoolの「マウスやキーボードの設定」やOptionsのアプリケーションではMX ERGOを設定できないのです。Options+という後ろにプラス(+)が付いたソフトが必要なようです。今までと同じソフトで設定できるようにするか、MX設定ソフトとか今までの設定ソフトをはっきり違う名前にするとか、もっとわかりやすくしてもらいたいものです。こちらも説明書には載っていませんし、パッケージに書かれているURLにアクセスしてWebサイトの通りに操作すればできるかもしれませんけど、やはりユーザーには優しくありません。

    最後にMX ERGOは電池ではなく充電のバッテリーなのですね。製品が届いてから初めて知りました。しかも今どきType-CではないマイクロのUSBでの充電でした。どのくらいで充電が完了するか説明書にはないのでわかりませんが、充電しながらトラックボールとして使えるので問題なさそうです。充電しながら使えなかったら、今までのトラックボールを代わりに何とかするしかありません。あと、バッテリーがダメになったら、このトラックボールの買い換えとなるのでしょう。

    以上、文句を言いながら、無事に設定できました。スクロールの真ん中ボタンは、Windowsのタスクビューを表示するように再設定しています。精密モードが割り当てられている、親指手前のボタンを何か別の便利な機能に割り当てられればと考えています。

    トラックボールはマウスと違って手首に負荷がかからないので、長時間PCの作業をする方には絶対お薦めです。慣れないのトラックボールは嫌と言わずに、1日くらい我慢すれば何とか使えるようになりますので、辛抱した後に天国が待っています。

    ほら、みんなトラックボールが欲しくなったでしょ?

    続きの話しはこちら

  • 入居者の報告で水道管の水漏れがわかった話し

    管理会社経由で2階の入居者からの報告があった。何でも毎月の水道料金が以前と比べて高くなっているそうな。

    まずは室内の水漏れを疑う。出入りの設備業者にお願いして点検してもらう。

    業者によると室内の配管の水漏れはないとのことだった。あと疑うのは、給湯器の配管の配管と、水道メーターからアパートに引き込む埋設の水道管と、アパート内の配管である。

    給湯器の配管は、外にあるのですぐにわかる。こちらは問題なし。アパート内の配管は、1階の部屋の浴室天井から2階に通っているので、1階の入居者の許可を得て調査しなければいけない。しかし、1階の入居者には連絡が取れない。

    それほど水漏れの量が多くないということで、後日の修理の工事となった。

    工事には立ち会えなかったが、工事をした業者の報告によると、業者の予想通り水道メーターからすぐの水道管で接続で水漏れが発見したそうだ。すぐにわかってよかった。おかげで工事費用を抑えられたのはありがたい。これでアパート内の配管で水漏れをしていたら、大変なことになっていただろう。

    管理者経由で水漏れを最初に発見した入居者にお礼を言ってもらうようにお願いした。こればかりは、家主にはわからないことなのである。ただし、ほんのわずかな水漏れとわからないし、排水だったら全くわからない。

    以前に2階の上水の配管のパッキンの劣化で水漏れを起こして大変なことになったことがある。そのときはパッキンから浸みる程度だったので、その部屋の入居者は全くわからなかった。その浸みた水が下の部屋に伝わって、下の入居者から全然報告がないので、部材が腐ったとか、壁がカビだらけになったなど、相当酷い被害になったことがある。カビるまで何も言って来ないなど、入居者がアパートの部屋内に無関心だと家主にとって大損害になるのである。

    今回は入居者が早く気が付いてくれて、とてもありがたいことだった。

    アパート経営なんてやめておけ

    アパートオーナーより
  • 会社名が一般名詞過ぎて検索サイトに引っかからない会社から営業電話が来た話し

    050で始まる電話番号から電話があった。大抵は不動産業者のセールス電話だけど、今回は違った。

    業務提携の話しだってさ。すぐさま断った。すぐに切られた。次の会社に電話しなければいけないからね。

    あとでこの会社の名前でGoogleさんに聞いたら、あまりにも一般名詞過ぎて該当する会社のサイトが出てこなかった。

    この会社はセール電話をかけるのに、自分の会社を知られたくないのであれば、これはこれで知能犯だな。まあ、検索サイトに出てこないのが、後で知って困っているおバカな会社かもしれない。

    世の中からセールス電話なんかなくなってしまえばいいのに。

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    高齢者への詐欺電話を防止するためにも、NTTはナンバーディスプレイを無料で提供すればいいのにと本当に思う。携帯電話は無料で着信番号表示をしているので固定電話でもできるはず。発信者通知は迷惑電話をかけてくる輩は嫌がるので、ナンバーディスプレイは本当に迷惑電話防止になる。ナンバーディスプレイに契約して対応した電話機ならば、発信者番号を通知しない詐欺電話は非通知になって拒否されるので、少しは安心である。これで詐欺電話は随分と減るので、NTTのナンバーディスプレイは詐欺電話撃退にはお薦めなのである。

