5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

投稿者: muneando

  • Windows+Shift+SでSnipping Toolが起動しないしない話し

    PowerPointやWordの原稿から図をサイトに貼り付けるのに、Snipping Toolで画面のスクリーンショットを撮っています。画面の一部やウィンドウのスクリーンショットと取るのに便利です。

    最近になって、Windows+Shift+Sキー(押すのが面倒なので、マクロキーに登録しています)を押してもSnipping Toolが起動しなくなりました。Snipping Toolから新規ボタンを押せばスクリーンショットを取れるのですが、これでは何かと不便です。

    Googleさんに聞いてみると、Snipping Toolの証明書の問題だから時刻を10月31日にしてみろ、というのを見つけました。

    Win10からWin11にアップデートしたらSnipping Toolが使えなくなった件

    Microsoft コミュニティ

    半信半疑でしたが、結果は変わらず起動できません。

    次に試したのは、こちらのサイトです。

    対処1,対処2を試してみてダメで、対処3で解決しました。

    少し前に通知がうるさいので整理したのが原因でした。以上で、Windows+Shift+SでSnipping Toolが起動できるようになりました。

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    自作PC用に一番左のWindows11のパッケージを実際に購入しましたが、問題なくインストールできました。Windowsは使うPCの分だけ正しくライセンスを購入しましょう。

  • マカフィーの偽通知が大量に出てきた話し

    朝起きたら、娘から使っているPCがウイルスに感染したかもと言われた。見てみると、マカフィーからウイルスに感染した、という通知が出ていた。

    しかし、おかしいのは通知元のドメインである。本来ならば、mcafee.comでよさそうなものの、全然知らないドメインからの通知である。

    しばらくすると、別の通知がやってきた。今度はトロイの木馬が検出されたそうな。

    念のためにインストールされているWindows Defenderでウイルススキャンをかけておく。結果は、何もウイルスは検出できなかった。McAfeeもトレンドマイクロ、ウイルスバスターもこのPCにはインストールしていない。勝手にアンチウイルスソフトをインストールしてくれるので、今何がアンチウイルスソフトがインストールされているかを把握しておくのは大事なのである。

    おそらく通知だけの問題だから、Edgeの通知を停めてしまえば簡単なのだが、根本的な対策を取ることにする。Googleさんに聞いてみると、大元のマカフィーのサイトに答えがあった。マカフィーもたくさん問い合わせをされて困っているのだろう。

    このサイトの通りにEdgeの「設定」-「Cookeiとサイトのアクセス許可」の「サイトのアクセス許可」-「最近のアクティビティ」で、おかしなドメインの通知をブロックしておく。

    おそらく怪しいページをアクセスしたときに、通知の許可のダイアログで無意識に許可してしまったのだろう。

    以上でおかしな通知が表示されなくなった。

    ESETはマイナーなアンチウイルスソフトだけど、軽くてPCの邪魔をしないのでお勧めしています。自分が使っているPCにはMicrosoft DefenderではなくESETを入れています。

  • 1年に10cm背が伸びる高山タカオくんの話し

    夕方、近所のお母さんが小学生の娘さんとツレに用事でやってきた。娘さんの姉さんは、うちの息子と同級生である。姉さんと妹さんは10歳差である。

    母さん同士の話しが長いので、娘さんに庭のアジサイやミントを花束にしてあげたりしていた。そろそろ話しのお終いの方で、身長の話しになった。うちの子はなかなか背が伸びないね、とか、あの子は大きくなったね、とか。

    娘さんが

    「高山タカオくんは、毎年10cm伸びるんだって。」

    と言い出す。周りの大人たちは、

    「それは大変だねえ。」

    と言いながら、どこの高山さんちの子だろう、とみんなで頭をひねっていた。すると娘さんが

    「高山タカオくんは、算数ドリルに出てくるんだ。」

    だって。みんな大爆笑。

    それから、我が家では、頭から高山タカオくんが離れなくなってしまいましたとさ。

  • セルスターのドライブレコーダーがフロントウインドウから落下したので、取付マウントをメーカーサイトから注文した話し

    クルマを運転していたら、ガタンと大きな音がした。なんとドライブレコーダーが落ちていた。

    しかたないので、とりあえず助手席に乗っていた娘にドライブレコーダーを外してコードは邪魔にならないように処理してもらった。

    翌日、明るくなって落下したドライブレコーダーを取り付けているマウントを見てみると、本体を挟み込んでいるマウントのツメの部分が三つとも折れていた。

    この際ドライブレコーダー自体を買い換えてもいいのだけど、それもお金がもったいないし、特に今のドライブレコーダーに不満もないので、折れたマウントを交換できないものか探してみる。

