5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

投稿者: muneando

  • 楽天ビジネスは15戦0勝6敗という話し

    最近、新規顧客獲得ということで、楽天ビジネスという商談マッチングサービスに登録しました。ところがなかなか商談まで至りません。

    WebサイトデザインとかWebシステムデザインなどの見積もり依頼が、外注先を探している会社から一日10~15件来ます。この中か提案と見積もり金額を投稿します。探している会社は、条件にマッチする外注先を選んでコンタクトするという流れです。

    依頼内容は楽天が依頼先にインタビューして精査しているということになっているのですが、ものすごく???の内容があります。例えば、

    「サイボーズのようなグループウェアの開発」

    これ以上、詳細な情報はなし。よほど、「開発期間1年以上、予算3,000万以上」で提案してやろうと思いました。

    しかし、楽天ビジネスの導入講習会(半日セミナーがあるのです)で、「顧客のリクエストの行間を読め!」ということを聞いていましたので、どう提案しようと悩みました。他社が3社ほど、すでに見積もり提案をしています。しかし、悩んでもわからない。だから楽天ビジネスの担当者(個別にコンサルタント担当者が付いてくれるのです)に電話してみました。

    「この案件、他社はどのように提案していますか?」

    「みなさん、範囲を広く提案しているようです。インストールだけから。」

    という落ちですした。

    しかし、これだとちょっと納得できないので、

    「リクエストの内容が大まかすぎで、こちらに伝わらないのけど、ちゃんと楽天でチェックしているの?」

    「担当者が違うのでわからないので、調べて回答します。」

    「これ見て、あなたは案件を理解できるの?」

    「・・・・・。」  <- オイオイ

    あれから、楽天からは何の説明もありません。こんな案件が多くて、講習会の説明と違うような。私に提案能力がないと言われればそれまでですが。

    なんだか、これだと1年間で商談0件、誓約0件となりそうな気がします。

  • Lモードがなくなるの?という話し

    Lモードの新規受け終了がというアナウンスがNTTから発表されました。いずれサービス終了になるのでしょう。やはりなあー。というのが正直な感想です。

    Lモード」の新規お申込み受付の終了について(NTT東日本)
    http://www.ntt-east.co.jp/release/0611/061101a.html

    Lモードの開始当初にサイトの構築の仕事をしたことがあります。確かLモード事務局提供のレストランのポータルサイトでしたか・・・。

    サービスするサーバーが置いてあるデータセンターをNTTに確認してもらわなければいけないし、ページの確認をNTTにしてもらわなくてはいけないし、HTMLファイルがiモードのCHTMLみたいだしと、携帯電話の公式サイトの開発のようでした。

    ただ、9600bpsのダイヤルアップで接続と、仕様的にも???の部分が多かったのを覚えています。これで、Lモードは、キャプテンシステムとともに語り継がれているのでしょうね。

    昔、海外のWindowsアプリケーションを日本で販売する部署にいて、アプリケーションを事業化するかどうかを判定する仕事したことがありいますが、その部署のあるハマーと呼ばれた男が言った秀逸な言葉。

    続きの話しはこちら

  • Google パーソナライズドホームを使い始めた話し

    スケジュールをGoogle Calenderにしてから、ブラウザのスタートページをGoogle パーソナライズドホームにしています。

    今までは、YahooとかMSNをトップページにしていましたが、広告が出てこないのでシンプルでいいです。コンテンツはGoogleが用意しているものに加えて、よく見に行くニュースサイト、あとはお客さんのブログのRSSを追加しています。

    RSSの出力をしているサイトでしたら、Google パーソナライズドホームにコンテンツとして追加できます。これは便利です。取りあえずブラウザを立ち上げれば、気になるサイトはチェックできます。

    Google パーソナライズドホームは、いつものGoogleのサイトにいって、右上のパーソナライズドホームをクリックします。Google IDでログインしておけば、どのPCからアクセスしても、カスタマイズした同じコンテンツを表示できます。

    特にGoogle Calenderのスケジュールがすぐに確認できるのはうれしいです。Gmailの受信トレイも確認できます。

  • 46,000曲の試聴サイト

    アンドワークスでは、Sakuranotes online Music Library を開発しました。これは、サクラノーツが持っている海外の楽曲46,000曲をライブラリにして試聴できるようにしています。