    とずっと書いているけど、ようやくNTTが高齢者向けにナンバーディスプレイが無料になりました。記事はこちらから。

    追記

    今日、二件目のセールス電話があった。

    相変わらず物件売ってくれの電話だった。こちらも相変わらず登記簿を見て電話したとか、登記簿に載っていない電話番号は過去に載った電話帳から調べたとか言っているけど、電話帳には載せていないから、怪しい名簿を買って電話しているのだろうな。

    要件も聞かずに、二度電話しないように言う。また電話したら大変なことになるよと言っておいた。さて、大変なこととは何でしょうか?

  • 手元にあるホワイトガソリンを燃料とするコールマンのランタン、バーナーを総点検してみた話し。

    シングルストーブのメンテナンスが終わりました。ついでに同じくホワイトガソリンを燃料とする手持ちのランタン(ツーマントル285とワンマントル286Aの2台)とツーバーナー(デュアル燃料424)が正常に点火するかを総点検してみました。

    結果としては、ワンマントルのランタンは正常に点灯しました。

    ツーマントルのランタンのほうは、シングルストーブと同じ症状で、ポンピングしても圧がかかりません。ポンプカップを交換しても同じく改善されず、こちらもチェックバルブの不具合だと見当を付けました。

    試しにチェックバルブは外します。ネジ山を舐めそうだったら途中でやめて、新しいチェックバルブ専用工具を手に入れましょう。

    チェックバルブ専用工具に付いていた外し方説明書に載っているような、股に挟んで力をかけるというのは、ネジ山がまた舐めそうだからもうやめました。この方だとランタンを正しく固定できません。その代わりにランタンを机の上に置いて抱え込んで、以前外したように押しつける力7回す力を3を意識して外しにかかります。今回は2回のトライで無事にチェックバルブを外せました。おけげでネジ山は舐めずに済みました。外したチェックバルブを再生します。

    外したチェックバルブを振ってみると音がしません。中のボールが固着しているようです。新しいチェックバルブを購入して交換する方がいいのですが、とりあえずはボールが固まっているのを何とかします。

    まずはパーツクリーナーを吹いてボールが動くようにします。そして超音波洗浄器にいれて洗います。こんどはチェックバルブを振るとボールのカタカタ音がします。本当にこんなメンテナンスでいいのかわかりませんが、ダメだったら新しいチェックバルブに交換しましょう。

    あとは元に戻してチェックバルブをねじ込みます。そのときチェックバルブのパッキン(本当は交換した方がいいかも)が潰れないように、適当な力加減(これが難しい)で締めておきます。そうすれば、次に外すのが簡単になるかと思います。

    点灯すると今度はうまく点きました。付いているマントルはほぼ10年物です。空焼きしたマントルは意外と壊れないものです。このツーマントルのランタンはお気に入りのランタンです。

    ツーバーナーのほうはポンピングすると、こちらは正常に圧がかかります。ガソリンを入れてバルブを開けると火力調整ノブの根元からガソリンが漏れます。こちらはレンチで増し締めをしたらと漏れが止まりました。点火も正常です。サブバーナーも正常でした。本当はもっと分解しクリーニングをするか、ジェネレーターを交換してメンテナンスをしなければいけませんが、今回は正常に火が点いたことで良しとしましょう。

    以上でホワイトガソリンを燃料とするバーナー、ランタンのメンテナンスは完了です。どのバーナー、ランタンも購入してから20年以上経っていますが、まだまだ現役で大丈夫そうです。

    コールマンのこれらの商品は、メンテナンスの部品が手に入るし(ツーバーナーの424はの部品は一般的に手に入りにくいけどコールマンのオンラインショップで何とかなる)、製品説明書には部品番号が載っているくらいですから、メンテナンスしながら長い間使っていく前提ではないでしょうか。

  • コールマンのシングルストーブのチェックバルブを何とか交換した話し

    久しぶりにコールマンのシングルストーブを出して火を点けてみた。このシングルストーブはコールマンの508Aという四半世紀以上前に手に入れたものである。ポンピングしても圧がかからない。どうせポンプカップが劣化しているのだろうと思って分解してみた。

