5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

カテゴリー: サポート

  • ScanSnapからEvernoteにスキャンデータが取り込まなくなった話し

    ScanSnapでスキャンしたデータがEvernoteに取り込まなくなった。おかしいなと思って、ScanSnap Homeを立ち上げようとしたどアプリケーションが見つからなかった。

    SnapSnapは散乱する紙ドキュメントを簡単にスキャンして取り込めるから、ペーパーレス化の強い味方だよ。

    そういえばPCを新しくしたのであった。しかも1年以上前のことである。

    今まで使っていたPCを起動してScanSnap Homeも起動してみる。するとEvernoteとの連携の期限が切れていた。ScanSnap HomeとEvernoteと連携の承認して、再度ScanSnap Homeから再読み込みすると無事にEvernoteに取り込めることができた。

    おそらく古いPCは認証だけなので起動されていなくても、ScanSnap本体とScanSnapクラウド、Evernoteの連携だけなのでだ問題なく取り込めたのだろう。だったら、古いPCを使わなくても認証を新しい今使っているPCで行うようにする。

    まずは新しいPCにScanSnap Homeをインストールする。そう言えば、ScanSnap本体に格納されているプロファイルがどうなるのだろうか? PFUのサイトでこのような情報を見つけた。

    古いPCのScanSnap Homeには、以上のサイトにあるような「インポートとエクスポート」のメニューが出てこない。今度はScanSnap Homeのアップデートをしてみる。アップデートのときにScanSnap Homeが動いているとアップデートが失敗するという罠にはまった。ScanSnap Homeからアップデートを選んで、その後にScanSnap Homeを終了することを忘れないようにする。

    しかし、ScanSnap Homeをアップデートをしても「インポートとエクスポート」のメニューが出てこない。メニューが出てくる新しいPCのScanSnap Homeのバージョンを確認したが同じバージョンである。

    よく見たら画面が違っていた。データがPCかクラウドかを参照するかで違っているのである。「インポートとエクスポート」のメニューはPCのデータを参照しないと出てこないようだ。

    しかしながら、「インポートとエクスポート」のメニューは、スキャンしたデータの移行であってプロファイルのの移行ではなかった。これで随分遠回りしたことになる。

    結論としては、PCにはScanSnapのプロファイルは保存されていないので、ScanSnap Cloud経由でScanSnap本体にアクセスできればいいようである。ScanSnap Homeの環境設定のアカウントで、ScanSnap Cloudに同じアカウントでログインすれば、今まで作成したプロフィールの編集ができた。最初からそうすればよかった。

    だけど、ScanSnap HomeをインストールしてScanSnap本体に接続すると、新規に違うユーザーとしてプロファイルが追加されてしまう。PCを追加すると、違うカラーのユーザーのプロファイルがどんどん増えていくのである。

    ScanSnapのタッチパネル上でのプロファイルの選択は、プロファイルの数が増えれば増えるほど選択するのが煩わしいので、プロファイルの数を増やしたくないのである。プロファイルの選択は、すべてのプロファイルを横にスクロールしていけないのである。我が家では家族で使っているので一人5つのプロファイルだと20個以上タッチパネルにプロファイルが出現する。PFUは、プロファイルをユーザーごとにグループ化するとか、なにか対策を考えて欲しいのである。

    追記

    PFUがScanSnap Cloudのサービスを終了したら、ScanSnapでドキュメントをスキャンできなくなるのだろうな。リコーにPFUが買収されたので、これからScanSnapも不透明だな。ScanSnap Cloudのサービスが終了しないように祈るばかりである。

    追記(2022年10月23日)

    接続しているユーザーだけScanSnapのタッチパネルにプロファイルを表示できるとのことでやってみた。

    しかし、接続するのにいちいちScanSnap Homeを起動して接続しなければいけないのかわからない。接続しているユーザーが多ければ、結局はプロファイルを横にスクロールしなければいけないことは変わらない。

    結局は、全ユーザーのプロファイルを表示するように戻した。

  • JavaScriptなしに見えないラジオボタンでアコーディオンメニューを実現していることに驚いた話し

    10年以上前に他人が作成されたサイトのメンテナンス作業をやっています。

    さて、そのサイトにはアコーディオンメニューがあるのですが、どうやって実現されているか理解できませんでした。labelタグとinputのラジオボタンがあるのですが、labelタグのメニュー項目を押すと、その下のdivで囲まれた下位のメニュー項目が表示されるようになっています。JavaScriptでコントロールされているようなこともありません。しかもJavaScript自体も存在していません。

