5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

タグ: データベース

  • WordPressのサイトがアクセスできなくなったので対応した話し

    お客さんからサイトがアクセスできなくなったと連絡がありました。こちらはWordPressで作ったサイトです。この前と同じようなエラーです。

    phpMyAdmin でMySQLデータベースにアクセスしてプラグインを無効にしてみます。無効の方法はエラーのページにあるトラブルシューティングに書いてある通りです。

    プラグインを無効にしてあげると正常にアクセスができるようになりました。今度もBackWPupプラグインが悪さしていると思って、一旦BackWPupプラグインを削除して、その他のプラグインを有効にしてみます。

    するとまだエラーがでてアクセスできません。

    ここは面倒でも一つずつプラグインを有効にしていって、どのプラグインがエラーになっているかを確かめてみます。

    エラーを起こしているのは、WP-SCSSプラグインでした。

    WP-SCSSプラグインを有効にするとエラーになります。そこでWP-SCSSプラグインを削除してしまいます。もし、SCSSからSCCの変換が必要であれば、自分でCSSに変換してCSSファイルに追加しておきます。

    以上で無事にWordPressのサイトにアクセスができるようになりました。同じエラーだからと言っても同じ原因だと決めつけてはいけません。

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    なんやかんやでWordPressのサイト構築で躓くのは、PHPのプログラミングなのでした。

  • BackWPupプラグインが致命的なエラーを起こしてWordPressサイトがアクセスできなくなった話し

    このサイトはWordpressで構築されていますが、今朝アクセスできなくなっていました。エラーはこんな感じです。適当にディレクトリ名は隠しています。

    Fatal error: require(): Failed opening required '/home/(ユーザー)/www/(サイト)/wp-content/plugins/backwpup/vendor/composer/../amphp/amp/lib/functions.php' (include_path='/home/(ユーザー)/www/(サイト)/wp-content/plugins/backwpup/vendor/pear/pear_exception:/home/(ユーザー)/www/(サイト)/wp-content/plugins/backwpup/vendor/pear/console_getopt:/home/(ユーザー)/www/(サイト)/wp-content/plugins/backwpup/vendor/pear/pear-core-minimal/src:/home/(ユーザー)/www/(サイト)/wp-content/plugins/backwpup/vendor/pear/archive_tar:.:/usr/local/php/7.4/lib/php') in /home/(ユーザー)/www/(サイト)/wp-content/plugins/backwpup/vendor/composer/autoload_real.php on line 59
    
    このサイトで重大なエラーが発生しました。
    
    WordPress のトラブルシューティングについてはこちらをご覧ください。

    エラー表示を見るとBackWPupプラグインが悪さしていることが想像つきます。

    素直にWordPress のトラブルシューティングのページを見ています。解決方法がズバリ書かれています。まずはプラグインの無効化です。

    phpMyAdmin でMySQLデータベースにアクセスして(MySQLデータベースのサーバー、ID・パスワードを探すのに手間取った)、トラブルシューティングに書かれている通り

    1. wp_options テーブルの option_name カラム (フィールド) で active_plugins という行を見つける
    2. option_value フィールドの値を a:0:{} に変更する

    を実行して、サイトにインストールされているすべてのプラグインを無効化します。

    今度は正常にアクセスできました。プラグインが原因のようです。念のために一つずつプラグインを有効化して、どのプラグインがエラーを発生させているかを確認していきます。

    やはりBackWPupを有効にするとエラーになります。再度プラグインを無効化してBackWPup以外を有効にします。

    BackWPupを一旦削除して再インストールしてみます。今度はエラーが出ません。

    気になるのは、エラーになったBackWPupのバージョンが4.0と表示されていました。しかし、BackWPupの最新版は3.10なのです。プラグインの自動アップデートが、おかしなバージョンを配信してしまったのでしょうか?