    おもしろいのは、次から次へとクリックしていけば、とぎれることなく音楽が聴けること。もともと、このライブラリはテレビやラジオの番組担当者が、番組のBGMやらテーマ曲を探すことを目的としているからです。曲のカテゴリ分けをしていますが、それでも絞れないときは、やはり実際に聴いてみないといけません。しかも、意外とよい音質でストリーミングで聴くことができます。

    今は、ユーザー登録なしに全曲試聴が可能です。サクラノーツの担当者に「本当に全部聴かせていいの?」と聞いても、「大丈夫!」とのことです。とりあえず、みなさんに使ってもらって、いろいろご意見を聞いていきたいとのことです。ですので、アクセスの多くならないサービス開始の今のうちに試してみてください。

  • Google Calendar を使い出して

    3ヶ月ぶりの書き込みです。その間、アンドワークスでは社員が増えたり、案件がようやく終わったりとで、いろいろと話題があったのですがさぼっていました。

    さて、今回はGoogle Calendarの話しです。自分のスケジュールや、会社のスケジュールをGoogle Calendarで管理し始めました。複数のスケジュールを並べて管理できるのは便利です。

    会社でのスケジュールを社員すべて読み書きできれば、スケジュールの共有になります。案件独自のスケジュール、例えば、運用しているフリーゴルフというネットワークゲームのイベント情報Google Calendarで管理しているので、このイベント情報も会社のスケジュールと一緒に一つのカレンダーのなかで参照することができます。フリーゴルフのイベント情報は、誰でも参照できるように設定していますので、Google CalendarでFreegolf Eventsでマイカレンダー検索してもらえば、あなたのGoogle Calendarに取り込むことができます。これは、フリーゴルフユーザーには言っていませんが・・・。:-D

    GoogleのパーソナライズドホームのページをWebブラウザのホームページに設定し、Google Calendarをコンテンツとしてパーソナライズドホームに登録してしまえば、ブラウザを開くとその日のスケジュールを見ることができます。これも便利です(なぜか時差を計算していくれないので、時間が合っていないのは難点ですが・・・)。

    Google Calendarと以前に購入したW-ZERO3とスケジュールが同期をとれたらもっといいのですが。Google Calendarでスケジュール管理をするとWebが見えないと自分のスケジュールがわからないがマイナス点です。OutlookとGoogle Calendarのスケジュールの同期をとるOutlookのプラグインがあるにはあるのですが、これが不安定(同期の処理の途中で止まる)で使い物にならない。

  • よく調べて申し込みましょうという話し

    何かと話題にしているイーバンク銀行。アンドワークスで法人口座を申し込みしました。でも、使うことはないかもしれません。

    法務局で書類をもらって、申し込み用紙に記入。1週間ほどで、口座開設の案内と、ログインID、仮パスワードが送られてきました。

    ここまではよかったのですが、キャッシュカードが入っていない。サイトをよく読むと、キッシュカードの申し込みは別途必要。発行手数料1,050円也。カードは無料で発行しくれるのではないの? しかも追い打ちが・・・。手数料の一覧を見ていると、ATM利用料として入金出金とも1回200円也。他行の時間外よりも高い。キャッシュカードがないと、他行に振込みしないといけない。これは250円也。何するのでも、手数料、手数料・・・・。

    でも、口座開設の案内に同封されている紙には、「ATM入金の手数料は何回でも無料」と大きく書いていましたが、括弧付け「個人のお客様」だって。おいおい法人のお客様にはそんな紙は入れないでよ。勘違いするでしょ。

    何だか、イーバンク銀行を使う気が失せてきました。申し込みをするときに、手数料のことをサイトにでも大きく書いておいてよ。どの会社も顧客のデメリットの部分は、小さく書くか、サイトの奥の方にリンクしているのだから。