    そこで、Googleさんに「input radio accordion」で聞いてみました。そうしたら、ラジオボタンでアコーディオンメニューを実現するコードなんてあるのですね。

    他にもいろいろ検索結果が出てくるので、この方法は定番テクニックなんですね。

    アコーディオンメニューを実現していることを理解して、こちらがやりたいことを対応しました。

    やりたいこととしては、アコーディオンメニューの下位のメニュー項目のページにアクセスしたときは、アコーディオンメニューを出たままにすることです。そうしないと、今のページがどこにあるのか迷子になってしまうからです。

    シンプルに下位のページにアクセスしたときには、アコーディオンメニューの下位のメニュー項目を非表示になっていたのを表示にしただけす。このページに固有のIDを振って、CSSでまとめて強制表示にすればいいのですが、今回は簡単にページごとにCSSを設定しておきました。

    以上、自分の考えの範疇だけでは実現できないことに驚いた話しでした。でも、わざわざラジオボタンを隠して、アコーディオンメニューのために設置しておくなんて気持ち悪いけど、これは定石な方法なのでしょうね。

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  • 外部リンクをPz-LinkCardプラグインとオリジナルパターンでWordPressのリンクカードを挿入した話し

    WordPressの記事中に外部リンクを貼り付けるには、今までは引用ブロックを使っていました。引用ブロックを使う場合は、貼り付けるページのURLとタイトルを拾って貼り付けていました。タイトルを貼り付けるの意外と面倒で、サイトのソースのtitleタグを見つけて拾ってきていました。

    意外と面倒くさい外部リンクの貼り付けを何とかしたいと思って考えてみました。

    最初は、ブロックに埋め込みリンクを探してみましたが、Twenty Twenty-Twoのテーマには残念ながら用意されていませんでした。仕方ないので、プラグインを探します。見つかったのは、Pz-LinkCardというプラグインです。以下のサイトを参考にしました。あまりプラグインを増やしたくないので、これまた仕方ありません。

    こちらはPz-LinkCardプラグインでリンクカードを生成しています。

    Pz-LinkCardプラグインをインストールしてみましたが、こちらの要求する機能はあります。貼り付けたカードはリンクカードとか、ブログカードと言うのですね。これは知りませんでした。oEmbedをサポートしているサイトなら、リンクカードを生成してくれます。

    Pz-LinkCardプラグインで生成されたリンクカードのデザインは、行間とかフォントスタイルなどが気に入らないところがありますので、スタイルシートを調整してしまいます。追加したスタイルシートは以下の通りです。Pz-LinkCardプラグインの設定も多少調整しています。

    .lkc-title-text,
    .lkc-domain,
    .lkc-title-text {
      font-family: var(--wp--preset--font-family--system-font) !important;
    }
    .lkc-content>div {
      margin-bottom: 10px;
    }

    あとは、リンクカードを使いしていくだけと思いましたが、Pz-LinkCardプラグインのショートコードをいちいち入力していくのも、これまた面倒です。最初は再利用可能ブロックで実現しようとしましたが、こちらは登録は簡単なのですが、いちいち通常ブロックに変換するのが面倒なのでやめました。そこで、WordpressのパターンにPz-LinkCardプラグインのショートコードを追加します。

    こんなコードをテーマのfunction.phpに追加します

    // Pz-LinkCard リンクカードショートカットのためのパターンを登録
    add_action('admin_init', function () {
      //1 パラメータの設定
      $pattern = [
        "title" => "Pz-LinkCard リンクカードショートカット",
        "categories" => ["original", "featured"],
        "descripiton" => "",
        "content" => '<!-- wp:paragraph --><p>[blogcard url=""]</p><!-- /wp:paragraph -->',
      ];
    
      //2 ブロックパターンの登録
      register_block_pattern($pattern["title"], $pattern);
    
      //3 カテゴリーの登録
      register_block_pattern_category('original', ['label' => 'オリジナル']);
    });