    Amazonとかヨドバシ.comには既に売られていなかった。Yahooショッピングにはあったど、本体価格と同額近くの送料を払うのも癪だから、メーカーの直売サイトに注文する。こちらも送料も本体価格と同じくらいになる。あまりクレジットカードをいろいろなサイトに登録しなくはないけど、メーカーであるセルスターの通販はEストアを使っているらしく、カード情報は一回限りでサイトに登録しないようなので、まあいいかということで注文しておく。

    現在、発送待ち。

    以前、ユピテルのドライブレコーダーを付けていたときは、本体が熱で本体パネルが剥がれてしまったということがあったけど、今回も紫外線でのプラスチックの劣化なのだろうか? それだったら、相変わらずクルマの中で使用する製品としては品質が甘い。まだ、セルスターは交換用のマウントを出しているだけましなのかな。

    追記

    セルスターの直売サイトから商品が到着して、無事にドライブレコーダーを装着した。元通りに取り付けておく。元の両面テープをきれいに剥がすのに時間がかかる。今回、両面テープを剥がすのに使ったツールはこちらである。持っているを何かと便利なのである。

    まだまだ、このドライブレコーダーは使っていく。

  • WordPressのテーマTwenty Twenty-TwoにGoogle AdSenseの自動広告を設置してみた話し

    Google AdSenseから「自動広告を使ってみなよ。」という通知があったので、設置してみた。このブログはWordpressのテーマTwenty Twenty-Twoを使っている。

    以前のテーマだったら、外観の設定でheader.php辺りにGoogle AdSenseのスクリプトを挿入してしまえばよかったけれど、Twenty Twenty-TwoではテーマのPHPを編集するところがない。テーマのファイルを眺めてみても、どこにHTMのheadタグを編集していいかわからない。

    いろいろWordpressのテーマを調べてみると、最近のテーマはアクションに関数をフックして機能を追加するみたいである。直接テーマファイルを編集することはしないようである。

    そこでTwenty Twenty-Twoのfuncrion.phpの最後にadd_action()でwp_headアクションフックを使って、<head>タグ内にGoogle AdSenseの自動広告のコードを追加するようにする。

    add_action('wp_head','add_google_adsense');
    function add_google_adsense() {
      if( !is_user_logged_in() ) { 
      ?>
    // ここにGoogle AdSenseの自動広告のコードを貼り付けます。
      <?php 
      }
    
    
    

    申し訳ないが、こちらのコードの元記事を保存するのを忘れたので、参照元がわからない。見つかり次第、追記する。

    WordPressのフックで参考にしたのは、こちらのサイトである(Chromeの履歴を探ったら見つかった)。

    あとは正しくコードが出力されているか、HTMLのソースを確認しておく。無事に出力されていた。

    最初はモバイル全面広告をOffにして1週間掲載してみたが、ほぼ収益は変わらなかった。モバイル全面広告をOnしてしまうとアクセスする方からすると広告が大変ウザくなるのはイヤだけど、テスト的にこちらをOnにした。しかし、こちらも1週間掲載してみても収益は変わらないので、再びOffにしておいた。結局、分母のサイトのアクセス数が少ないので、アクセス数をこれ以上増やさない限りは収益は変わらないと言うことである。アフリエイト広告でガッポリというのは妄想なのである。

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    なんやかんやでWordPressのサイト構築で躓くのは、PHPのプログラミングなのでした。

    追記(2022年8月21日)

    上記のコードのis_user_logged_in()でログインしているかどうかを判定してあげないと、自分のサイトを参照するときにGoogle AdSenseの自動広告が表示されてしまうので、「表示できる広告の数が制限されています。」のエラーが出るので、必ず判定してあげた方がいいぞ。

