5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

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  • Groove その2 入手方法の話し

    Grooveは、Groove Networks社のサイト(http://www.groove.net/)から60日間のトライアル版をダウンロードすることができます。気に入ったら、認証キーを購入して正式版にすることができます。日本でもGrooveの販売代理店がありますが、直接Groove Networks社から購入したほうがコスト面でよろしいでしょう。サポートはGroove Networks社となりますが、使用して今のところ問題はありませんので、結果オーライでOKでしょう。この辺りが、お客様に大々的にお勧めできない原因の一つかもしれませんね。

    Groove自体は、日本語化されていません。一部、2バイトの文字コードを使用すると、2バイト文字のファイルをGrooveスペース内のファイル共有からWindowsのエクスプローラにドラッグ&ドロップでコピーできないなど、多少はおかしな動作をするをしますが、致命的な障害はありません。

    機能によってFile Sharing, File Sharing, Projectの3つのバージョンがありますが、価格も$69, $179, $229とあがってきますので、最初はファイル共有が可能なFile Sharingから導入したらいかがでしょうか。Grooveはメンバー全員が導入しないと意味がありませんので、簡単に導入することをお勧めします。File SharingからFile Sharingバージョンアップも差額で可能です。

    弊社では、前のバージョン2.5のままで使っています。現在は、3.0ですが、3.0がリリースする直前に導入したため、そのままバージョンアップしていません。この手のソフトは、クライアント数分のバージョンアップが必要になってきますので、なかなかバージョンアップのコスト負担が大変です。

  • お役立ちソフトを紹介する話し

    ここでは、日頃使っているソフトの紹介をしていきます。

    まずは、最初はGrooveです。

    GrooveはP2Pのグループウェアです。P2Pというと違法性が高いソフトというイメージがついてしまいましたが、Grooveは閉じたユーザー間のグループウェアです。P2Pですので、サーバーが必要ありません。Grooveのクライアントをインストールすることで、ユーザー同士の情報を共有することができます。

    機能としては、ファイル共有、スケジュール、レポート共有など様々なツールが提供されています。これらのツールを組み合わせて、使用します。プロジェクトごとにスペースを作成し、複数人でスペースを共有していきます。

    では、なぜサーバーベースのグループウェアよりも、P2Pのグループウェアがいいかというと、それは運用時に利点があるからです。サーバーベースですと、インターネットやLANにつながっていないとサーバーに接続できなくて使えません。これですと、外出しているときには、何かしらの通信手段が必要になります。しかも、LANにサーバーがある場合は、WAN側からサーバーを見せる必要があります。したがいまして、ネットワークに穴を開けなくてはいけません。

    Grooveですと、例えばファイル共有ですと、ファイルを保存した時点で参加しているユーザーのすべてのPCにP2Pで更新がかかりますし、オフラインであってもローカルのディスクにファイルがありますので、最新のファイルを使用することができます。オンラインで接続した時点で勝手に更新がかかりますので、あまり他のユーザーの更新を気にすることはありません。

    次回は、実際にアンドワークスでGrooveをどのように利用しているかを書いていきます。

    追記(2021年2月19日)

    既にGrooveはとうの昔にサポート終了しています。その間にMicrosoftに買われたりしています。OneNoteやTemaに技術が反映されているのでしょうか。現在は同じようなサービスはEvernoteを使っています。