5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

カテゴリー: インストール

  • QNAPでMariaDB(MySQL)の自動バックアップの設定をした話し

    RedmineをQNAPでDockerのコンテナで稼働し始めた。RedmineのデータベースはDockerのコンテナではなく、QNAPで起動しているデータベースにしておく。QNAPでデータベースとなっているのはMariaDB、いわゆるMySQLとなる。PostgreSQLもインストールすれば使える。

    やはり、仕事でRedmineを使うから、データベースのバックアックは必須である。バックアップをどうしようかと思えば、大抵考えるのはcronでmysqldubpを勝手に起動して、どこかのサーバーに保存していくこと。ここのどこかのサーバーをどうするか悩む。

    どこかのサーバーといえば、ローカルにLinuxのサーバーがあればいいのだけど、今あるLinuxサーバーは古いのでお役御免にしたい。QNAPとかFreeNASとかNASはあるけど、NFSとか設定するのが面倒。

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

    そこで考えた結果、手っ取り早くDropboxに保存して同期をすることにした。バックアップとったけど、データベースと同じQNAPにバックアップファイルを保存していていたけど、QNAPが飛んでバックアアップファイル共々お亡くなりなんてないように。外部にデータを保存することは大事。QNAPにはディレクトリをDropboxなどのクラウドストレージサービスと同期をとってくれるHBS3というアプリケーションが用意されている。HBS3は情報が少ないけど、日本語化されているので何とか設定できそう。

    MariaDBのバックアップのシェルスクリプトはこんな感じ。以下のサイトを参考にした、というよりもコピペ。

    NASの MySQLを自動バックアップ (ただし、404 File Not FoundなのでGoogle検索のキャッシュから)

    mysqldumpのパスが違うとか(最初mysqldumpがなかったらどうしようと焦った)、QNAPではfindが-mtimeオプションが対応していないとか、出力ファイル名に時分まで付けるとか、もろもろこちらに合わせて修正している。

    #!/bin/sh
    
    # バックアップの保存期間(days)は 5日とする。
    
    # バックアップ保存用ディレクトリの指定
    dirpath='/share/backup-data/mariadb-backup'
    
    # ファイル名を指定する(※ファイル名で日付がわかるようにしておきます)
    filename=`date +%Y%m%d%H%M`
    
    # データベース全体をエクスポート
    /mnt/ext/opt/mariadb/bin/mysqldump --opt --all-databases --events --default-character-set=binary -u root --password=[MySQLのrootのパスワード] | gzip > $dirpath/$filename.sql.gz
    
    # パーミッション変更
    chmod 700 $dirpath/$filename.sql.gz
    
    # 保存期間を過ぎたバックアップを削除
    find $dirpath/ -type f -mtime +5 |xargs rm -f  

    このシェルスクリプトを実行するとDropboxで同期をとるディレクトリ(ここでは/share/backup-data/mariadb-backup)にバックアップされる。このシェルスクリプトをcronで回せば完了。

    しかし、QNAPのcronの設定は、

    crontab -e

    では保存してくれない。

    vi /etc/config/crontab

    で直接crontabを編集して、cronのサービスを再起動する。以上で完了。

    無事にデータベースのダンプを出力して、Dropboxで同期していることを確認できた。

    追記(2022年12月13日)

    シェルスクリプトが消えていたので、再度設定しておいた。

  • CandyCaneをRedmineに移行した。だけどデータ移行なんて考えないで移行したという話し。

    こちらの話しの続き。

    現在作業記録をCandyCaneで行っている。CandyCaneは元々Redmineの機能をPHPで記述するということで始まったプロジェクトである。現在は、ほぼ開発は停止している。

    CandyCaneはPHP5.6の上で動かしているので、PHP自体アップデートはない。新しくPHP7の上で動かそうにも難しい。実際にDockerのコンテナでPHP7のサーバーを起動してCandyCaneを動かしたが諦めた。この際、CandyCaneを捨ててしまおうと考えた。

    つぎのバグトラッキングシステムを何にしようかいろいろ検討したが、チケットごとに時間での工数記録してお客さんに報告をしなければいけないので(これが一番大事)、結局はCandyCaneの大元のRedmineに落ち着いた。操作もあまり変わらないし。

    最初はCandyCaneからRedmineにデータの移行をしようと考えたが、これは大変だったのでやめた。今月からCandyCaneの使用をやめてきっぱりRedmineでチケット管理をやっていく。チケット番号(issue ID)の重複をさけるため、チケット番号はGitでも管理しているので、チケット番号を途中まで採番しておく。これはissuesテーブルのidのオートインクリメントを設定し直すだけ。