    参考にしたのはこのサイトです。こちらのソースを丸ごとコピーさせていただきました。

    こちらはサイトがWordpressなのでリンクを貼り付けるだけでリンクカードを自動的に生成してくれます。

    以上のサイトの通りに書くとパターンのカテゴリーがオリジナルだけになります。それだけではカテゴリーからオリジナルを選択してなんて作業が一つ入ってこれまたまた面倒なので、パターンの最初に表示されてくる”注目”カテゴリーにPz-LinkCard プラグインのショートカットが表示されるように追加しています。こちらでこのようにパターンにPz-LinkCardプラグインのショートカットが表示されます。

    このパターンを選択すると、以下のショートカットが記事に挿入されます。

    [blogcard url=""]

    こちらのショートカットのダブルクォーテーションの中に外部リンクで表示したいサイトのURLを貼り付ければリンクカードが表示されるはずです。

    もし、リンクカードが表示されない場合は、サイトがoEmbedをサポートされていないので諦めて引用ブロックやリンクで誤魔化しておきましょう。

    Pz-LinkCardプラグインを使わなくてもWordpressのほうでリンクを貼り付けてあげれば、自動的にリンクカードを生成してくれればいいのです。現にリンクを貼り付けてあげれば、一応はタイトルやサムネール画像が表示してくれるので、一応はサイトの情報は取得してくれているのではないかと思います。しかも外部リンクがWordpressのサイトであれば、今も自動的にリンクカードにリンクを変換してくれています。すべての外部リンクがリンクカードにしてくれるように望みます。

    以上、面倒なことを重なってPz-LinkCardプラグインを使ってリンクカードを生成する話しでした。

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    なんやかんやでWordPressのサイト構築で躓くのは、PHPのプログラミングなのでした。

    追記(2022年10月19日)

    現在、主立ったページのあるリンクを引用ブロックからPz-LinkCardプラグインのリンクカードに手作業で変更しています。

    リンクで気になったのは、あるページでリンク先がアダルトサイトへのリンクに置き換わっている箇所があったことです。おそらく、リンク先が乗っ取られたのでしょうか? リンクを外しておきましたが、外部のリンクを埋め込む場合には注意が必要です。

    追記(2022年10月31日)

    最近Wordpressがアップデートしたようで、パターンの選択が味気ないUIに変わってしまった。プレビューが最初に表示されなくなったのは寂しい。

    今まではパターンを選択すれば、すぐにPz-LinkCardプラグインのショートカットが選択できたのに、一度「注目」か「オリジナル」のメニューを選択しなければいけなくなった。ワンクッション動作が増えるのは、なにげに面倒である。

    WordPressは、たまにこのようによく使う機能へのUIが変わってしまうのは辛い。

  • TeamViewerでBusinessライセンスを購入しているのに商用使用だと疑われた話し

    社内のPCのメンテナンスでTeamViewerで接続したら、商用使用だからライセンスを買え、と言われてしまった。

    こちとらBusinessライセンスを毎年買っているのに何言っちゃってるの? とソフトウェアにブーたれてみても仕方ない。

    Windowsのアップデートの影響か? それともTeamViewerが何か障害が起こっているのか疑ってみる。Wake-on-LANでPCが起動できないのもおかしい。

    PCのところに行って手動で起動してあげれば、ライセンスを買えと警告してくるがTeamViewerではリモート接続はできる。だけど、警告がうっとうしい。

    このまま解決できなかったら、あまり回答に期待できないTeamViewerのサポートに連絡してみよう。あとはこちらでできることとして、とりあえずTeamViewerの接続する側のPCのTeamViewerのIDをログアウトして再ログインしてみる。

    すると、なんてことでしょう、再ログインしたらライセンス買えの警告が出なくなった。Wake-on-LANでのPCの起動もうまくいくようになった。

    TeamViewerでライセンスを購入しているのに、商用使用を疑われたら再ログインしてみろ。

    TeamViewerライセンスユーザーより

    以上でなんとなく解決した。

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  • WordPressの画像ブロックのテキスト回り込みがモバイルでアクセスしたときに気持ち悪いので対応の話し

    WordPressでグーテンベルクを使っていますか? 私は完全にクラッシックエディタからグーテンベルクに乗り換えました。多少、ブロックエディタは融通が利かないのですが、その一つの対応の紹介です。

