5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

タグ: ネットワーク

  • RTX-1300におかしなIPフィルターを設定したらアクセスできなくなってconfigを戻した話し

    RTX-1300のIPフィルターの設定を調子に乗ってやってみたらアクセスできなくなってしましました。シリアルで設定を変更しようとしたら、何とPCにTeraTermがインストールされていませんでした。ここで慌てたので負けでした。

    最初からRTX-1300の設定をしようとして工場初期設定で戻してしまいます(これが間違いの元)。前面パネルの3つのボタンを押して(とても押しづらいので何とかして)、電源をしれると最初の設定に戻ります。configを取っていたので元に戻します。

    どういう訳か設定していたパスワードで認証しません。configのパスワードの設定のコマンドをコメントにしてconfigを最初から再投入します。

    なんやかんやで元に戻りました。コンソールにつながっていればこんなに面倒なことをしなくてよさそうです。RTX-1300がつながらない間は、以前のRTX-810を繋ぎ直して対応しておきました。バックアップのネットワーク機器があれば安心です。

    次回こんなに慌てないために現在動いているconfig0をconfig1にコピーしておきます。TeraTermをインストールしてシリアルケーブルでアクセスできることを確認できたので、もし何かあったらconfig1でrestartできるでしょう。

    microSDカードにconfig.txtという名前でconfigファイルをバックしておきました。これでmicroSDカードを挿して起動すれば、動く設定ファイルで起動できるでしょう。

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  • フレッツ光クロスの導入を再々検討した話し

    ルータをRTX-1300に買い換えたので、現在のインターネットに出ていくネットワークを考えてみました。

    以前から現在のフレッツ光ネクストをクロスに乗り換える検討をしていましたが、新しい情報の取得を踏まえて考えて行きたいたいと思います。要するに今までフレッツ光クロスの乗越えを検討したことのメモ書きです。

    単純にネットワークにつながっているだけなら、フレッツ光クロスに即乗り換えで大丈夫です。そうは問屋は下ろさないところの2つの条件があります。

    1. ひかり電話
    2. ネットワーク内部にあるサーバーの公開
    3. 固定IPアドレスでの客先サーバーへのアクセス許可

    1.のひかり電話は必須です。追加番号サービス(マイナンバー)やFAXお知らせメールなどのひかり電話の付加サービスに依存しているからです。他のIP電話サービスには移行できません。ひかり電話のおかげでNTTのフレッツ光から逃れられなくなっているとも言えます。ひかり電話だけの光回線を残して、別の光回線をもう一回線引くなども考えられますが、これは費用負担が大きいのでやめておきます。

    2,の内部サーバーの公開は、いろいろとIPv4 over IPv6の情報を見ていたらとても難しいことがわかってきました。そもそもテストサーバーとしてお客さんに内部サーバーをアクセスしてもらう必要があります。現在はネットボランチDNSでグローバルIPアドレスを社内のドメインにDNSで割り当てて公開しています。

    3.の固定IPアドレスでの客先サーバーへのアクセス許可は、業務の上で絶対に必要です。現在はインターリンクのマイIPというVPNサービスで固定IPアドレスを払い出してもらって、そのIPアドレスを客先のサーバーに許可をしてもらってアクセスしています。

    インターネットの接続はプロバイダーのぷららで、IPv4をPPPoEでIPv6をIPoEの2つのセッションで繋げています。ぷららでもIPv4はIPv4 over IPv6を利用して接続できますが、その場合いろいろと面倒なことが2.で起こるので、あえてIPv4はPPPoEで繋げています。グローバルのIPアドレスを振ってくれますので、ネットボランチDNSサービスを使ってホスト名をDNSに登録しています。

    どう考えてもIPv4 over IPv6だと、サーバーの公開は難しくてできないようです。固定のIPv4のIPアドレスを取ればいいのですが、可能なプロバイダーも限られてしまいますし、これまた費用が高くなってしまうということになります。

    IPv4 PPPoEは公開サーバー用のアクセス経路で残して、それ以外の経路はIPv4 over IPv6の振り分けようなルーティングの設定が必要になるかと思います。その前に、IPv4 PPPoEとIPv4 over IPv6を同時に利用できるプロバイダーを探さなければいけません。

    ネットワーク内部にあるサーバーを、外のレンタルサーバーに移すことも考えなければいけないかもしれません。単純にWebサーバーとDBサーバーだけの構成だけではないので、VPSのようなサーバーを借りなければいけないようです。