    本当にGoogle AdSenseの自動広告が表示されるかどうかは、ログインしないでサイトにアクセスすればいいのだけど、「表示できる広告の数が制限されています。」のエラーを出さないためにも、頻繁にログインしないでサイトにアクセスしない方がいいぞ。

    自分がGoogle AdSenseの自動広告を表示したかどうかなんて、勝手にGoogle AdSenseで判定してくれればいいのに思うけどさ。あまりGoogle様の悪口を書くとバンされるから、この辺で・・・。

  • Gmailにメールを転送していたら、SPFレコードの設定ミスで550-5.7.26のエラーメールを返していた話し

    お客さんから、メールを送ったけど届いていない、と言われた。代わりにエラーメールが返信されてくるとのこと。これまでも特定のメールアドレスのメールが届かないという障害があったど、Gmail以外で受信すればいいので放っておいた。

    しかし、今度はエラーメールになるということでお客さんにも迷惑をかかると思い、真剣に対応する。

    試しに、こちらからテストとしてGmail以外のメールサーバーからメールを送信してみる。YahooメールはOKで、OCNメールでたまたま以下のエラーメールが返ってきた。再現すると解決まで近い。

    (reason: 550-5.7.26 This message does not have authentication information or fails to)

    550-5.7.26 Gmail」でGoogleさんに尋ねると、いろいろと解決方法がでてくる。

    つまりはSPFレコードを設定していないドメインからのメールが、Gmailのセキュリティで弾かれているそうな。でも、メールをGmailに転送しているドメインではSPFレコードを設定しているのにおかしい。以下の記事を参考にSPFレコードを確認する。

    SPFレコード自体は設定されていた。しかし、設定しているIPアドレスを再度確認してみると、何と古いメールサーバーのアドレスが設定されていた。そう言えば、昔さくらインターネットのサーバーをVPSからレンタルサーバーに乗り換えた。そのときメールサーバーのアドレスが変更になっている。

    SPFレコードを現在のサーバーに変更してみる。参考にしたのは、こちらの記事である。

    「www***.sakura.ne.jp」の***のサーバーの番号をnslookupで引いて設定しておく。

    以上で正しくメールが転送されているか様子見である。

    しかし、サーバーが変更になって数年経つけど、どうして大きな障害にならなかったのか不思議である。もしかしたら、こちら知らないうちにエラーメールを返していたのかもしれない。それだったら、相手に迷惑な話しである。

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    追記(2022年6月6日)

    相変わらずファイル送信システム「DECO」の通知メールはGmailに転送されない。DECOはGmailの迷惑メールに登録されてしまっているのかな?

  • 断って断っても電話してくるアホな不動産屋から迷惑電話があった話し

    最近は落ち着いてきたけど、また不動産屋からセールス電話があった。

    電話番号0368060679の詳細情報「トップファースト」

    電話番号検索

    Evernoteに残している迷惑電話の履歴を調べてみたら、この会社からは今回で3回目だった。いきなり取引もない知らない不動産屋と電話一本で取引が始まる訳がないでしょう。不動産業界は、まだこのことに気が付いていない。

    電話をかけてくるのは別人なので、営業情報の共有はできていないのだろうな。SFA(営業支援ツール)とかCRM(顧客管理システム)を売っている会社は、ぜひとも営業電話をしてあげてください。不動産業界はセールスは、闇雲に電話をかけまくるという力技がいまだにはびこっているので、SFA, CRMの提案は狙い目でしょう。

    相変わらずのように今度もまた二度と電話をしないように言ったら、

    「すべての不動産屋からの電話は止められない。」

    とおっしゃったので、

    「もちろん、あんたの会社が日本の不動産屋を仕切っているわけではないから大丈夫。」

    と言っておいた。

    やはり、こいつらアホなのでした。

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    高齢者への詐欺電話を防止するためにも、NTTはナンバーディスプレイを無料で提供すればいいのにと本当に思う。携帯電話は無料で着信番号表示をしているので固定電話でもできるはず。発信者通知は迷惑電話をかけてくる輩は嫌がるので、ナンバーディスプレイは本当に迷惑電話防止になる。ナンバーディスプレイに契約して対応した電話機ならば、発信者番号を通知しない詐欺電話は非通知になって拒否されるので、少しは安心である。これで詐欺電話は随分と減るので、NTTのナンバーディスプレイは詐欺電話撃退にはお薦めなのである。