    CandyCaneは古いPHPが動くようにQNAPの中にDockerのコンテナを立てて、CandyCaneのファイルとデータベースをそのまま移行するくらいで問題無かった。

    最後に利用しているお客さんにCandyCaneからRedmineに変わったというアナウンスと、Redmineのアカウントを発行すれば完了。

    しかしながら、CandyCaneを使い始めて11年経っていた。チケットは約3,000近く溜まっている。トラブルなくここまで無事に動いてくれた。ご苦労様でした。

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

  • ユーザーサポートのリモートワークのためにTeamViewerを購入した話し

    こちらの話しの続きになります。

    新型コロナウイルスの影響で相手先に出向いて作業するということができなくなった。お客さんの要望でリモートワークをしたいという問い合わせも増えてきた。

    自分の会社ではリモートワークというか自宅が事務所なので自分の仕事ではリモートワークは必要ない。お客さんのサポートでリモートワークが必要になっている。そこでどのようにリモートワークをやるかを考えてみた。

    最初はお客さんのネットワークにVPNで接続して社内アプリケーションやサーバーを使うことを考えてみた。無事にネットワークにアクセスできれば自分PC(会社から持ち出したPCになるけど)から今まで通りの仕事ができるはずである。しかし、ネットワークに接続できないという大きな問題がある。自宅のネットワークはさまざまであるので、確実に接続できるかは保障できない。ネットワークの帯域が狭いとか(いまどき遅いADSLなんてないかもしれないけど)、ローカルのIPアドレスしかインターネットプロバイダから配布されないとか。接続確認済みのモバイルWi-Fiのモデムを配布しておくという手もあるけど。

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    次に考えたのはリモートディスクトップで接続する。これだとルーターのNAT越えも簡単だから、まず何とか接続できる。問題としては接続先のPCを用意すること。社内で使っているPCを起動したままに置いておくこと。あと自宅用のPCがなければいけないので、2台必要である。大きな問題はセキュリティの問題。誰がいつアクセスしたかをログを残せるかなど、諸々。現在は緊急事態であるからある程度目をつぶるか。この騒動が落ち着いてから対応していくか。

    リモートディスクトップで試してみたのは、ChromeのRemote Desktopである。お客さんに勧めてみたところの問題は、Chromeがインストールされていない、そもそもGoogleのアカウントを持っていないであった。この条件を乗り越えれば導入は簡単である。

    次はNTT東日本のVPN+リモートディスクトップである。こちらはこのブログに書いてある。こちらも簡単に導入できる。ただし期間限定で無料になっている。

    最後はリモートディスクトップ定番のTeamViwerである。感じとしてはリモートディスクトップのアプリケーションとして至れり尽くせりである。使い勝手は一番良い。しかし月6万円と高額である。

    いろいろ考えてTeamViwerのビジネスライセンスを購入した。制限があるよりお金を支払って楽してしまおうと考えた。サポート相手のお客さんにも使い勝手でメリットある。まずはお客さんのところに導入する前に自分のところにTeamViwerを本格的に導入する。

    早速、TeamViewerのサイトから見積もりを依頼した。しばらくしてTeamViewerから電話(発信者番号からオーストラリア)があった。見積もり依頼の確認(郵便番号だけ)だった。すぐにメールで見積書が届いた。サイトの表示価格の10%引きだった。しかし、サイトから申し込んでも同じ割引きだから電話でも変わらない。1年後のライセンス延長も同じ割引きが適応されるそうだ。

    折り返し注文をメールしたら、つぎはライセンス登録と課金の案内が来た。ライセンスの登録は今使っている評価版にライセンスを追加するだけだった。そのまま使える。

    課金はPayPalで支払って完了。

    これで今後はTeamViewerを用いてのユーザーサポートとなります。もし、この記事を読んでいる方で、なにかリモートサポートをやってもらいたい方はご連絡ください。例えば、Wordpressの操作がわからないから教えてほしいとか、いろいろご相談ください。もちろん、リモートでアクセスしてもPCの中身は覗きません。

    それにしてもサブスクリプションでパッケージを契約することが増えてきた。Microsoft Office、 Adobe Dream weaver、Evernote, Dropbox, Atlassian Bitbucket, ESET Internet Securityなどなど。まだあるな。