    プロバイダーと言えば、今はNTTのフレッツ光とぷららのインターネット接続と分けて光コラボの契約をしていません。光コラボの契約にしてしまうと、もしも別の光コラボのプロバイダーに乗り換えたときに、ひかり電話での電話番号が同じ電話番号が使えずに変わってしまうということがサイトの制約条件に載っていたことです。現在も同じ状況なのでしょうか? したがって、光コラボの契約ではなくフレッツ光とプロバイダーの契約は別々にしなければいけません。

    一番簡単なのは、現在のぷららをフレッツ光ネクストをクロスに契約を更新することです。しかし、現在ぷららは光回線の契約は受け付けていません。おそらくぷららはこのまま自然消滅するか、突然サービスを停止して他のプロバイダーに追い出す可能性がないとも言えません。追い出し先はドコモ光だと予想していますが、ドコモ光は光コラボの契約しかやっていなそうなので、他のプロバイダーを探さなければいけません。

    IPv4 PPPoEとIPv4 over IPv6を同時に利用できる確実なプロバイダーはインターリンクなのですが、こちらはIPv4 over IPv6はZOOT NATIVE、IPv4 PPPoEはZOOT NEXTと別々の契約をしなければいけないということで費用的にも負担が大きくなります。インターリンクはマイIPというVPNでの固定IPサービスを使っているだけに残念です。

    その他、IPv4 PPPoEとIPv4 over IPv6を同時に利用できるプロバイダーを探して置かなければいけません。

    フレッツ光クロスを導入するにあたり、以下の二つの条件のプロバイダーを探すなければいけないということが見えてきました。

    • Pv4 PPPoEとIPv4 over IPv6を同時に利用できる。
    • 光コラボではなくNTTフレッツ光と別の契約

    以上、フレッツ光クロスの導入はまだまだ先送りとなります。

    追記(2024年8月22日)

    あとはコメントにもいただいたように、IPv4 over IPv6のIPoEでの安価なIPv4固定IPサービスにすることが最適解なのかな。

    でも、あまり自分のネットワークに固定IPを振って特定されたくないというのが正直な話しです。そして、またお客さんのシステム担当にIPアドレスのアクセス許可を申請するのも迷惑がられて面倒なのです。

    今のところインターリンクのZOOT NATIVEの固定IPサービスがいいかもしれません。そのときひかり電話がそのまま使えるかが問題です。

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  • ルーターをRTX-810からRTX-1300に交換した話し

    社内というか自宅のネットワーク速度を改善するために、まずはルーターを交換してみます。現在のルーターはRTX-810です。購入したのは10年前です。

    しかもRTX-810はヤフオクで落札したので、RTX-810自体は相当古いルーターとなります。ヤマハのルーターはとても安定して動くので、10年以上トラブルなしに安定して動いていました。おかげでRTX-810を他のルーターに買い替えることを全く考えていませんでした。

    今使っているフレッツ光ネクストの1Gbpsをフレッツ光クロスの10Gbpsに将来的に切り替えることを考えて、この機会にルーターも10Gbps対応でリプレースすることにしました。ヤマハ以外の安価な10Gbps対応のルーターにしようとも考えていましたが、やはりここも使い慣れたヤマハのルーターにすることにしました。今のところは10Gbpsで手に入るヤマハのルーターはギリギリRTX-1300しかありません。他のヤマハのルーターは高くて買えません。しかし、RTX-1300は自分にとってはオーバースペックなんですけど。SFPとか必要ありませんし。

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    アマゾンでRTX-1300で注文して翌日にも到着しました。アマゾンのマーケットプレイスなら少し安く手に入るのですが、多少高くても念のためにプライムで注文しておきました。ものが届かないとか遅れるとかのトラブルは避けたいので。

    早速、RTX-1300の設定をしてしまいます。

    今回はRTX-810の設定ファイルを読み込ますだけでもいいのですが、10年も使っていると余計な設定が残っていますので、ここは最初からRTX-1300のWeb設定画面で設定していきます。と言いながら、NATの設定などはWebで細かい設定ができませんし、IPテーブルの設定をいちいちWebで設定していくのも面倒なので、RTX-810のconfigからNATとIPテーブルの設定だけをRTX-1300のコマンド入力で投入していきます。

