5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

タグ: バックアップ

  • RTX-1300におかしなIPフィルターを設定したらアクセスできなくなってconfigを戻した話し

    RTX-1300のIPフィルターの設定を調子に乗ってやってみたらアクセスできなくなってしましました。シリアルで設定を変更しようとしたら、何とPCにTeraTermがインストールされていませんでした。ここで慌てたので負けでした。

    最初からRTX-1300の設定をしようとして工場初期設定で戻してしまいます(これが間違いの元)。前面パネルの3つのボタンを押して(とても押しづらいので何とかして)、電源をしれると最初の設定に戻ります。configを取っていたので元に戻します。

    どういう訳か設定していたパスワードで認証しません。configのパスワードの設定のコマンドをコメントにしてconfigを最初から再投入します。

    なんやかんやで元に戻りました。コンソールにつながっていればこんなに面倒なことをしなくてよさそうです。RTX-1300がつながらない間は、以前のRTX-810を繋ぎ直して対応しておきました。バックアップのネットワーク機器があれば安心です。

    次回こんなに慌てないために現在動いているconfig0をconfig1にコピーしておきます。TeraTermをインストールしてシリアルケーブルでアクセスできることを確認できたので、もし何かあったらconfig1でrestartできるでしょう。

    microSDカードにconfig.txtという名前でconfigファイルをバックしておきました。これでmicroSDカードを挿して起動すれば、動く設定ファイルで起動できるでしょう。

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  • Windows11の累積更新プログラムKB5039212をインストールしたら、PCがお亡くなりになった話し

    今使っている自作のデスクトップPCに、Windows11の累積更新プログラムKB5039212を適用したら、USBのエラーでブルースクリーンになるようになった。USBの機器を外してみたけど症状は変わらない。しまいには、Windows11が起動しなくなった。

    仕方ないので、バックアップのThinkPadを使う。こちらにも累積更新プログラムKB5039212を適用したけど何もトラブルはない。この辺りは自作PCの嫌なところである。こちらのThinkPadは、デスクトップPCを回復させたので、バックアップと持ち出しモバイル用で使っている。

    一台では心許ないので、もう一つのWindows11が動いている、これまた自作のPCを確保しておく。まずはソースファイルが入ったディスクを移動する。

    次にメモリを移動してみる。移動先のPVCはメモリが16GBなので、お亡くなりなったPCから32GBのメモリを持ってくる。しかし、メモリを交換したらBIOSが起動する前のメモリチェックで引っかかる。これまた仕方ないので、今までの16GBのメモリに戻しておく。仕方ない続きである。

    Chromeが使いたいほどメモリを使ってくれるし、Adobeのアプリケーションも我が儘にメモリを確保してくれるので、16GBではアプリケーションが起動できないときがある。本来ならば32GBのメモリで動かしたいのだけどお亡くなりなったPCを戻るまで我慢して使う。

    主なファイルはDropboxに同期をしているし、文書関係はEvernoteに置いてあるし、作業のソースはGitにリポジトリにPushしている(お亡くなる寸前にPushしておいた)のでデータ関係はとくに問題はない。問題となるのはアプリケーションのほうである。インストールが面倒くさい。

    その前に、お亡くなりなったPCのWindows11の再インストールである。こちらは手間はかからないのだが、時間がかかる。

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    自作PC用に一番左のWindows11のパッケージを実際に購入しましたが、問題なくインストールできました。Windowsは使うPCの分だけ正しくライセンスを購入しましょう。

    追記

    これでGitの設定をしてソースファイルの作業ができると思いきや、MicrosoftのOfficeアプリがないのでExcelのファイルの修正ができなかった。慌ててOfficeアプリをインストールし出す。そうしたら、AccessランタイムがインストールされているからOfficeアプリをインストールできないと怒られた。Accessランタイムをアンインストールする。

    追記(2024年6月26日)

    ThinkPadの方が、スリープ状態にしてしばらくするとブルースクリーンになる。今回のWindowsアップデートの影響なのかな?