    とずっと書いているけど、ようやくNTTが高齢者向けにナンバーディスプレイが無料になりました。記事はこちらから。

    知らない電話は詐欺の始まり

    詐欺被害経験者より
  • Huawei P20 Liteの液晶パネルの交換をやりなおした話し

    先日、Huawei P20 Liteの液晶画面を交換しました。

    しかし、両面テープの接着が甘いか、このスマートフォンを使っていた娘が落して筐体が曲がってしまっているせいか液晶パネルが浮いています。

    そして、スピーカーの穴も塞がっていないのが気になりますので、液晶パネルの交換作業をやりなおしました。

    この穴は、参考にしたYouTubeには出てきませんでしたが、元の液晶パネルからネット状の部品を移植しなければいかないようです。ヒートガンで温めてあげると取れます。

    この部品がないと液晶画面のレンズの上の部分が細いので、圧着すると私のように割れてしまいます。必ずこの部品を元の液晶パネルから新しいパネルに移植しましょう。

    さて肝心の液晶パネルの交換作業は、裏蓋と液晶パネルが既に浮いていますので、ヒートガンで温めれば簡単に取れました。時間がかかったのは、両面テープを除去する作業でした。こちらは無水エタノールで丁寧に除去していきます。

    両面テープは縦横と貼っていって、隅は細かくテープを切ってつないでいきます。隅のカーブを一本のテープで一気に貼ることをやめて、細かく切ってつないていくと、きれいに接着できます。ただし、この方法は防水機能は全くありません。

    一点失敗したのは、ネジを一つ床に落としたことです。何とかフロアモップを探って事なきを得ました。ネジの置き場と作業場所を離した方がよいと頭に叩き込みました。ネジを一本でも無くすと修理続行不可能となります。くれぐれも部品の管理は慎重にしていきましょう。

    今度は画面が浮かずにきれいに元に戻ったのですが、如何せん最初にレンズ上部の細いところを割ったせいで、液晶画面が液漏れしてしまいました。

    しかしながら、これでスマートフォンの液晶画面の交換については学習できました。YouTubeなどで手順さえわかれば、今度はうまくできるつもりです。だけど、Huawei P20 Liteの交換はもうやめておきます。だってこれ以上お金をかけてもね。よい練習台になりました。

  • povo2.0はデータ専用SIMがなかったのね、という話し

    液晶画面を自分で交換したHuawei P20 Liteにpovo2.0のDIMを入れてみました。このSIMは元々モバイルで使うためデータ専用としてThinkPadに入っていたSIMです。

    ある日、Huawei P20 Liteに電話がかかって来ました。かかって来たのは非通知の自動音声のアンケートでした。でも、データ専用のSIMだと思っていたら電話がかかって来たのはおかしいと思い、自分のスマートフォンで電話をしてみたところ普通に電話がかかっていました。反対にHuawei P20 Liteで電話をしてみたところ、こちらも電話をかけることができました。

    povo2.0はデータ専用SIMと思い込んでいましたけど、音声対応SIMだったのですね。今まで気が付きませんでした。そう言えば、契約手続きのときには、MNPの選択だけでOCNモバイルのように音声、データ、SMSの選択はありませんでした。すべて音声対応であることはpovoのサイトには書かれていませんが、povoにとっては当たり前のことなのでしょうか。わたしは初めて気が付きました。

    音声電話が使えると言っても30秒で22円というバカ高い料金設定ですので、かけ放題のトッピングをしないと使いものにならないのでしょうね。

  • Huawei P20 Liteの液晶画面をDIYで交換してみた話し

    以前娘が液晶を割ったHuawei P20 Liteが手元にあります。こちらは今は使わないのですが、万が一のバックアップとして復活させます。修理業者に頼むのもいいですが、今回は試しに自分で交換してみます。自分でやってみたいという単なる興味です。

    購入したHuawei P20 Liteの交換修理用液晶パネルセットは、こちらです。交換部品があるうちに交換してしまいます。

    スマートフォンの液晶画面の交換は、何か参考にするものがなければハードルは上がります。反対に参考にするものがあれば、手順が間違わなければそんなに難しい作業ではありません。参考にしたのは、こちらのYouTubeです。おなじみの方が丁寧に説明していただけます。このかたは、別のクルマ関係のYouTubeで見かける私の数少ない知っているYouTuberです。