    自分のところのような小さい会社は、少しの手数料も痛いのです。

  • Windows98 Me サポート停止で考えた

    昨日のNHK7時のニュースで、Windows98, Meのサポートが6月末で終了したという話題になっていました。

    影響のあるのは、学校関係。ある県では高校にある1,500台以上のPCがサポート外になってしまう。

    識者の意見では、インターネットにつながければいいとか、あまり解決にならない意見も紹介されていましたが。

    教育委員会の担当者は、PCを更新するのに数千万かかって「困った。困った」ばかり。

    ここで「これからはLinuxでしょ。」とか意見が出てくるのでしょうか?? これですと、あまりにも短絡的。

    しかし、ちょっと疑問が。教育関係者の皆さんは、ちゃんとマイクロソフトに交渉したのでしょうか? まあ、サポート延長は難しいかとして、その代わりとして大幅割引でWindowsXPのPCを導入してもらう交渉とするとか。交渉されていないので、マイクロソフトも動いてくれていないかもしれません。Windowsは使えないOSって印象を子供たちに持たれてもよくないですし。マイクロソフトにしても、これから社会に出てくる子供たちに、Windowsで染めていくのも悪くないかと思いますが。

    今もあるかと思いますが、100ドルPCというのはどうしたのでしょうね。ここでも必要かもしれません。

    もう一つ考えてみると、教育現場のPCってリース? それとも買い取りでずっと使い続けるの? 企業と違ってディスカウントもありそうですし。この辺りは、私はわかっていませんね・・・。

    ただ、「困った。困った」で何も解決されないようなので、だったらどうするのということで・・。

  • Subversionでバージョン管理をする話し

    Subversionでバージョン管理をすることにします。

    Subversionは、使いやすいWindowsのクライアントTortoiseSVNがあります。社内でバージョン管理をするため、プログラマではないデザイナーも扱いやすいクライアントが必要です。いままではCVSでバージョン管理をしていましたが、そのクライアントWinCVSは直感的には使えなかった。とにかくリポジトリの設定でつまずく。EclipseのCVSのplug-inはすばらしいのですが、デザイナーにEclipseを使ってもらうわけにはいかないので。

    TortoiseSVNは、Windowsのファイルエクスプローラーと統合されるので、取り扱いは簡単です。リポジトリと接続してしまえば、右クリックすれば何とかなりますので(いい加減)。デザイナーには、作業前で更新、作業後にコミットを教えておけばOK。

    WinCVSの情報を集めていると、日本での情報が古くなっています。日本語の文字コードの問題もありますし、WinCVSが強すぎて、他のCVSのクライアントが出て来ないようですし。

    追記

    現在はすべてバージョン管理はGitに移行して、全くSubversionは使っていません。

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  • これは失敗だったのか?

    本日、1件納品しました。ただし、売上的には大失敗でした。

    去年の9月からの仕事。ずるずると長引きました。最初は会社案内のサイト。次にメールで注文を受け付け。最後にはフォームを使って受注処理。しかも、商品撮影までやってしまう大盤振る舞い。

    再見積りもできずに、ページ辺りいくらの契約。結局プログラムの開発費も取れず、最後まで納品してしまいました。

    プログラマの性というか、キチンと作ってしまうのですね。ちゃんとエラー処理からはじまって、入力チェック、商品追加はXMLファイルで・・・。

    今回の反省点は、ユーザーの仕様追加と許してしまったことと、ページ数で見積りをしてしまったこと。プログラム開発が途中から出てきても、その見積り説明ができなかったこと、「予算がない」で押し切られたこと・・・・。今回は、反省ばかりです。

    でも、今回のサイトは、ユーザーにとってはコストパフォーマンス大です。デザインもシステムも手抜きなしです。 :-D

  • Wiki Wiki

    フリーゴルフのほうで、ユーザー参加のコンテンツということで、サポートのページにWikiを導入してみました。

    http://fg-support.and-works.co.jp/

    Wikiの話しも案件でちらほらでてきますので、今回はWikiの実験という意味合いが強いです。

    いろいろWikiエンジンを試してみましたが、日本語が正しく通るということでPukiWikiに決定。導入も簡単。DBもいらないのでお手軽にインストールできます。

    では、Wikiの使い勝手はどうだというと、とにかく楽です。HTMLでタグを打っていったり、FTPでアップしなくていいし。FAQを作成しましたが、質問、回答の形式で記述していきますが、質問の見出しを内部リンクのリストに自動的にしてくれますので、これが一番楽な機能かもしれません。

    若干、Wikiでページのレイアウトしていく上で、HTMLでこんなことができないかということもありますが、これも目をつぶれるだけのメリットがあります。あとは、手軽さ故に、何度も推敲してしまって時間がかかるかもというデメリットもありますが。

    誰でもページを編集できないように認証をかけていますが、これからどれだけユーザーが参加してくれるでしょうか?

    新しいことを始めるのは、楽しいですね。