    画像にテキストを回り込ませたいときには、画像ブロックの配置の設定で左寄せ、右寄せで簡単に設定できます。例えば以下のように実現できます。グーテンベルクのブロックエディタでプレビューがおかしいというのは置いておいて・・・。

    これをモバイルからアクセスするとこんな感じになります。

    左のマージンがそのままですので、画像が右に寄って気持ち悪いですね。おそらく今使っているTwenty-Twenty-twoのテーマが細かくモバイルに対応していないのが原因でしょう。

    そこでちょっとスタイルを改造してしまいます。本来ならばwenty-Twenty-twoテーマのスタイルシートを編集すれば素直なんですが、今回は簡単に画像にクラスを設定して、JetpackのカスタムCSSで対応してしまいます。まずはJetpackのカスタムCSSを有効にしてください。

    画像ブロックに追加CSSクラスで適当にクラスを設定しておきます。今回は、inline-imagesとしておきました。すべての画像ブロックの回り込みを修正したいときには、やはりテーマから修正したほうがいいでしょう。

    WordPressの「外観」-「追加CSS」で以下のCSSコードを追加しておきます。

    @media (max-width: 600px) {
      .inline-images {
        float: none!important;
        margin: 0 auto!important;
      }
    }

    !importはあまり使いたくないのですけど、テーマによっては深いクラスを書かなければいけないので、これでよしとします。モバイルの画面幅はサイトに合わせて適当に変更してください。後は適当にスタイルを設定してください。画像幅の設定をやった方がいいかもしれません。

    これでモバイルでアクセスしたときに、テキストが回り込まずに画像が中央に配置されています。

    気に入らないブロックのスタイルは、追加CSSを設定して修正してしまいましょう。

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    なんやかんやでWordPressのサイト構築で躓くのは、PHPのプログラミングなのでした。

  • Access Runtimeがセキュリティの警告以降進まなくなって、右往左往しながら解決した話し

    こちらの話しに続きです。自分の作業の覚え書きです。二度とこんなAccessで迷わないように書いておきます。

    Accessフォームでデータベースを作成しながら、あるサービスと連携しているシステムを使っているお客さんのトラブルの話しです。

    私のほうでAccessで開発し実行ファイルを生成して、お客さんはAccess Runtime上で動かしています。お客さんから、警告のダイアログが出て、それ以上進まないと言われました。

    私の方でもOfficeをインストールされていないWindows PCにAccess Runtimeをインストールしてテスト環境を作って同じように実行してみました。すると、以下のような警告のダイアログが表示されてきます。

    開くボタンを押せば進んでAccessのフォーム画面に行くのですが、お客さんのほうでは違う警告ダイアログが表示されて、しかも開くボタンがないので、先にも進めずに手詰まり状態になっています。

    まずは警告を消してみようと考えて、以下のサイトを参考にレジストリを変更してしまいます。バッチファイルはメールで添付できないので、テキストファイルにして送ります。

    しかし、ここで問題が発生です。お客さんのエクスプローラーはデフォルトでしたので拡張子が見えません。しかないので、TeamviewerのQuickSupportをダウンロードしてもらって、こちらからリモートでお客さんのPCに入ります。こんなときはTeamviewerは便利です。

    ただし、以上のサイトに記載されているバッチファイルは、一部足りない部分があって間違えていますので注意が必要です。

    私の方のテスト環境では警告が出なくなりましたが、お客さんのほうでは状況は変わりません。

    今度は、Access Runtimeの32ビット版を再インストールします。Officeが32ビットのはずなのに、以下のメッセージが出てきます。

    Access Runtimeの64ビット版をインストールしようとしも、今度はOfficeが32ビットだからインストールできないと言ってきます。

    そこで次のサイトにしたがってOffice 16 Click-to-Run Extensibility Component 64-bitをアンインストールしてみます。だんだん深みに嵌まっていく感じがします。

    office 16 click-to-run extensibility component 64-bit をアンインストールする方法を教えてください。

    Microsoft コミュニティ

    今度は既にAccessをインストールしているからRuntimeはインストールできないと言ってきました。PCのスタートメニューをよく見るとAccessのアイコンがあります。だったら、Access Runtimeなんて最初からインストールしなくてもよかったというオチかと思ったら、このAccessはMicrosoft365の一部で、ライセンスを契約しないと動かないAccessでした。お客さんにもAccessをインストールしたか、そしてMicrosoft365を契約したかを聞いてみても、覚えがないと言っていました。どうして、Accessのアイコンが存在するか謎です。