  • M.2 SSDが正しく認識できないので交換した話し

    起動できなくなって回復ディスクでも元にもどらないPCの続きの話しです。

    万が一のためのバックアップのPCとして復活させます。新しくM.2 SSDを注文しました。注文したのはこちらです。

    Hanyeという知らないメーカーのSSDです。ヒートシンク付きですが結局は外して使うことになりました。M.2を取り付けるスペーサーを取り付けるネジが折れて取れなくなったので、今まで使っていたヒートシンクではさみこんで取り付けします。あまりよろしくない状態ですが仕方ありません。

    回復ディスクは「ファイルの削除のみを行う」では途中でエラーで止まってしまいます。その代わりに「ドライブを完全にクリーンアップする」で実行しています。おかげでディスクの中身は全て消えていました。ぼちぼちとアプリケーションの再インストールをしておきます。あとはデータDropboxで同期をしてファイルを復元しておきます。

    Windows11のライセンスはデジタル認証で元のWindowsのライセンスで認証しています。以前はプロダクトキーを探したものですが、今は簡単に認証してくれます。マイクロソフトに電話して認証してくれることもなくなりました。正しくライセンスを認証してアクティブになってくれたようです。これでいいのでしょうか?

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    自作PC用に一番左のWindows11のパッケージを実際に購入しましたが、問題なくインストールできました。Windowsは使うPCの分だけ正しくライセンスを購入しましょう。

    壊れたADATAのSSDをWindows11のディスク情報で見ると1TBのはずが20GBしか認識しません。ハードウェア的に壊れたのでしょうか。

    このADATAのSSDは5年保証なのでサポートにコンタクトをとってみます。うまくすれば何かしらの保証が受けられるでしょう。

    追記(2024年2月13日)

    ADATAのサポートから返信がありました。製品をチェックするから送れということでした。チェックして不良だったら新しい製品と交換するとのことです。早速レターパックでSSDを送ります。

    新しい製品を送ってくれなくても諦めがつきます。最初からメーカーサポートに期待してはいけません。

    追記(2024年3月26日)

    本日、ADATAから新しいSSDが届きました。不良だったSSDのことなんて忘れていました。期待はしてはいませんでしたが、本当にADATAはSSDを保障してくれるのですね。

    時間がかかるので有用なサポートとは思えませんけど、届いたSSDは結局はどうすればいいのでしょうか? また新しいPCを自作する羽目になるのでしょうか?

  • シャットダウンしたらWindows11のPCが起動しなくなった話し

    電源を入れっぱなしのPCをたまにはシャットダウンしてから起動してみた。すると電源が入らなくなった。

    このPCはメインで使っているPCだけれど、電源が入らなくなるのは、よくあることである。だから電源を入れっぱなしにしているということもある。本当は対策を取らなければいけなかったのである。

    何回かATX電源のメインスイッチをオンオフをしてあげれば電源が入るのだけど、今回は電源が入ってもBIOSの画面が表示するだけである。どうもWindows11が起動できなくなっている。

    BIOSでは起動ディスクになっているM.2 SSDが見えているのだけど、起動デバイスの一覧にはない。どうもM.2 SSDは起動デバイスとして認識できていなようだ。

    Windows11を再インストールするのも時間かかるので、バックアップとして設定しているThinkPadのノートPCを使うことにする。こちらは壊れたPCと同じアプケーションをなるべくインストールするようにしている。ソースファイルやデータファイルはDropboxやGitのリモートリポジトリにあるので特にデータが消えたかと言う問題もない。ただし、ソースファイルはGitでCloneして来るのも時間がかかるので、壊れたPCのディスクをUSBケーブルで外部ディスクとしてGitのローカルレポジトリごとコピーしてしまう。USBの外部ディスクなので、結局は時間がかかったのだが、Pushしていなかったファイルもあったので、これはこれで正解だったかもしれない。