    再インストールしてみると今度はバージョンが3.10になっています。今までのバックアップ設定も残っていたのは助かりました。設定が初期化されていたら、最初から設定しないといけないので面倒なくてよかったです。

    以上でWordpressのサイトで致命的なエラーになる件は解決です。今回の教訓はこちらです。

    WordPressで致命的なエラーがでたら、プラグインを無効にしてみよう。

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    なんやかんやでWordPressのサイト構築で躓くのは、PHPのプログラミングなのでした。

    追記(2022年11月20日)

    BackWPupプラグインは正常にバックアップを実行していました。

    続きの話しはこちらから

    同じようなエラーでしたが、WP-SCSSプラグインが原因でした。

  • NTTからタウンページが配布されてきたけど、そろそろこれも不要ではないか、という話し

    郵便受けにNTTのタウンページが入っていた。近所の各戸に配布されているようだ。

    封を開けてみると、薄いタウンページとチラシが入っていた。チラシにタウンページが埋もれている。しかも区内限定の電話帳なので、とっても薄い。内容はよくあるタウン誌と同じようだった。

    これをNTTを刊行する必要があるのか疑問になる。タウン誌にまけせておけばいいのにと思ってしまう。NTTタウンページの会社を存続させるためだけに、タウンページを発行していると勘ぐってしまう。とりあえずはネット上のiタウンページがあるので、紙のタウンページはやめてしまえばいいのに。NTTは下記のようなこと言っているけどさ。

    巻末には電話番号の利用について書いてある。

    電話帳業者というか名簿業者に電話番号を渡しているという理解ができる。電話番号を電話帳に載せてしまうと、電話番号とありあらゆるデータを名簿業者がマッチングさせて、セールス電話がかかってくるのが必然なのである。だけど、マッチングがしくじっているので、間違えた電話番号でかかってくる。

    一度でも電話帳に載せてしまうと、番号情報データベースから名簿業者に電話番号と氏名、住所が流れてしまうから、最初から電話帳に載せないほうがいい。

    でも、電話を開通するときに番号情報データベースというか電話帳に登録するかをいまでも聞いてくるのかしら。もしかしたら、タウンページに載せるような法人だけなのかな?

    いずれにしても、我が家の電話番号は、四半世紀前まで電話帳に電話番号を載せていたために、未だに電話帳を見てとか言ってセールス電話がかかってくるのである。とても迷惑なのである。

    配布されたタウンページは必要ないので、資源ゴミとして出すことにする。

    知らない電話は詐欺の始まり

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    とずっと書いているけど、ようやくNTTが高齢者向けにナンバーディスプレイが無料になりました。記事はこちらから。

  • ソーシャルメディア企業情報のリストから電話したというセールス電話の話し

    050で始まるIP電話の電話があった。050のIP電話は大抵は不動産業者からだけど、今回はシュウマツワーカーとかいうエージェントを名乗って電話をかけてきた。いわゆる副業紹介サイトなのかな。電話してきたのは副業をやるというより、会社の業務で副業を依頼するほうらしい。らしい、というのは説明を聞いてあげなかったから。関係ない話しだけど、副業しないとやっていけない会社は、賃金や何かでどうなのかな?と思うけど。

    電話が終わった後に電話番号でGoogleさんに訪ねてみたら、この電話番号はシュウマツワーカーの電話番号ではなくて、他にも楽天ペイとか、いろいろセールス電話をかけている電話番号のようだ。おそらくテレセールス業者の電話番号なのだろう。エージェントを名乗ってシュウマツワーカーの社員のフリをいるが、とても若い声だったし、こちらはただのアルバイトなのだろうな。

    電話の間でいつものように、どこでこの電話番号を手に入れたかを聞いてみると、なんと正直にソーシャルメディア企業情報のリストから電話したと答えた。

    しかしながら、後で調べてみたけれど。ソーシャルメディア企業情報というサービスがあるかと思いきや、そんなサービスは見つからなかった。こちらもおそらくであるが、与信調査などの企業情報データベースから漏れているか、信用調査会社が売っているデータベースからリスト化されているのを回っているのを買っているのだろう。

    相変わらず電話をかけてくる会社のサービスについては聞かず、無駄な営業をしないでねということと、もう二度と電話しないように依頼して電話を切った。

    もう050で始まる電話番号の電話は取らない方がいいな。

    世の中からセールス電話なんかなくなってしまえばいいのに。

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    追記(2022年11月14日)