    こんな感じポンプカップがめくれていた。

    手元にあった新しいポンプカップと交換する。

    ポンプカップを交換すれば大丈夫かと思いきや、それでもスムーズにポンピングができない。リュブリカント(コールマンの潤滑オイル)を多めに塗ってみる。スムーズにポンピングができるようになったが、それでも圧がかからない。試しにホワイトガソリンを入れて火を付けてみると、やはりしばらくすると火が消えてしまう。

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    もしかしたら、チェックバルブが原因かもしれない。そう言えば、以前シングルストーブのメンテナンスをしようと思って、ジェネレーターとかバルブを買い揃えていた。しかもチェックバルブも買っておいたけど、どうしてもチェックバルブが外れないので放っておいたことを忘れていた。

    チェックバルブをよくよく見てみると、ネジがなめた跡がある。チェックバルブの専用工具を使ってもネジ山をなめただけで外れなかったのを思い出した。これでチェックバルブを何とか外さないと行けない。

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    今回参考にしたのは、こちらのサイトである。このサイトにしたがって、大きめのマイナスドライバーを近くのホームセンターで買ってくる。

    大きなマイナスドライバーにキッチンペーパーを巻いてみて試してみたが、なかなかチェックバルブが外れない。ますますネジ山が舐めてめちゃくちゃになってくる。クレの5-56を吹きかけて固着しているチェックバルブを何とかする。吹きかけてしばらく時間をおいて浸透させてを繰り返す。その結果、とうとうチェックバルブが外れた。これで外れなかったら、このシングルストーブとさよならしなければいけなかった。

    こんな感じで、チェックバルブが取り付ける穴の周りが多少キズが付いてしまった。

    外したチェックバルブはこんな感じ、格闘の跡がわかる。

    新しいチェックバルブを取り付ける。取り付けるのには専用工具を使うと簡単である。こんな感じでチェックバルブの交換が完了した。

    ジェネレーターやバルブ、ゴトクを元に戻してポンピングしてみる。今度は圧もかかった。これで大丈夫だと思うけど、実際にガソリンを入れて火を点けるには遅いので明日にする。

    ついでにバルブのOリングも交換しておく。やはりOリングのゴミが固くなっている。シングルストーブの場合、バルブからよくガソリンが漏れるので、こちらは交換しておいた方がよい。

    今回活躍したのは、こちらのマイナスドライバーである。

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    マイナスドライバーだけでは力が入らず回らないないので、大きいモンキーレンチをかませて回してあげた。ネジ山をなめないように、体重をかけて上からの力を7で、マイナスドライバーを回す力を3で意識してあげると、チェックバルブが何とか外れてくれた。思わず一人歓声。

    今回最初のなめた原因の役立たずのチェックバルブ専用工具はこちらである。

    ただしチェックバルブの取り付けには役に立った。それだけでは高い買い物である。今はチェックバルブにねじ込んで舐めない仕様の、もっといい工具があるから、そちらを手に入れた方がいいかと思う。

    だけど、今回購入した大きなマイナスドライバーもこれからは使わないのだろう。今度チェックバルブを交換するときは、上記の工具を手に入れると思う。また、使わない工具を買ってしまったけど、いつか(?)タイルが剥がすのにはつりでつかえるであろうと自分に言い聞かせる。

    今回使用した工具は次のものである。プラスドライバーはよく使う#2と、小さなネジもあるので#1も用意した方がよい。

    左にあるのはコールマン純正のレンチだが、こちらもシングルストーブのメンテナンスには役に立たなかった。ナットに微妙に合わないののである。もしかしら、このレンチはシングルストーブではなくランタン用かもしれない。レンチはモンキーレンチがあると何とかなる。

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    あとは写真には写っていないが、ラジオペンチが必要である。今使っているのはスリーピークスのラジオペンチである。LANケーブルの製作にはフジ矢のラジオペンチも使っている。一般ドライバー類とLAN工事とは別の工具箱にしているので、便利なようにそれぞれラジオペンチを入れている。それと特価品ではなくてよい工具を使うと幸せになるよ。

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    最後は工具の話しになってしまった・・・。

    以上でシングルストーブのメンテナンスは完了である。もうチェックバルブの交換はこりごりである。まだシングルストーブのジェネレーターとバルブは交換していないので、予備を確保している。これであと四半世紀はこのシングルストーブは使えるだろう。

    追記(2023年10月15日)

    土砂降りの雨があがったので、ホワイトガソリンをシングルストーブに入れて点火していた。結果は問題なく使用できる。

    試しにエスプレッソメーカーでコーヒーを沸かしてみた。問題なくお湯が沸く。でも、美味しくないコーヒーだった。シングルストーブの問題ではなく、コーヒーの粉の量が失敗した。

    続きの話しはこちら