    今度は新型コロナウイルスのテレワークの助成金を申請してみるか・・・。

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    追記

    結局、助成金の申請は断念した。TeamViewerを購入するくらいの金額では出ないことがわかった。TeamViewerの購入金額以上に申請がとても大変で割りに合わない。助成金は、間に入る申請代行業者を潤すだけかもしれない。

  • アパート用の監視カメラの設定をした話し

    アパートで自転車のパンク騒ぎが入居者から報告されたので対応する。

    不動産屋さんには交番に連絡してもらってパトロールをしてもらう。

    こちらは監視カメラの設置を行う。犯人を捕まえるというよりも威嚇と言った意味合いが強い。もしも犯人が映ってしまったら、あとあと面倒なことになるし、このまま被害が出なければ済むこと。自転車置き場と念のために庭の方の2台を設置する。現在はカメラの設定を終えて、長時間のテスト中である。電気配線工事の日程調整待ち。

    さて、購入したのはアマゾンでよくある安価な中華製のIPカメラである。アパートではネットワークがつながっていないしWi-Fiなんて使えない。そこでSDカードで格納できればよろしい。できれば録画中のランプでも付いたらいいのだけど、こちら「監視中」のステッカーでも提示しておく。

    たまたま購入したカメラは、自宅玄関で取り付けたカメラを同じAndroidとWindowsのアプリを使えるカメラだった。同じアプリで管理できるのは何かと便利である。

    常時録画を無効にして動体検知だけを有効にして、カードに記録するデータ量を抑えるようにする。自宅のカメラだとサーバーに画像をFTPで送っていたけれど、今回はSDカードだけの格納にしておく。

    とりあえずのところ、使っていないWi-Fiルーターに接続するように設定する。一時的にWi-Fiルーターをアパートに持ち込んで、IPカメラに接続して画像の確認を行うことになる。SDカードを取り出してPCに取り込むことも考えたけど、カメラの奥の方にメモリカードが入っているので、いちいち取り出すのも面倒である。そんなに手軽にSDカードを取り出せたら、反対に何かと問題。

    そこでWi-Fiルーター経由で画像にスマートフォンのアプリでアクセスすることにした。このカメラはWi-Fiルーターがインターネットに常時接続できてなくても問題ないことが分かった、その他の問題としてはWi-Fiルーターの電源をどうするかであるが、こちらはクルマに100Vのインバータをつなげて電源を確保することにしよう。

    Wi-Fiルーターを起動して、IPカメラに接続できることを確認できた。不安な点としては、IPカメラはIPアドレスの設定をDHCPでしか設定できないので、長時間放っておいたときに、キチンとIPアドレスを取得できるかどうかである。できなかったら、違う方法を考える。

    併せて長めで記録できるように64GBのメモリカードも用意しておく。これで数ヶ月間の映像を記録してくれると期待する。

    あとはIPカメラの電源の確保である。こちらは専門の電気工事の業者にお願いする。アパートの共用の配電盤から2箇所のコンセントを確保してもらう。配電盤は2階の通路壁のボックス内にあって、階下の自転車置き場と庭に配線する。庭へは屋根の軒先を経由して配線していくので自分でやるのは大変そうだから、今回は業者に依頼する。せっかく取った電気工事士の資格は今回も生かせなかった。

    後の一番の問題は、誰かがIPカメラごと持っていないかということと、配線を切られないかということ。ここまでやられたら、器物破損と窃盗になるから、また別次元の問題になってしまうから、そこまで考えないことにする。

    以上、アパート経営の話しというよりも、システム屋がやりそうな話しとなった。

    だけど、この騒ぎで痛い出費となる。工事費用で家賃の数ヶ月分が飛んでいった。

    アパート経営なんてやめておけ

    アパートオーナーより
  • 知らない間にJWordプラグインとLinkedInアプリがインストールされていた話し

    たまたまWindows10の設定のアプリのリストを見ていたら、インストールした覚えのないソフトがある。今回は、JWordプラグインとLinkedInアプリの2つ。

    何かのソフトのインスールをしたときに、勝手にインスールされてしまったと思われる。よくあるのはAdobeのAcrobatとかOracleのJavaとかでアンチウイルスソフトをインスールされたことがある。インスールのチェックボックスを外しておかないとインスールされてしまう。

    今回は無事にアンインストールできたけど、勝手にインスールされてしまうソフトといえば、マップとかいろいろなマイクロソフトのソフトたち。こちらはアンインストールできないのね。

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    追記(2023年8月12日)

    このページへのアクセスが、異常に来ていますが、何かJWordとかLinkedInであったのでしょうか? アクセス数がいつもの3桁以上あります。

  • ThinkPadのディスプレイが赤くなったのでWindows10をリセットしてうまくいった話し

    ThinkPadのディスプレイが赤くなった件、Windows10をリセットしたらうまく行ったみたい。

    画面もまともになったし、携帯ネットワークもつながるようになった。何だか、Window 10 Insider Preview での最新のWindows10の問題だったかもしれない。

    しかし、この最新のWindows10はそろそろ正式に配布されるらしいから、そのとき同じ現象が出るのかな?