    Webからプロバイダーの設定をしてLANケーブルをRTX-810からRTX-1300に繋ぎ変えるだけでインターネットに一発で接続できました。だけど、ファンレスだったRTX−810に比べてRTX-1300はファンの音がうるさくなっています。ファンがあるということは、RTX-1300が壊れるのはファンからのなのでしょう。空冷ファンが付いているとことは、この酷暑の中、RTX-1300が熱くなるのが心配です。

    手間取ったのは、内部のネットワークにあるQNAPで構築しているDockerのサーバーの公開でした。これができないとお客さんがテストサイトのチェックができません。RTX-810のNATとIPフィルターの設定をRTX-1300にコマンドを投入しましたが、サーバーには繋がりません。公開するためのアドレスをネットボランチDNSで公開していたのを忘れていました。

    ネットボランチDNSの設定をしてしまいます。Webからの設定はとても簡単です。しかし、新しくネットボランチDNSを設定するとアドレスが変わってしまうのですね。お名前.comのドメインのDNSの設定で、ネットボランチDNSに紐づいている設定を新しい設定に変更しました。

    DNSの設定を待つこと30分、ようやくサーバーにアクセスできることを確認できました。その間全くアクセスができなかったので、DNSの設定かRTX-1300の設定かを切り分けるために、PCのhostsに直接IPアドレスとホスト名を設定してみました。すると正常にサーバーにアクセスできることが確認できましたので、原因はRTX−1300ではなくDNSの設定ということになりました。PINGを叩けばわかるのですが、RTX-1300の設定が間違えていないということがわかったので良しとしましょう。

    プロバイダーからのインターネットの接続で一点気になったことは、今のプロバイダーのぷららから設定されたグローバルのIPアドレスです。今まではぷららが所有するIPアドレスだったのですが、NTTドコモのIPアドレスに変わっていました。どんどんぷららの力が小さくなっていくのでしょうね。グローバルIPアドレスがどこが管理しているかどうかは、あまりこちらには影響ないですけどね。

    IPアドレスの設定などはそのままで、今回はルーターを入れ替えただけですので、ネットワーク内の機器の設定は必要ないを思われます。もしトラブルがあったら、家のもんから報告があるでしょう。特に今のところはトラブルの報告はありません。多少、ネットワークのアクセスが速くなったと言っていました。

    あと残りはIPv6での接続です。こちらは設定内容をブログに残しているので何とかなるでしょう。

    もし、ルーターを交換してそれでも効果がないと言われてしまいますと、次はプロバイダーの変更です。10年以上もプロバイダーはぷららを使っていますが、そろそろぷららから他の快適なプロバイダーに乗り換えたほうがよいかもしれません。

    その次は、フレッツ光ネクストからフレッツ光クロスへの乗り換えで、ネットワークを10Gにしてしまいましょう。しかし、10Gにするとなると、プロバイダーやルーターだけではなくネットワークに接続している機器も更新しなければいけません。インターネットが使えなくなる期間やひかり電話ことも考えなけばいけないので、フレッツ光クロスへの乗り換えは、いろいろと面倒のようです。

    LANケーブルだけはカテゴリ6Aにすべて引き直していますので、こちらは問題ありません。ただし、10Gbpsでの通信をしたことがないので、本当に使えるかはわかりません。

    追記

    IPv6での接続をしました。RTX-1300のWebの簡単設定でIPv6のIPoEを選択すれば簡単にできました。無事にカメが泳いでいます。

    IPv4はPPPoE、IPv6はIPoEでで接続しています。ぷららのIPv6接続確認サイトでもIPv6が接続されていることが確認できました。

    追記(2024年8月13日)

    みんそくでのスピードテストを上げておきます。混んでいる夜20:00頃の値です。値的には快適ですが、体感的には多少以前よりは速くなったかもという位でしょうか。

    フレッツ光ネクスト × plala(ぷらら)の測定結果の詳細

    種類IPv4接続IPv6接続
    接続方式PPPoEIPoE(v6コネクト)
    Jitter1.23ms1.22ms
    Ping7.9ms7.4ms
    下り442.26Mbps(非常に速い)664.43Mbps(超速い)
    上り579.97Mbps(超速い)576.63Mbps(超速い)
  • インクがなくなったので、新しいプリンタを買う話し

    今使っているキヤノンのiP2700というインクジェットプリンタのインクがなくなりました。こちらは、年賀状の印刷のため、急遽買ったプリンタで、インクとプリントヘッダが一体になっているので、インクがなくなると高い買い物となります。一体になっているので、互換インクも出ていても安くありません。