    また、違う人だけど同じ電話番号で同じ会社から同じセール内容で電話がかかってきた。IT関係の人材派遣の話しだそうな。シュウマツワーカーのエージェントとか名乗ったけど、コールセンターからの専門オペレーターだろうな。話し方がエージェントというよりもバイトの大学生って感じだった。

    断っても電話がかかってくるということは、そのコールセンターは営業履歴とかきちんと管理されていないようだな。しかも、うちのような会社なんて成約が低そうなところにかけてくるなんて、これで一回いくらで営業電話を依頼しているシューマツワーカーって会社は経費を損しているな。

    こちらの会社の電話番号をどうして知ったのかを今回も問いただしたら、何でもホームページに記載されている会社情報を自動的に収集している会社がリスト化して名簿を売っているそうな。もう、うちの会社では電話番号をホームページには載せていないので、今ホームページにアクセスしてても電話番号はわからないのだけど、正直にも2,3年前に購入したとか言っていたので、そのときのデータが出回っているようだ。セールス電話禁止という文言も収集して欲しいわな。

  • WordPressの投稿の保存があまりにも遅いのでデータベースの最適化をしてみた話し

    このWordpressのサイトで投稿を保存するときに、たまらなく遅くなってきました。MySQLのデータベースをバージョンアップしても変わりません。

    そこでMySQLに格納されている投稿データを最適化してみることにしました。最適化といっても、投稿のリビジョンを削除するだけです。十数年Wordpressを使っていますが、リビジョンの機能が追加されたのはいつのことでしょうか? 全くリビジョン管理をしていないので、追加しっぱなしになってデータベースが肥大化しています。

    投稿のリビジョンを削除したのは、Optimize Database after Deleting Revisionsというプラグインです。こちらのサイトを参考にして実施してみます。

    WordPressのリビジョンとデータベースを最適化 Optimize Database after Deleting Revisionsの設定と使い方 | ウインドミル

    ここのサイトはこの情報以外に、PDFでの電子証明書についての情報が記載されて有用なサイトであるが、最近更新頻度が落ちているのは残念である。

    SQLを実行してMySQLのデータベースからリビジョンを削除することもできますが、スケジューリングして普段でもリビジョンを削除してくれますので、新しくプラグインを追加することを避けたいのですが、簡単なのでOptimize Database after Deleting Revisionsを導入しました。

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    なんやかんやでWordPressのサイト構築で躓くのは、PHPのプログラミングなのでした。

    リビジョンを削除した結果なのですが、Optimize Database after Deleting Revisionsでリビジョンを削除する前にOptimizeを実行しておけばよかったのですが忘れてしまいました。データベースのバックアップのサイズの削除前と削除後では、およそ3分の1に減っていました。この位、データベースにリビジョンで埋まっていました。

    さて、肝心の投稿の更新の実行時間ですが、以前とあまり変わらない残念な結果でした。

    その他、対策を考えて行きましょう。最悪は、現在サイトを動かしているさくらインターネットのレンタルサーバーから他のサーバーに移ることでしょうか? 

    最近のさくらインターネットは遅くなっているのかな? サーバー自体かデータベースか、それともインターネットの回線か?

    さくらインターネットのお安いレンタルサーバーの契約ではダメなのかな?

  • WordPressのGutenbergの再利用ブロック一覧は 10個以上表示されない障害のその後と回避策の話し

    WordPressのGutenbergの再利用ブロック一覧は 10個以上表示されない障害のその後の話しと、とりあえずの回避策の話しです。解決に至っていません。

    あれからGutenbergのソースを追ってみましたけど、10個以上表示しないようにフィルターをかけているなんてしなさそうでした。当たり前だけど。再利用ブロックの一覧を表示しているのは、以下のところでしょうか。

    packages\block-editor\src\components\inserter\hooks\use-block-types-state.js
    packages\block-editor\src\components\inserter\reusable-blocks-tab.js
    packages\block-editor\src\components\block-types-list\index.js

    それにしても、GutenbergはReactで記述されているのすね。ソースを追ってみたと言っても、Reactはあまりわかっていないので、何となくこんなことをやっているなんて感じでソースを追っています。