    Accessが契約していなくても存在している限り、Access Runtimeがインストールできないので、Accessをアンインストールを試みます。しかし、Accessだけをアンインストールすることを見つけることができません。

    お客さんにお断りを入れて、Officeをアンインストールします。Microsoft Office Personalがインストールしていましたので、Microsoft Office PersonalではなくOfficeをアンインストールしてみます。すると、Microsoft Office Personalもアンインストールされたようで、Excel, Wordがなくなりました。最悪です。

    お客さんにPCを購入したときに付いてきたMicrosoft Office のライセンス番号を探してもらいます。こちらは、Microsoft Officeのオンラインダウンロードを探します。これも後で嵌まった原因となります。

    無事にランセンス番号を探してもらって、Microsoft Office PersonalをインストールしてExcel, Wordが元に戻りました。

    しかし、今度はAccess Runtimeはインストールできません。クリック実行インストーラーでインストールしたOfficeにはAccess Runtimeはインストールできないなんて言ってきます。何を言っているのかわかりません。

    この辺で詰んだと思いましたが、次のサイトを見つけます。

    https://nw-engineer.work/accessruntime/?utm_source=pocket_mylist

    Access Runtimeは2016ではなくて2013なら、クリック実行インストーラーでインストールしたOfficeでもインストールできるそうです。おそらく、開発したAccessフォームは2016でも2013でも問題なく動くだろうとAccess Runtime 2013をダウンロードしてインストールしてみました。結果はうまくインストールできて、これでAccessのフォームも実行できます。

    いろいろと問題が発生しましたが、ようやく解決でしました。

    お客さんからは、もう面倒だからMicrosoft365のApps for businessを契約しましょうということになりました。そのとき、64ビットでインストールしてね、とお願いしました。これでAccessの32/64ビット問題がなくなります。なんていいお客さんなんだと思いました。

    追記(2024年5月21日)

    お客さんから64ビットのAccessを導入したとの連絡がありました。これで、32/64ビットを気にせずにAccessをサポートすることができます。

    こちらも64ビットのAccessというか64ビットのMicrosoft365を再インストールしました。

  • AndroidのOutlookでまとめて迷惑メールにする方法の話し

    普段はGmailを使ってメールを読んでいます。万が一GmailのサービスがGoogleがやめてしまって慌てないように(絶対にないとはいいきれない)、Outlookでもメールを読めるようにしています。メールサーバーで受信したメールを、GmailとOutlookに転送しているだけです。

    Outlookの使えないところは、全然迷惑メールの判定を学習しないことです。それで迷惑メールが受信フォルダに溜まっていきます。たまに、受信フォルダを整理してあげないと迷惑メールが数十件溜まっていきます。

    いちいちPCのOutlookを起動することなく、手元のスマートフォンのOutlookアプリで迷惑メールを設定したいと思います。今までは、迷惑メールを一個ずつ選択して迷惑メールにしていましたが、これではとても面倒な作業です。ようやく迷惑メールを一気に処理する方法を見つけました。何のことはない、ファルダ内のメールを全選択する方法を初めて知っただけです。Outlookアプリでメールの全選択がわかりにくい操作でしたので、メモ代わりに残しておきます。これで迷惑メール処理時間が、数倍短くなりました。機能を知っていると知らないのとで、作業時間に大きな差が出ます。

    まずは、フォルダ内のメールで迷惑メールではないメールをアーカイブしておきます。アーカイブは各メールを右にスワイプします。これをやっておかないと、すべてのメールが迷惑メールになってしまいます。