    さて、インクがインクがなくなったところで、新しいプリンタを購入を検討していきます。毎年インクを購入していましたので、5,6回は購入しています。さすがにインクの購入代金をプリンター購入代金を大幅に上回っています。インク代だけで、何台プリンタを買えたでしょうか。

    さて、新しいプリンタを選びます。購入の条件は以下の通りです。

    1. Wi-Fiか有線LAN対応。
    2. A4まででOK。A3はいらない。
    3. はがき、封書印刷をするので背面給紙。
    4. インク代は安く。ヘッド一体インクカートリッジなんてもってのほか。
    5. 主に文章の印刷で写真はほぼ印刷しないので、そこそこの印刷品質でOK.
    6. スキャナ、コピーはいらない。複合機ではなく単能機で十分。あれば使うけど。

    そろそろインクカートリッジではなくボトルでインクを入れるプリンタを試してみたいと思って見つけたのは、エプソンのエコタンク対応のEW-M754です。

    でも、こいつは背面給紙は1枚ずつの給紙なのです。まとめて年賀状の印刷には使えません。そもそもどうして背面給紙かというと、はがき、封書印刷を前面給紙で印刷すると、用紙が丸まってしまいます。はがき、封書印刷では前面給紙は使えません。

    代わりに見つけたのは、EW-M754の下のEP-M553Tです。

    EP-M553Tは背面給紙しかできませんが、100枚まで給紙ができます。しかも廃インクの対応がメンテナンスボックスの交換で可能です。スキャナとコピーのない単機能のプリンタであれば値段が安くなって最高です。

    HPのプリンタを見ましたが、そもそもHPのプリンタは背面給紙はないので対象外です。ブラザーも同様です。

    そこで見つけたのは、キヤノンのG1330です。

    しかし、今どきのプリンタとしてはUSBしか接続できないのは致命的でネットワーク対応ではありません。これでG1330は対象から外れました。一つ上のG3370でいいかと思いましたが、インクタンクのプリンタはお高いですね。でも、G3370はすべての条件に当てはまりますので候補の一つになります。

    ちなみにこちらもメンテナンスカートリッジの交換がユーザーができるので、廃インクの処理はメーカーに送らなくてもできます。それと、写真は染料インク、文章は顔料インクなところもいいですね。

    G3370の一つ前の世代のG5030, G6030は悪名高き廃インクパッドを自分で交換できないプリンタです。

    廃インクバッドで調べていくと、ユーザーが交換できない廃インクバッドへの怒りをキヤノンにぶつけている人もいますね。

    私もキヤノンのプリンタで廃インクバッドの交換エラーが出て、買い換えた経験があります。そのとき初めて廃インクバッドの存在を知って、プリンタは永遠に壊れるまで使えない消耗品であることを実感しました。年間1000枚も印刷しない私でも、廃インクバッド交換エラーが出したことがあるくらいなら、もっと印刷する皆さんは、廃インクバッドを当たり前に交換しているのでしょうか?

    でも、インクタンク対応で大量に安価に印刷できるとキヤノンは言いながら、大量に印刷すると廃インクバッドが一杯になって高い費用で交換させるか、プリンタを買い換えさせるのは本末転倒ですね。これは、インクタンクだとインク商売ができない弊害なのでしょうか。

    最近のインクタンク対応のキヤノンのプリンタは、ようやく廃インクバッドの交換はユーザーができるようになりました。これでこそ、サステナブルとか環境とかを謳っているメーカーなのでしょうね。

    今度は普通のインクカートリッジのプリンタを探します。見つけたのは、エプソンのPX-S505です。スキャナもコピーもない単機能プリンタです。

    4色なのでインクカートリッジもそんなに高くもないし、有線のネットワーク対応ですし、廃インクバッドも交換できませんが、これでいいかもしれません。耐久の枚数が5万枚ですので、廃インクバッドが交換のときは本体が持っていないかもしれません。