    今回でわかったのは、再利用ブロックはどこに格納しているかというと、投稿と同じpostのテーブルなんですね。Gutenbergからどうやって取得しているかは、

    select( 'core/block-editor' );

    が何かやっているようでした。そもそもwp.data.を付けずに、select()でどうして動いているかも、まだ理解していません。デバッグ環境を作って追っていければいいのですが、まだそこまでやっていません。

    そもそも、いちいち再利用ブロックが出てくるたびに、データベースを参照するなんてコストが高いと思うのですが、そこのところは上手くやっているのでしょうね。そうではないと、キャッシュ必須になってしまいます。

    また、自分のサイトが悪いのどうか切り分けるため、試しに新しくWordpressのサイトを立てて見ました。今回は簡単にWordpressのDockerイメージで起動します。簡単にテストでサーバーを起動するのはDockerが便利です。Dockerイメージを用意してくれると、とても助かります。

    クィックスタート: Compose と WordPress — Docker-docs-ja 17.06 ドキュメント

    結果は、やはり再利用ブロックの一覧は10個以上表示できませんでした。サイトの固有の問題ではなさそうです。ただ、再利用ブロックのインポートとエクスポートは正しく動いていました。まとめてインポート/エクスポートできないのが仕方ないのでしょうか。

    プラグインもすべて無効にしても変わりません。Gutenbergのブラグインだけでも、再利用ブロック一覧が10個以上表示できない障害が出ています。

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    なんやかんやでWordPressのサイト構築で躓くのは、PHPのプログラミングなのでした。

    こちらの障害は、Gutenbergの開発コミュニティに報告しなければいけませんかね。いろいろ報告の前段階の説明を読むと、面倒なことが書かれているのですので敷居が高そうです。

    試しに再利用ブロックを非公開したらリストに反映されずに、よく使うブロックを10個までにしておけばいいかと思いましたが、非公開にしてしまうと記事にほうに表示できなくなってしまうのでした。この回避策は使えません。

    もう一つの回避策としては、再利用ブロックのリストは新しく作成した順に10個だけ表示しているので、よく使う再利用ブロックの作成日付を新しい順になるように「すべての再利用ブロックの管理」から変更しておくことです。しかし、新しい順で11番目を使いたいときには、再度日付を更新するという面倒な作業が発生します。

    以上、全くGutenbergの再利用ブロックの一覧が10個しか出てこない問題は解決していません。

    続きはこちらから

  • このサイトのWordPressのデータベースであるMySQLを5.5から5.7にバージョンアップした話し

    どうもこのサイトのWordpressの管理画面が遅くなっているし、Gutenbergでのいろいろ障害が発生するしで、サイトを見直してみる。

    とにかく記事を書いているときに遅いのは問題である。Gutenbergが原因かもしれないが、まずは自分のサイトを疑ってみる。

    今間気になっていたのはWordpressサイトで使っているMySQLのバージョンである。しばらく前からさくらインターネットのレンタルサーバーを使っているが、そのときにインストールしたMySQLは5.5であった。現在のWordpressのMySQLの推奨バージョンは、5.6以上になっていた。

    ということで、MySQLをバージョンアップしてみる。

    さくらインターネットのレンタルサーバーでは、データベースアップグレード機能というのを用意している。最初はこの機能を使ってバージョンアップしてみようと思ったが、処理はスケジューリングされて、今から4時間後になっていたので見送る。その間はデーターベースの更新はしない方がよいとか書かれているので、これではないと思った。

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    なんやかんやでWordPressのサイト構築で躓くのは、PHPのプログラミングなのでした。

    そこでデーターベースを手作業でやってみる。phpMyAdminでお手軽にエクスポート、インポートをしようとしたけど、インポートできるデータベースのサイズが32MBだったので、こちらは320MBでZIPで圧縮しても32MBをわずかに越えるということで断念した。

    仕方ないので、MySQLのコマンドを叩いて対応することにする。参考にしたのは、以下のサイトである。

    まずは、データベースをバックアップしたSQLファイルを、Webサーバーの適当なところに置く。今回は、WordpressのバックアップするためのプラグインのBackWPupでローカルディスクを指定してバックアップしておく。あとは、SSHでWebサーバーにログインして、データベースに接続して、mysqlのsourceコマンドでSQLファイルを投入する。