    受信フォルダが迷惑メールだけになったら、まとめて選択します。ここでどこかに全メール選択の機能があると思ったらOutlookにはありません。

    とりあえずメールを一つ選択します。すると左の虫眼鏡アイコンが変わります。

    しかし、メールの全選択アイコンはありません。点が縦に3つ並んだアイコンをクリックして、メニューを表示させます。

    ここでようやく「すべて選択」が出てきました。これが今まで知らなかったので、今まで一つずつメールを選んでいました。

    これでフォルダ内のメールがすべて選択できます。

    メニューを再度表示して「迷惑メールの報告」を選択します。

    迷惑メールかフィッシングを選択にしてしまえば作業完了です。迷惑メールを報告しても、全く学習してくれないのがOutlookなのですけど。

    しかしながら、メールを一つ選択しないとメールの全選択ができないUIなんて、マイクロソフトもよく考え直したほうがいいかと思います。

    そんなことより、迷惑メールの学習機能のほうが先です。このままだと、全くOutlookは使いものになりませんし、Gmailからの乗り換えなんて全く考えられません。

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  • Access Runtimeをターゲットにしている開発は、64ビットと32ビットのMicrosoft Officeを意識しましょうという話し

    一つ案件でAccessのフォームを使った開発をやっています。既に開発を完了しているのですが、メンテナンスで細々とAccessの開発をやっています。

    こちらはAccessで開発しているのですが、客先はAccess Runtimeでの実行となります。Access Runtimeは32ビットと64ビットがあって、64ビットのAccessで開発して(実際には.accdb)出力したAccess Runtimeの実行ファイル(.accde)は、32ビットのAccess Runtimeでは動かすことができません。もちろん、反対に32ビットで開発して64ビットでは動きません。

    したがって、客先で動かすAccess Runtimeが32/64ビットを意識しなくてはいけません。つまりは、客先の32/64ビットに合わせて開発のAccessをインストールしておかないといけません。もっと言うと、開発環境ではMicrosoft Officeが64ビットでAccessだけを32ビットでインストールすることができませんし、実行環境では32bitのMicrosoft OfficeがインストールされたPCに64ビットのAccess Runtimeをインストールできませんので、客先が32ビットであったら、開発環境ではMicrosoft Officeからすべて32ビットにしなければいけません。

    だったら、客先を64ビットのMicrosoft Officeに合わせればもらえばいいじゃん、とう考えもありですが、お客さんがわざわざMicrosoft Officeを64ビットで再インストールしてもらおうというのは、どうせ無理な話しです。よって、開発側が合わせなければいけません。大抵のお客さんのMicrosoft OfficeはプリインストールのMicrosoft Officeを使っていますので、64ビットか32ビットかは意識していません。開発側がどちらかを意識しておく必要があります。

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    自作PC用に一番左のWindows11のパッケージを実際に購入しましたが、問題なくインストールできました。Windowsは使うPCの分だけ正しくライセンスを購入しましょう。

    もし、.accdeを利用するお客さんが複数いて、32/64ビットを併用するのであれば、こちらも32/64ビットの2つのAccessの開発環境を用意する必要が出てきます。つまりは、32ビットと64ビットのMicrosoft Officeとインストールした開発用のPCが2台必要になります。幸いにも.accdbは32/64ビットでもActive-Xが動いていない限り(今時使っていないか・・)は同じファイルが動きますので、32/64ビットのいずれかのAccessが動いていてそれぞれ.accdeを出力すればいいだけです(最初はキチンとテストしましょう)。私の方では、Microsoft Office は、サブスクリプションのMicrosoft 365に契約してしているので(インストールされるMicrosoft Officeのデフォルトは64ビットです)、あまりインストールする台数は気にしていませんので、32/64ビットの2台のPCを用意しています。メインで使っているPCは64ビットで、古いサブのPCに32ビットのMicrosoft Officeをインストールしています。よって、サブのPCを廃棄することができません。

    いずれにしても、Microsoftに32/64ビットを混在させてMicrosoft Officeを実行させてくれという要望は無理そうですし、32/64ビットの.accdeの変換ツールがあるればもっと楽になるでしょうが、今後はMicrosoft Officeが64ビットに移行していくと思われますので、このような混乱はなくなることを祈ります。

    以上、Accessでの開発は何かと面倒なことが多いので、これからはどうするか考えなければいけないのでした。簡単にデータベースのテーブルとフォームの入力はAccessは簡単にできてしまうのでいいのですが、クライアントにすべてAccessをインストールすることも予算的に難しいし、Access Runtimeも以上のトラブルがあるしで、今後はAccessでの開発は控えた方がいいかもという結論です。