    HTMLで作成しているWebサイトの更新作業は、GitのSourceTree, DreamWeaver WinSCPなどのアプケーションをインストールしてあればいいのだけど、ASP.NETでのWebサイトを更新するには開発環境を再構築をする羽目になった。しかも、こんなときのお客さんからASP.NETのWebサイトの更新依頼が入った。

    お客さんには作業を待ってもらって、Visual Studio, SQL Server Management Studioなど必要な環境をインストールしておく。しかし、ソースファイルを丸ごとコピーしてVisual Studioのプロジェクトファイルを起動しても、なぜかASP.NETのプロジェクトとしてビルドできないようだ。原因不明である。たまたま、ソリューションファイルがあったのでビルドできて事なきを得た。

    やはり時間がかかったが、ようやくThinkPadのほうに作業環境が移行できた。こんどThinkPadが壊れたら手詰まりになるので、Windows11が起動できないPCを復活させておく。とりあえずはATX電源を注文しておく。

    PCは壊れるものなので、特にSSDは突然壊れるので、バックアップのPCを用意しておくことは重要なのである。

  • ThinkPad X1 Carbon 6thのSSDを256GBから1TBに交換した話し

    そろそろ動作が怪しいメインのデスクトップPCですが、バックアップ兼モバイルで使用しているThinkPad X1 Carbon 6thをメインにしようかと思っています。しかし、このThinkPadのSSDは256GBしかなくて残りディスクがあまりありません。

    そこで大きなSSDに交換してしまいます。ThinkPadのサポートは既に切れていますので、中を触り放題です。

    今回、購入したのはこのSSDです。

    キオクシアの1TBのSSDです。元の4倍の容量があります。当面はこれで大丈夫でしょう。ThinkPadのSSDは片面実装のものしか入らないという情報もありますので、大丈夫そうなSSDを選択しました。結果は、このキオクシアの1TBのSSDで問題ありませんでした。

    ついでに、SSDのケースも一緒に買っておきます。

    入れ替えたSSDの有効利用です。あまりデータを外部メディアで持ち歩かないので、ほぼ出番はないかと思います。

    今回は、SSDの中身をクローンしないで、回復ディスクで素のWindowsを移行してしまいます。データはDropboxのようなクラウドストレージにありますし、アプリケーションは必要なものだけインストールすればいいかと思います。そのほうは、不要なデータはアプリケーションはなしに、安定したWindows環境を手に入れられます。でも、それが後々時間がかかって面倒なことになりますが、よしとしましょう。

    参考にしたサイトは、こちらです。

    移行手順は、こちらのサイトのそのままですので、ここでは手順は載せません。詳しい移行手順は上記のサイトをご覧ください。

    まずはUSBメモリに回復ディスクを作成します。とても時間がかかります。途中、サスペンドの設定をしていましたので回復ディスクの作成に失敗しました。サスペンドをオフにして、再度回復ディスクを作成しました。

    「BitlLockerの管理」から「回復キーのバックアップ」は必ずやっておきましょう。もし、交換したSSDの中身を見たいときは、回復キーが必要になります。

    SSDの交換の準備をしていきます。上記のサイトの説明のように、必ずバッテリーの導通をオフにしましょう。

    実際にSSDの交換です。ThinkPadのSSDの交換はとても簡単です。まず、裏蓋を開けるのは5本のネジを外すだけでOKです。ネジを緩めた後、メンディングテープで止めておきます。こうしておけば、同じネジで再度止まりますし、落ちて無くすこともありません。ネジ締めの力は、縦が7割、回すのを3割と心得ましょう。

    SSDは一箇所ネジを外すだけで交換できます。ThinkPadはSSDへのアクセスも楽チンで簡単です。

    あとは回復ディスクでWindowsのインストールです。途中経過のパーセントがなかなか動かないというドキドキなことがありましたが、無事にWindowsのインストールが完了しました。