    そして、Wordpressの設定ファイルでデータベースの接続先を変更して完了である。sourceコマンドでのSQLファイルの投入に時間がかかったが、問題無くMySQLデータベースのバージョンアップが完了した。

    さて、MySQLデータベースのバージョンアップの結果はというと、Gutenbergの再利用ブロックの挿入は解決したが、利用ブロックの10個以上の一覧表示は解決されなかった。

    しかしながら、まだ投稿の更新が非常に遅い。ただし、ブラウザのネットワークのパフォーマンスを見ると、アクセス時間が半分くらいになっていた。

    再利用ブロックの挿入が解決しただけでも、良しとしましょうか。

    追記

    自動保存で更新待ちになるタイミングが多いので、Gutenbergの自動保存の設定を変更しておいた。更新時間が長いので、延々と更新となってしまう。

    https://www.nxworld.net/wordpress/wp-gutenberg-custom-autosave-interval.html

    デフォルト10秒らしいけど、これって短すぎやしないか?? function.phpを変更させずに設定画面で変更するようにして欲しいわ。

    それと、こんな風に再利用ブロックのタブが出てこないときがある。何回かタブをクリックすると再利用ブロックのタブが出てくる。

    今はどういう訳か再利用ブロックのタブが出てこない。

    まだまだGutenbergは不安定である。

    追記2(2020年10月30日)

    再利用ブロックのタブが出てこないのは、データベースから再利用ブロックの取得が遅いため。しばらく待っていると再利用ブロックのタブが表示されるようになる。待ち時間は5~10秒位。

    続きはこちらから

  • QNAPでMariaDB(MySQL)の自動バックアップの設定をした話し

    RedmineをQNAPでDockerのコンテナで稼働し始めた。RedmineのデータベースはDockerのコンテナではなく、QNAPで起動しているデータベースにしておく。QNAPでデータベースとなっているのはMariaDB、いわゆるMySQLとなる。PostgreSQLもインストールすれば使える。

    やはり、仕事でRedmineを使うから、データベースのバックアックは必須である。バックアップをどうしようかと思えば、大抵考えるのはcronでmysqldubpを勝手に起動して、どこかのサーバーに保存していくこと。ここのどこかのサーバーをどうするか悩む。

    どこかのサーバーといえば、ローカルにLinuxのサーバーがあればいいのだけど、今あるLinuxサーバーは古いのでお役御免にしたい。QNAPとかFreeNASとかNASはあるけど、NFSとか設定するのが面倒。

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

    そこで考えた結果、手っ取り早くDropboxに保存して同期をすることにした。バックアップとったけど、データベースと同じQNAPにバックアップファイルを保存していていたけど、QNAPが飛んでバックアアップファイル共々お亡くなりなんてないように。外部にデータを保存することは大事。QNAPにはディレクトリをDropboxなどのクラウドストレージサービスと同期をとってくれるHBS3というアプリケーションが用意されている。HBS3は情報が少ないけど、日本語化されているので何とか設定できそう。

    MariaDBのバックアップのシェルスクリプトはこんな感じ。以下のサイトを参考にした、というよりもコピペ。

    NASの MySQLを自動バックアップ (ただし、404 File Not FoundなのでGoogle検索のキャッシュから)

    mysqldumpのパスが違うとか(最初mysqldumpがなかったらどうしようと焦った)、QNAPではfindが-mtimeオプションが対応していないとか、出力ファイル名に時分まで付けるとか、もろもろこちらに合わせて修正している。

    #!/bin/sh
    
    # バックアップの保存期間(days)は 5日とする。
    
    # バックアップ保存用ディレクトリの指定
    dirpath='/share/backup-data/mariadb-backup'
    
    # ファイル名を指定する(※ファイル名で日付がわかるようにしておきます)
    filename=`date +%Y%m%d%H%M`
    
    # データベース全体をエクスポート
    /mnt/ext/opt/mariadb/bin/mysqldump --opt --all-databases --events --default-character-set=binary -u root --password=[MySQLのrootのパスワード] | gzip > $dirpath/$filename.sql.gz
    