  • フロッピーってアナログデータだったのかよと、デジタル化って何なのよ、いう話し

    気になるニュースが流れてきた。

    フロッピーディスクで提出するとデジタル化を阻む恐れがあるって記事だけど、そもそもフロッピーディスクってアナログデータだったのか? 昔のカセットテープにピーヒャラヒャラって音声を録音している(大昔の爺いしか知らない)だったらアナログなのかと思うけど、まさかフロッピーディスクもアナログデータで記録されているとは思っていないけど、自信なくなってきた。という記事に対する冗談に近い話しを置いておいて・・・・。

    でもさ。受け渡しの媒体を変えても、もらったデータからもう一度内部で紙の申請書を作成する作業しているとか、申請したその先が変わらなければ変わらないと思うけど、どうなのか。たとえネット経由で申請して、結局何も変わらないってことになりそうだな。受け渡しの前後が変わらなかったら、今までとおりフロッピーディスクでも受け付けを残してくれてもいいじゃないと思ったりしてね。フロッピーディスクだけしか受け付けしないのでなくて、ほかの媒体経由でも受け付けるでいいじゃない。どうせ変わらないのなら。

    さて、自分のところではフロッピーディスクを今でも読み書きできるように(絶対に使わないけど)、USBで接続できるフロッピーディスクドライブは用意している。一箱メディアのフロッピーディスクも残している。おそらく今でもWindowsでAドライブ(今の人は何でWindowsがCドライブで始まるなんて知らないだろうな)として使えるのだろうな。これはWindowsのOSの対応次第となる。まあ1Mバイトで保存できるファイルサイズなんて高がしれている。フロッピーディスクなんて、未だに保存のアイコンのデザインで残っているし、DOS以前のPC98はアンマウントしないとデータが消えるし、ペラペラな8インチなんて高くて10枚箱入りなんて買えなくて大学の購買では1枚ばら売りでかっていたし、とうことでもう遺物だしね。

    しかしながら、自分のところでは全くフロッピーディスクは使っていないし今後も絶対に使わないし、加えてUSBメモリとかCD-R、DVD-Rとかも準備はしているけど、ほぼ出番はない。データのやりとりは、ほぼネットワーク経由になっている。外部メディアなんて紛失が怖いからな。

    データのやりとりと言えば、請求書とかの紙でもデータのやりとりになるのかな? こちらはいまだに請求書は紙が主である。紙で請求書を相手に送りつけると、相手先が振り込み処理を行うという意識のトリガーになるから、紙で送りつけるというのは重要なのである。

    一社だけPDFで電子化でお願いされているところが出てきたけど、こちらは請求書のPDFに自分のマイナンバーカード(!)で電子署名を付けて送っている。以前に、もう付き合っていない会社が、PDFファイルの請求書の改ざんをやられたことがあるので、念のための改ざん防止である。

    本来ならば、請求というのを電子化するには、相手側と共通の請求フォーマットで送って、転記せずにそのまま相手側の経理システムに取り込むなってするのが理想だけど、まだ難しいわな。まずは自社の請求管理をデジタル化(!)しなければいけないな。

  • 念のためにBitLocker暗号化の回復キーを取得しておいた話し

    ちょっと気になる記事が流れていた。

    何でもWindows Updateの不具合で、BitLocker暗号化キーを入力しないとデータが消えてしまうことがあるそうな。

    そう言えば、BitLocker暗号化って設定していたっけ? 覚えがない。自分で組んだPCはBitLocker暗号化の設定はしていないはず。

    利用しているPCをチェックしてみる。設定で「暗号化」で検索してみると、簡単にBitLocker暗号化の設定画面に行ける。

    メインで使っているPCはBitLocker暗号化の設定は無効になっていた。しかし、メーカー製のThinkPadやレッツノートは、しっかりとBitLocker暗号化を有効になっていた。メーカーのPCはBitLocker暗号化を有効がデフォルトなんだろうな。

    BitLocker暗号化の回復キーを取得して、安全で忘れない場所に保存しておく。ひとまず、これでひとまず安心である。

    皆さんもBitLocker暗号化を設定しているかチェックして、有効であれば回復キーを取得した方がいいぞ。

    一応は、必要なデータやファイルはクラウドストレージサービスに保存しているから、PC上のデータが消えても何とかなるとは思っている。思っているだけかもしれないけど・・・。

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    自作PC用に一番左のWindows11のパッケージを実際に購入しましたが、問題なくインストールできました。Windowsは使うPCの分だけ正しくライセンスを購入しましょう。