    一つ上の6色のEP-315もありますが、インクが6色になると2,000円ほど高くなります。しかもEP-315は背面給紙が1枚ですので対象外です。

    キヤノンで同じA4プリンタの単能機を見てみますと、TR703Aが見つかりました。

    とりあえずは機能は満足なのですが、印刷コストが高いのです。キヤノンのインクカートリッジが高いのでしょうか。

    さて、どのプリンタにしましょうか。

    続きはこちらから

  • 屋外用のLANケーブルを敷設して宅内すべてのLANケーブルがカテゴリ6Aになった話し

    ずっと宅内のLANケーブルをカテゴリ6Aに引き直していましたが、ようやくすべて完了しました。

    残っていたのは、メインの部屋から旧オフィスの部屋までのLANケーブルです。最初は天井裏を通そうと思いましたが、ケーブルを通す経路が見つからず断念しました。今まで通り、屋外経由でLANケーブルを引き直します。

    現状も屋外にLANケーブルを通していますが、もう10年以上前に何も考えずに引いたので、屋外用ではない普通のLANケーブルをそのまま通しています。意外と普通のLANケーブルでも問題なく通信できていました。

    今回は、定石通り屋外用のCAT6AのLANケーブルを使います。今回はケーブルは自作しないので、出来合いのLANケーブルを利用します。入手したのは、これです。

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    今までCAT6Aの自作LANケーブルで使った、同じエレコムのLANケーブルにしました。長さを計測したら、20mで何とか足りそうでした。

    今回は、LANケーブルをそのまま引くのではなく、念のために保護管の中に通して保護してみます。そのまま屋外用のLANケーブルを這わしても問題なさそうですが念のためです。

    加工がしやすく、自由に曲げられるということで、電材のPF管を保護管に選びました。あまり日の当たらない軒下と建屋の裏を通すので、二重構造PF管ではなく普通のPF管にしました。通す建物の塗装がグレイなので目立たず丁度よろしいです。オレンジ色のCD管で安くやろうとする人もいますが、こちらはコンクリート埋め込み用で屋外では劣化でボロボロになりますので避けたほうがよろしいようです。しかも、CD管は色がオレンジ色で目立ちますしね。

    PF管は50m単位で売られていますが、今回は20mほどですのでそんな長さは必要ありません。しかし、近くのホームセンターでは10mのばら売りをしてくれていました。こちらを2本買って20mのPF管でLANケーブルを通していきます。そのためにはPF管同士を接続するコネクタを購入します。

    そして外壁にPF管を固定するサドルも購入します。サドルを外壁に固定する木ネジも必要です。サドルと一緒に木ネジを買ったのはいいのですが、16mmの木ネジを買ってしまったので短すぎました。仕方ないので手元にあった25mmの木ネジで間に合わせました。

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    工事をする準備としては、あらかじめPF管にLANケーブルを通しておきます。ここで失敗したポイントとしては、なるべくPF管を真っ直ぐに伸ばしておくことです。通線ワイヤーをいくら使っても、買った当初のPF管が丸まった状態ではワイヤーが通りません。部屋の中で邪魔でしょうがPF管を真っ直ぐ伸ばしてからワイヤーを通しておきましょう。そうすれば簡単にLANケーブルを通すことができます。

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    いよいよ実際に工事をしていきます。エアコンの配管や給湯器の配管を避けながらLANケーブルが挿入されたPF管を取り付けていきます。なるべく給湯器から離して通していきました。そのため多少PF管をアップダウンさせる必要があります。あまり急カーブで取り付けができないので、緩やかなS字を意識して取り付けて行きます。

    以前のLANケーブルが通していましたので外壁には既に入線の穴が開いています。雨が入らないためにカバーをするのですが、PF管用のカバーもありますけど、今回は手元にあったパナソニックの入線カバーを利用しました。念のためにエアコン配管のすき間を埋める粘土で水の浸入をふさぎます。

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    こんな感じでPF管を取り付けができました。下の写真でも給湯器の上を避けてPF管を通していることがわかります。PF管は急激には曲がらないので、特に室内への引き込みは、一旦下に下ろして、そこから曲がるように水平方向に持って来ています。

    多少PF管が直線ではなく曲がって取り付けられていますが、こちらは素人工事のご愛敬ということにしておいてください。水糸で水平を出そうと思いましたが、面倒なのでやめました。

    LANケーブルを室内への引き込みをして、LANケーブルの両端をハブに差し込んで、あとは疎通テストをして完了です。エレコムの出来合いのLANケーブルですので、疎通には全く問題はありません。

    さて、宅内のLANケーブルはカテゴリ6Aになって、これで10Gbps対応となりました。あとは、インターネットの引き込みを10Gbpsにしなければいけないのですが、さてどうしましょうか。