    # パーミッション変更
    chmod 700 $dirpath/$filename.sql.gz
    
    # 保存期間を過ぎたバックアップを削除
    find $dirpath/ -type f -mtime +5 |xargs rm -f  

    このシェルスクリプトを実行するとDropboxで同期をとるディレクトリ(ここでは/share/backup-data/mariadb-backup)にバックアップされる。このシェルスクリプトをcronで回せば完了。

    しかし、QNAPのcronの設定は、

    crontab -e

    では保存してくれない。

    vi /etc/config/crontab

    で直接crontabを編集して、cronのサービスを再起動する。以上で完了。

    無事にデータベースのダンプを出力して、Dropboxで同期していることを確認できた。

    追記(2022年12月13日)

    シェルスクリプトが消えていたので、再度設定しておいた。

  • NHKからのお便りと電話があった話し

    まずは、NHKから会社宛にお便りがあった。

    受信料徴収事業の案内だった。イラストはちょっとふざけ気味。未経験でも簡単にできるって書いてあった。しかも、無料で始められるって。

    でも、興味ないから放っておく。

    今日になって、NHKのデータセレクトというところから電話があった。送ったものを見たか聞いてきた。

    中身の前に、どうして会社に送ったかと聞いてみたら、企業情報データベースから無作為だって。おそらく●●データバンクだろうな。登録されてから、こんな感じのアクセスが増えてきた。

    それだけ聞いて、断っておいた。

    我が家ではNHKの受信料をキチンと支払っています。

  • ニフティクラウドのドメイン登録の落とし穴。ニフティクラウドにドメインを登録したら、二度と他には動かすことはできないという話し

    久しぶりにメールを読んだときに「えー!」って叫んでしまった。

    発端は、現在お客様がニフティクラウドで運用しているサービスを、他のサーバーに移行する作業を行っていた過程だった。ファイル、データベースの移行のテストを完了して本番のサーバーに移行するまで完了した。そう言えばドメインはどうなっているのだろうと思って調べてみると、ドメインとDNSの両方ともニフティクラウドで運用していた。

    ニフティクラウドで管理しているドメインをどうやって他のレジストラに転出するのだろうかと思って調べる。レジストラにドメインを持って行くにはcomドメインなので、

    • 管理担当者メールアドレス(Admin Email) 
    • オースコード(AuthCode) 

    の二つが必要である。メールアドレスはお客様のアドレスらしいから、残りのオースコードはニフティクラウドに聞く必要がある。だけど、ニフティクラウドのコントロールパネルから申請できないし、ニフティクラウドのFAQとかGoogleさんに聞いてもわからない。

    しかなないので、ニフティクラウドのサポートに連絡してみる。Webサイトから、オースコードを確認する方法か発行する方法を教えて、と送る。

    翌日、ニフティクラウドのサポートから回答があった。要約すると、転出はできないよ。ここに書いてあるよ。だった。これにはビックリ。

    https://cloud.nifty.com/spec/dns/domain_manage.htm

    現在リンク切れ

    ということは、一度ニフティクラウドにドメインを登録したら、二度と他には動かすことはできないってことなのね。ずっとニフティクラウドから逃げられないってこと?

    再度、これって本当? 理解できないぜ。なんてことを送っておいた。現在、これの回答待ち。

    もし、本当ならば、ドメインだけニフティクラウドに残したまま、ネームサーバーの設定を新しいDNSにしておくくらいしかないか。そもそもニフティクラウドのサーバーやDBを削除して、ドメインだけ残すなんてできるのかな? それに料金はどうなるのかな?

    今回の教訓としては、説明項目の細かいところをよく読めよ自分、というところかな。あとは、サービスを別のクラウドに移行できないから、絶対にニフティクラウドにドメインを登録するな、ということかな。

    追記

    ニフティクラウドから回答があって、「将来的にドメインの転出をサポートする。」って。あくまでも将来的にだよね。

    追記(2020年11月30日)

    この記事にアクセスが来ていたので追って調べたら、現在はドメインの転出ができるようになったみたい。

    でも、本当かどうかは、各自確認してね。