    Huawei P20 Liteの液晶画面の交換作業は、私がくどくど説明するよりもこの動画を参考にしてください。追加の情報として書いていきます。

    液晶パネル用両面テープも買いましたが、必要ありませんでした。液晶パネルセットにも付属していました。

    Huawei P20 Liteを開けて見るとわかるのですが、黒い両面テープで接着されています。上の両面テープは文房具でよく紙を接着する白の半透明の両面テープでした。3Mとアマゾンの商品タイトルに書かれていますが、実際には何も書かれていません。

    結局はこの両面テープは使わずに、液晶パネルセットに付属していた両面テープを使いました。この両面テープは買う必要はありませんでした。液晶パネルセットに付属していた両面テープは、一応は3Mのロゴが印刷されていましたが、同じような白で半透明の両面テープですので、ただ接着するだけで防水防滴には対応できなくなるのでしょう。

    一番苦労したのは、裏蓋と液晶パネルの取り外しです。動画にも言われているのですが、十分に温めると貼り付けている両面テープが軟らかくなって何とか外すことができます。こちらは焦らずに作業すれば何とかなります。

    液晶パネルセットには画面外し用の工具も付属されていましたが、役に立ったのは三角のピックだけでした。あとはほぼ役に立たないと考えた方がいいでしょう。ピックも一回でかけてしまいますので使い捨てです。こじる棒も先が太すぎて使いものになりません。

    液晶パネルセット付属の精密ドライバー的なドライバーも、自分でもっと精密なドライバーを用意したほうがいいでしょう。絶対に必要なのは、作業しやすいピンセットです。私はこちらのもう販売されていないエンジニアのピンセットを使っています。

    付属の吸盤は、もっと役立たずなシロモノでした。変に変型して、後述のヒートガンで温めて元に戻しました。しかし、全く吸引力がなく、吸盤はなくても作業できるので必要ありませんでした。

    ここで最も役に立ったのは、使うと思って昔購入しておいたヒートガンです。こんなところで役に立つとは思いませんでした。

    温度低めで慎重に両面テープを剥がしていきます。すき間が空いたら、付属のピックを入れるか、キズが付く覚悟で細いマイナスの精密ドライバーを差し込んでしまいます(私は精密ドライバー)。あとはピックで外周を沿って剥がしていきます。その際、まだ力が必要であれば、再度ヒートガンで温め直します。

    時間がかかったのは、今までの両面テープをきれいに除去することでした。一番時間がかかりました。こちらは無水エタノールで両面テープのカスを取り除いていきます。私は精密機器の清掃には以下で磨いていきます。

    YouTubeの教えの通り、外したネジと部品はあとで間違わないようにと無くさないように、簡単な内部の絵を描いて両面テープで貼っておきます。よいことは真似しましょう。

    一つ動画には出てこない部品ですが、こちらの右側のボタンのすき間を埋めるプラスチックの部品が出てきました。もう少しで見逃していました。

    そしてもう一つ不明な部品がこぼれてきました。こちらは何でしょう。

    後は反対の手順で組み上げていきます。コネクタの接続忘れを注意します。両面テープは角を慎重に貼っていきます。角はテープをねじるより直線を組み合わせて貼った方がきれいに貼れそうです。

    液晶画面が少し浮いてしましましたが(これで今度の交換は簡単になります)、無事に起動して画面も正常に表示されタッチも反応します。カメラも指紋認証も正常です。液晶パネルセット付属の画面保護フイルムを貼って完成です。一応は使えるようになりましたが、水滴には注意です。

    裏蓋と液晶パネルの取りはずしに苦労したことと、昔の粘着テープの除去に時間がかかったこと、交換はそんなに難しい作業ではありませんでした。これは先人たちの知恵と苦労のおかげなのでした。

    追記

    液晶パネルをもっと接着しようと力をいれたら割れてしまいました。大失敗です。

    今回の液晶画面の交換の感想としては、やはり専門業者にお願いしたほうがいいのでは、ということでした。そのほうが、きれいに確実に修理できます。

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