    交換したSSDは正常に認識しています。これで大量のディスクを確保できました。でも、しばらくすると、ディスクが足りなくなるのでしょうね。

    後は、Dropboxでファイルを同期させて、必要なアプリケーションをインストールしていきます。アプリケーションをインストールがとても大変かもしれません。

    とりあえず必要なアプリケーションのインストールは、Google Chrom, Microsoft Office, Adobe Creative Cloud, ジャストシステム ATOK, 秀丸エディタ, Evernote, Visual Stiduo Code, git関連諸々でしょうか。昔みたいにCD-ROMでインストールではなく、ネット経由でインストールできるなんて、いい時代になったものです。

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    自作PC用に一番左のWindows11のパッケージを実際に購入しましたが、問題なくインストールできました。Windowsは使うPCの分だけ正しくライセンスを購入しましょう。

  • QNAPの設定ファイルをリストアしても、共有フォルダは勝手に戻してくれないという話し

    QNAPの設定ファイルをリストアしても、共有フォルダは勝手に戻してくれないという話し

    ようやくQNAPが復旧しました。

    しかし、HBS 3 Hyblid Backup Syncを実行したところバックアップに失敗します。調べてみると共有フォルダのディレクトリが存在しないようです。

    設定ファイルのリストアで共有フォルダの設定が残っていますが、実際にはディスク上にはフォルダがないようです。これは、sambaの設定ファイルに共有フォルダの設定があるだけで共有フォルダのディレクトリまで作成してくれないというのが原因のようです。不思議なことにFileStationでも実体のないフォルダが表示されています。FileStationからは同じディレクトリがあると怒られて共有フォルダを作成できません。

    こちらの対応は、sshでログインしてフォルダを作成してしまいます。フォルダ(ディレクトリ)が実際にどこに作成された共有されているかは、sambaの設定ファイル(/etc/smb.conf)の内容を確認すればわかります。ちなみにこちらのQNAPでは/share/MD0_DATAに共有フォルダのディレクトリが作成されていました。

    sshでシェルを取り扱えないと、設定ファイルでリストアしても元に戻せないということでしょうか。何か中途半端な設定ファイルのリストア機能です。

    今まで作成した共有フォルダのディレクトリをせっせと作成していきます。これでHBS 3 Hyblid Backup Syncのバックアップを無事に開始できました。

    ついでにバックアップの設定の見直しをしました。QNAP同士ですとHBS 3 Hyblid Backup Syncを使うと、スケジュールなしでリアルタイムに同期してバックアップを取ることができます。もちろん、アーカイブしてのバックアップも対応しています。

    QNAPを導入したらHBS 3 Hyblid Backup Syncを使わない手はありません。

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

    続きはこちらから

  • QNAPの初期化が自力でできた話し。これで元通り。

    QNAPの初期化が自力でできた話し。これで元通り。

    QNAPのサポートにも古いからノーサポートと言われ、しかし何とかいろいろなサイトの情報でQNAPを自力で初期化ができました。

    まずはQNAPの設定のバックアップファイルを使ってリストアしてしまいます。設定ファイルをリストアすると、ユーザーや共有フォルダまで元に戻してくれました。しかし、adminのパスワードまで戻してくれますので、adminを無効にしていたのでログインできなくて困りました。管理者ユーザーでログインすればよかったのを気がついたのは遅かった。

    現在は最新のファームウェアに更新しています。

    しかし、最新のファームウェアのときに障害が起きているので注意が必要です。おそらくこれ以上の新しいファームウェアはリリースしてこないかもしれません。よって、新しいQNAPに買い換えないといけないかもしれません。

    あとの作業としては、大元のファイルサーバーとして使っているQNAPからHBS 3 Hyblid Backup Syncをつかってバックアップを再度実行して完了です。