    もう一つ、ハブなどのネットワー機器も1Gbpasから10Gbpsに買い換えをしなければいけません。

    続きはこちらから

  • OTTOCAST U2-X 接続できなくなってさようならという話し

    今まで便利に使えていたOTTOCAST U2-Xですが、うまく接続できなくなりました。OTTOCAST U2-Xがあれば、スマートフォンをトヨタのディスプレイオーディオにUSBケーブルでつながずに、ポケットのなかにスマートフォンを入れっぱなしよくて、クルマにスマートフォンを置き忘れることもないので便利でした。

    最近になったスマートフォンがアップデートされたのが原因か、Android Autoの仕様が変わったのが原因か、それともディスプレイオーディオがアップデートされたのかが原因かがわかりませんが、接続できなくなりました。

    ディスプレイオーディオのUSBケーブルの接続口に何十回ケーブルを抜き差しして、ようやく接続できます。だったらスマートフォン(Google pixel6)を直接USBケーブルで接続したほうがましです。これでは全然OTTOCAST U2-Xは使えません。

    それと、ファームウェアのアップデートができなくなりました。

    相変わらずWifiでのアップデートはできません。インターネットに接続してアップデートを確認後、OTTOCAST U2-Xにダイレクト接続すしてアップデートをするのですが、OTTOCAST U2-Xのダイレクト接続のアクセスポイント(AUTO-xxxx)が出てきません。代わりにDIRECT-mzというネットワークが出てきますが、こちらには認証エラーで接続できません。接続できないのでファームウェアのアップデートができません。再度、OTTOCAST U2-Xの電源をUSBケーブルを外して入れ直すと、最初に戻ってやり直しとなります。

    今までできたいたUSB メモリからのファームウェアアップデートをしようとしても、OTTOCAST U2-X のファームウェアアップデートサイト(https://www.ottocast.com/ja/pages/software-test)のファームウェアのファイルへのリンクが切れています。

    以上でお手上げです。正常に接続できれば、スマートフォンを取り出してケーブルで接続することなくワイヤレスで接続できるので、この上なく便利でした。

    OTTOCAST U2-X さようなら。

  • LANケーブルをCAT6Aで1階から2階に通した話し

    ゴールデンウィークに入っての最初にやりたかったことの一つが、我が家のLANケーブルのCAT6Aへの更新です。

    今日は、1階から2階のつないでいるLANケーブルを敷き直します。今までは外壁に穴を開けて、屋外経由でつないでいました。今回は、屋内をLANケーブルを通していきます

    どうやって1階から2階にLANケーブルを通していくかの調査に時間がかかりました。1階の天井裏から2階に直接通せばいいのですが、構造上2階下の天井裏には入り込めませんので通せません。もう新しく点検口を開けることはやりたくありません。

    そこで調査した結果、先日開けた点検口から2階に通っている使っていない電話線がありました。この電話線が通っているCD管のような電線管を使って2階に通します。そして2階の天井裏を経由して2階に通すという大回りの方法にしました。2階天井裏は3階の屋根裏を兼ねていますので、2階天井裏まで行けば後は何とかなるだろうという考えです。

    まずは、1階の事務所から点検口までLANケーブルを敷いていきます。お出かけの時間まで、息子が手伝ってくれました。やはり二人がかりだと作業が楽です。

    点検口から手が届く電線管に切り込みを入れて、途中からLANケーブルを挿入していきます。

    2階のコンセントの開口部からLANケーブルを出します。

    一旦2階のコンセントの開口部で受け取って天井裏に通します。天井裏へも電話線が通っている電線管を利用します。電線管を利用すれば、通線ワイヤーを使って簡単に通って行きます。今回の作業では、こちらの細い通線ワイヤーが大活躍です。接続できるケーブル索引具も用意しましたが、こちらは直進性はいいのですが接続部が太くなるので細い穴では通らないのが難点です。通線ワイヤーは丸いケースが役に立ちますので、必ず収納ケース付きの通線ワイヤーを手に入れることをお薦めします。収納ケースから繰り出して収納することができますので、ワイヤーがばらけることがありません。

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    2階天井裏をLANケーブルを這わせて2階の部屋に落していきます。

    2階のテレビアンテナ端子の開口部からLANケーブルを出します。ここで忘れずにテレホンガイドを通しておきます。コネクタを付けてからではテレホンガイドを通すことができません。