    アプリケーションを再インストールをしているし、設定も最初からだしと、Windows10のリセットはとっても面倒。EvernoteとDropboxのデータの同期が時間がかかっている。

    とりあえず、Chrome, ATOK, Microsoft Office, Visual Codeを入れておいた。

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  • ThinkPadの画面が赤くなったので、Windows10の回復をやってみた話し

    ThinkPadの画面が赤くなったので、Windows10の回復をやってみた話し

    どういう訳かLenovoのThinkPadの画面が赤くなってしまった。ディスプレイの詳細設定から色のプロファイルを設定し直せば直るのだけど、しばらくするとまた赤くなる。

    このままでは面倒なので対応する。レノボのサポートに訊いてもいいのだけど、その前にWindows Insider Programで最新のWindows10を入れているので元に戻す。今はWindows10の回復をやっているところ。

    しかしながら、ネットワークに携帯電話が表示されなくなって携帯ネットワークが使えないしと、もうダメダメなThinkPadなのでした。

    回復して大丈夫ならば、最新のWindows10が問題。マイクロソフトに報告。でもおそらくThinkPadが悪いような気がする。

    携帯ネットワークがつながらなくなるとか解決まだしていないし、そもそもThinkPadを買ったのは失敗だったのかな?

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    自作PC用に一番左のWindows11のパッケージを実際に購入しましたが、問題なくインストールできました。Windowsは使うPCの分だけ正しくライセンスを購入しましょう。

    追記

    とりあえず、Window10の回復で元に戻った。ただし、インストールのやり直し。これは辛い。

    続きはこちらから

  • 新しいQNAP TS-673を購入、設定した話し

    そろそろ10年使っているLinuxのファイルサーバーが危なそうなので、新しくQNAPを導入する。導入したのはTS-673という6台のHDDが入るQNAPである。これでQNAPは2台目。

    ファイルサーバーで使っている以外にも、IMAP4でメールを受信している。今回のTS-673はコンテナサーバーの機能が使えるようだから、アプリケーションサーバーとしても使う腹づもり。できなかったら、大きなファイルサーバーになるだけ。

    今回もハードディスクは、ウエスタンディジタルのレッド。勇気がなくてWDよりも安いSeagateは買えなかった。万が一安さに目をくらんでトラブったらイヤだし。WDのディスクは、今までトラブったことはないし。6台格納できるが、今回は2台は後から追加することにして4台のハードディスクを購入する。

    早速インストールする。

    まずはメモリの増設をする。最初に4GB載っているが、これに16GBを追加する。メモリは普通のノートPC用のDDR4メモリで大丈夫らしい(?)から、お安いものにする。起動したら無事に20GBで認識してくれた。

    ハードディスクの取り付けは、とても簡単になった。ネジ止めする必要はなくなった。ハードディスクの枠にプラスチックのパネルをパチンとはめるだけ。4台のハードディスクを取り付けるのに5分もかからない。

    以上、QNAPの取扱説明書には書いてないので、何となくで作業でできた。

    次にQFinderというQNAPのユーティリティをダウンロードしてインストールして、QNAP本体を探してブラウザからインストールする。あとは手順通りにしたがって行う。

    途中、ボリュームが単体とか云々と聞いてくるので、こちらはシックボリュームを選択する。おそらくあと二台のディスクを追加するので、これで合っていると思う。ところでシックボリュームのシックはSickの病気ではなくてThickのシックプロビジョニングの意味で、必要なリソースをあらかじめ確保しておくことなんだそうな。最初Sickだと思って、こちらを選んで大丈夫かと思ってしまった。

    家庭向けの“3ベイNAS”はいいとこ取り? QNAP「TS-328」徹底解説(2/2 ページ)

    ITmedia PC USER

    現在、rsyncサーバーの設定をして必要なファイルを同期中。まだ時間がかかりそう。

    このTS-673は液晶パネルがないので、今どの状態にあるのかわからない。音声で言ってくれるのだけど、英語で向こう訛りなので聞き取りにくい。

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

  • CandyCaneの代替としてRedmineをインストールしようとしたけど、やめた話し

    普段、プロジェクトの課題管理をCandyCaneで行っているけど、そろそろCandyCaneはプロジェクトとして収束の方向に向かっているので、新しいソフトウエアを探さないければいけない。

    課題管理のソフトウェアだから、どの課題(チケット)が終わっていないのかをわかるようにすることは当たり前だけど、一番は課題が何時間かかったかを集計する必要がある。作業時間の集計結果で、お客さんに作業費を請求している。大抵のプロジェクト管理ソフトウェアの売りであるガントチャートなんて要らない。ほぼ一人で利用するので、他ユーザーとのコラボレーションの機能も要らない。課題の状態(ステータス)も、「新規」「担当」「解決」「終了」くらいで、カンバンとか必要ないし、状態の一覧(終了していいない課題)があればよろしい。そのくらい限定した機能で十分なのである。

    CandyCaneは課題ごとに経過時間として作業時間を登録できる。期間で作業時間を集計してCSVに出力できる。CandyCaneはとてもシンプルで気に入っている。

    課題管理のソフトウェアとしてアトラシアンのJiraなどを調べてみたけど、作業時間の集計の機能で満足できない。単純に、課題に何時間使っただけの集計だけでいいのに、余計な機能が付き過ぎている。

    結局はCandyCaneの元になったRedmineを検討する。しかし、Redmineの一番のネックはRubyで動いていることである。今までRubyの動いているソフトウェアでまともにインストールできた試しがない。特にRubyの環境を作るのに断念している。そして、簡単にそこら辺のレンタルサーバーで動かないのは辛い。

    CandyCaneが動いているさくらインターネットのVPSのサーバーでRedmineを動かそうとしたが、案の定ライブラリが古いとかでインストールができなかった。ライブラリをあげても、せっかく今正常に動いているCandyCaneのサイトが動かなくなってしまうのは癪だから、これで中断する。

    別にサーバーを契約するか(そんなにコストをかけたくないし)、あらかじめRedmineを提供しているサービスを利用するか(こちらももっとコストがかかるし)、はたまた社内にサーバーを立てるか(運用が面倒だし)を考えることにする。

    Redmine以外にまだプロジェクトの課題管理のソフトウェアを引き続き探していく。このままだとCandyCaneのままでいきそう。だけど、PHPのバージョンが・・・・。

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    続きはこちらから

    結局はCandyCaneからRedmineに乗り換えました。

  • Macのディスク残量が7GB切ったので整理した話し

    ThinkPadを買ったのであまり出番がなくなったMac Book Proですが、リビングでふと気になることが出てきたときに調べるマシンとして使っている。

    しかしながら、ディスクの残りが全くなくってきた。残り7GB位しかない。

    SSDでも交換してしまおうかと思ったけど、このMac Bookは専用のインターフェースのSSDなのですね。まともに手に入れるとしたら、こんな専用ディスクが必要になる。

    もっと安く大きな容量で一般的なM.2 SSDを換装するとなると、こんな変換アダプターが必要になってくる。

    このアダプターはものすごくリスキー。

    ということで、ドライブの換装は最後の最後にとっておいて、手っ取り早くディスクの整理を行う。

    ストレージ情報を見てみたら、一番サイズが大きいのがVirtualBoxの仮想マシンだった。このMacは外作業用に購入したので、どうしてWindowsのアプリケーションを使ったほうが楽な場面があったので、Windows10の仮想マシン(もちろんWindows10のライセンスは別途購入)を入れていた。これが80GBほどディスク領域を占めていた。

    せっかくWindows10のライセンスを購入しているので、そのまま削除するのはもったいないので、このMacでWindows10は今は使わないしでNASのディスクにエクスポートしておく。

    仮想マシンのエクスポートは、VirtualBoxから簡単にできる。ただし、とても時間がかかる。

    一旦NASにエクスポートし、別のPCにVirtualBoxをインストールしてからエクスポートした仮想マシンをインポートしてみる。正常にWindows10の仮想マシンが起動できることを確認する、こちらはしばらく使わないので、これで放っておく。たまに起動して、Windowsアップデートをやならなければいけないかも。

    以上の作業でMac Book Proの残ディスクが90GBほどに空いた。これでSSDをしばらく購入することもなくなった。めでたしめでたし。