    しかし、上の写真は失敗例です。間だのコンセントプレートが反対です。まだ、この場合は通す穴が大きいのでリカバリは可能です。

    最後にLANケーブルの両端にコネクターを加工します。

    皆さんはLANケーブルの工事というと、このようなLANコンセントを使うようなのですが、

    私は大穴のテレホンガイドを使っています。LANケーブルを通すためには、普通穴より大穴が重要です。大穴ではないとコネクタが付いたLANケーブルは通らないです。コネクタが付く前のケーブルだけでしたら、大穴ではなくても通りますので大丈夫です。

    なにせテレホンガイドの値段がLANコンセントの10分の1以下ですし、見た目を気にしなければ、LANケーブルを通しておくだけなので簡単です。ただし、テレホンガイドからのどのくらい長さを出しておくかは調整する必要があります。

    アンテナケーブルのコンセントが古いので交換しなければいけませんけど、これで1階と2階が接続できました。スイッチングハブが正常に導通のランプが付いていることを確認して、1階と2階の接続はお終いです。

    1階と2階の開口部へは直線距離だと5mほどでしたが、ぐるっと回って20mもかかりました。100mのLANケーブルを購入しましたが、何やかんやで残り15mほどになってしましました。最初は100mは使い切らないと思っていましたが、そのようなことはないようです。

    追記

    近くのコーナンプロに行ってアンテナ端子を買ってきました。あまりにもコンセントが古きなって危なそうだったので、こちらも交換しました。

    何度もここでも言っていますけど、私は一応は第二種電気工事の資格を持っています。LANケーブルの敷設は資格はいらないけど、電気のコンセントの交換は資格が必要です。

    しかしながら、パナソニックの電設資材はいろいろ種類があって大変です。一応はコスモシリーズに統一しようと思っていますが、手元にはまだフルカラーの電設資材が残っています。おかげでフルカラーのスイッチとコンセントを使い切ろうとしたら、フルカラーのパネルと取付枠がなかったなんてことがあります。

    上の写真に写っているテレホンガイドはフルカラー用ですがコスモシリーズのスイッチの取付枠にも付きます。色と高さが違うのはご愛敬ということで許してください。

    それとコスモシリーズの取付枠は、コンセント用とスイッチ用が別だったというのことを初めて知りました。これから買うときは気を付けないといけません。

    続きはこちらから

  • カテゴリ6AのLANケーブルの加工の話し。コネクタがとても大事だった件。

    点検口を開けて、どうやって1階から2階にLANケーブルを引くか調査して、ようやく何とかなりそうということになりました。

    カテゴリ5EのLANケーブルがたくさん残っているので、カテゴリ6AのLANケーブルに引き直すために、いろいろと線材と工具類を購入しました。

    しかし、最初に買ったVCELINKのRJ45コネクタは、圧着してもうまく導通されないようです。

    LANケーブルテスターでOKになっても、実際にスイッチングハブには接続すると通信ができなくなります。再度LANケーブルテスターでチェックすると今度はNGなります。また圧着し直すとOK。しばらくすると通信ができなくなるという繰り返しです。使っている圧着工具は、一緒に買ったコネクタのメーカーのVCELINKのものですので、コネクタが圧着工具が対応していないということはなさそうです。

    実際にテスター(デジタルマルチメーター)でコネクタの端子とケーブルのコードのチェックをしてみたところ、うまく圧着されずに導通できない端子がありました。

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    入っていたコネクタ30個すべてを使い切っても、通信ができなかったり不安定なままでしたので、もういい加減VCELINKのコネクタを諦めてエレコムのコネクタを注文し直しました。LANケーブルと同じエレコム製のCAT6A対応のコネクタなので、今度は大丈夫です。

    このエレコムのRJ45コネクタだと、全く問題なく通信ができます。VCELINKのコネクタよりもコードの挿入しやすさからも格段に作業がしやすいです。最初からエレコムのコネクタにしておけばよかったです。ただし、上記のVCELINKの圧着工具では、コネクタのカシメの位置をカテゴリ5に設定しておけばそのまま使えます。

    問題はコネクタカバーが手元のものだと、穴が小さくてケーブルが通しにくいことです。そして昔に買ったので、樹脂が固くなって割れやすくなっていることです。

    太くなったカテゴリ6のケーブルのために、あらためてコネクタカバーを注文しました。内径が6mmのコネクタカバーでしたらCAT6AのLANケーブルでも大丈夫そうです。今回もまとめ買いしておきます。おかげでこの古いコネクタカバーは大量に廃棄となります。

    VCELINKのRJ45コネクタはもう信用できないので、作成したLANケーブルはエレコムのコネクタで作り直してしまいます。したがいましてVCELINKのRJ45コネクタはゴミとなりました。

    とにかく、カテゴリ6AのLANケーブルの製作は、固くて指先が痛くなるのは困ります。しかしながら、あるコツがわかったので、正確に早くLANケーブルが作成することができるようになりました。

    この歳になるとこのような細かい作業にはハズキルーペが必須です。

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  • カローラクロスをスタッドレスタイヤからサマータイヤに交換した話し

    カローラクロスをスタッドレスタイヤからサマータイヤに交換した話し

    もう雪も降らないだろうと思って、スタッドレスタイヤからサマータイヤに交換しました。スタッドレスタイヤを履いていても結局は雪道なんて走りませんでした。これも暖冬の影響でしょうか?

    今回は自分で交換せずに、トヨタのディラーにお願いしました。いろいろとクルマを買った営業マンとあったので、近くのトヨタの営業所に電話して交換してもらいました。

    日頃利用するショッピングモールにあるトヨタの営業所ですが、トヨタのサービスを利用するのは初めてです。今回は洗車もお願いしたので、3時間ほど待ちました。待合所がありますのでノートPCを持ち込んで仕事をしてしまいます。povo2.0で3GB/7日間を買ってネットワークにつなげます。丁度povo2.0を使っていなかったので契約が切れるところでした。あとはTeamViewerで接続しておけば、普段どおりに安全に作業できます。

    さて、洗車をお願いすると、とても時間がかかってしまうようです。トヨタのディラーのアプリを入れてメンテナンスをおねがいすると、年6回まで洗車を無料でやってくれます。普段、ディラーにはいかないので、点検のときくらいしか洗車をおねがいしないので、年6回の無料洗車は使い切れていません。締めが3月ですので、今が一番洗車の予約が取りづらい時期です。

    しかし、この洗車サービスは継続してくれるのでしょうか? ディラーに来てもらえるというクルマの販促ツールとしては優秀かもしれませんけど、コストとしてはいかがなものでしょうか? 多少心配です。

    私の場合は、担当営業をあえて付けてもらっていないのです。無料洗車で来社しても、営業に結びつかないあまりよいお客ではありません。そんなお客が増えると、無料洗車サービスも終了になるでしょうね。

    今回のタイヤ交換は2,500円ほどでしたが、溜まっていたトヨタのディーラーのポイントですべて払えました。このポイントは、トヨタの営業所で給油でつかうか、この位しか使うことができません。

    次の冬シーズンまで上の写真のようにタイヤラックで保管です。

  • 着信電話番号100の無言電話がかかってくるので、ヤマハRT58iの設定をした話し

    町内会専用の電話番号をヤマハRT58iに収容したところ、100の着信電話番号で無言電話がかかってくるようになりました。100番からの着信というのは、おそらく不正な着信なのでしょう。

    Googleさんに「着信 100」で聞いてみると、やはり電話番号が使われているかを確認してくる怪しいIP電話のSIP SPAMのようです。VoIPの設定をしたら、早速アクセスしてくるなんて怖いですね。

    具体的な対策は、以下のサイトを参考にします。

    詳しい設定方法はヤマハのサイトに書かれていますので、こちらのほうを参考にしました。

    電話をかけてみると「現在使われていません。」とアナウンスになってしまいます。自己SIPアドレス登録での着信SIPアドレスの設定が間違えているようです。以下のサイトのようにSIPサーバーを着信SIPアドレスとして登録していましたが、この設定では着信できないようです。

    着信できなかった際のログが残っていましたので、そのログから着信SIPアドレスを拾い出して設定してあげたら、今度はうまく着信できました。

    今回の障害は、RT58iのSIPサーバーの設定にぷららフォンの設定が残っていたのが原因のようです。100番の無言電話がかかってこないかをしばらく様子を見ていきます。

    追記(2023年1月27日)

    無言電話も着信しないし、以下のようなログで着信拒否しているので、本件のSIP SPAMの対応はうまくいっているようである。

    2023/01/27 09:38:23: [SIP] SIP Call from [sip:100@1.1.1.1] to [sip:100@192.168.xxx.x] rejected