    今回の教訓としては

    • いくらRAID5の構成でも2台ハードディスクが故障したらおしまい。必ずバックアップを取っておこう。
    • ディスクは長時間確保しておかないで、新しいハードディスクを注文した方がいいかも。昔に購入したハードディスクは実は壊れていたとかあるかもな。
    • RedとかNAS用のハードディスクは、長時間電源入れっぱなしだから壊れるときは壊れる。だったらBuleとかの安い向けの安いハードディスクにすればいいと思うけど、もっと壊れそうなので、やはりここは保険と思ってRedにしてしまう。
    • QNAPの対応方法を調べても、バージョン違いとか過去と現在の情報が入り乱れているから、よくよく精査して対応していったほうがよいかもね。もしかしたら、検索して出てくるサイトの情報が正しくないかもしれないな。
    • コントロールパネルにアクセスしたときに、ChromeとFirefoxの違いがあるなんて初めて知った。ChromeでダメだったらFirefoxでアクセスしてみよう。
    • もし、何か原因不明の不具合があったら一つ前のファームウェアで試してみよう。
    • 古いQNAPの製品はサポートしてくれないので、自力で何とか対応していこう。ディスクを初期化するということは、何をやっても怖くないぞ。でも、本体が壊れていたらどうしようもないけど。

    ということでしょうか。

    ちなみにWDのRedのハードディスクは、2勝2敗で半分を交換した。今回は上の写真の3台を交換する羽目になった。ウエスタンデジタルのRedは、今回はまとめて壊れすぎという印象がある。一つずつなら、何とか対応できるのだが、まとめて壊れるとRAID構成でも対応できない。

    ところで、QNAPのディスクが壊れて情報をGoogleさんに尋ねると親切なサイトが見つかる。しかしどういう訳か、最後に「QNAPのディスクの交換は素人はやるな。」と書いてある。それが何件かのサイトが引っかかる。よくそんな記事を書いているサイトは、ハードディスクのデータ復旧会社が書いた記事なのね。詳細なQNAPでのディスク交換の記事を書いておきながら、最後に自分の会社の営業をするという不思議な会社が何社もあるのでした。

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    続きはこちらから

  • QNAPを初期化しようとしたけど失敗して手詰まりの話し

    QNAPを初期化しようとしたけど失敗して手詰まりの話し

    こちらの話しの続き。

    注文しておいたシーゲートのハードディスクが届いたので交換します。今回は初めてSeagateのInfoWolfを買ってみました。取り付ける前にSMARTの情報を確認して問題ないことを確認します。

    NASではない普通のSeagateのハードディスクを購入したことがありますが、若干他のメーカーに比べると壊れやすいかなという印象があります。最近のSeagateのハードディスクは大丈夫でしょう。

    QNAPのRAID5で構成しているディスクのうち2台が既に壊れたので、この際ディスクを初期化してしまいます。このQNAPはバックアップのサーバーなので、再度元のファイルサーバーのQNAPからバックアップすればいいので初期化しても問題ありません。どうせ初期化しても壊しても大丈夫なので、いろいろと普段QNAPでできないことをやってみることにしましょう。

    コントロールパネルのストレージマネージャから初期化しようとしても次に進みませんでした。そこでQNAP本体背面のリセットスイッチを押して初期化を試みみました。参考にしたサイトは以下のサイトです。

    これだとシステムリセットなので全く変わりませんが、ブラウザからログインもできません。ネットワークがつながっていないようです。QNAP本体のパネルには、下の写真のようなおかしな表示が出ていました。

    QNAPがつながっているネットワークハブを確認しましたが、正常にアクティブになっています。しかし、PCからはPINGが通りません。おかしなことにQfinderではQNAPが見つかりますが、MACアドレスが00-00-00-00-00-00になっています。しかし、コントロールパネルに接続できないので何も作業ができません。

    次に覚悟を決めて、高度なシステムリセットというものを試してみます。背面のリセットスイッチを10秒以上押してみます。

    こちらも接続できません。しかし、MACアドレスが2C-2C-2C-2C-2C-2Cになっていて、これもおかしな値になっています。

    リセットスイッチでの初期化を諦めて、今度は以下のサイトの情報から、QNAP本体からHDDを取り出して起動してみます。

    QfinderでQNAPを見つけて起動してみると以下の表示になりました。HDDを取り付けて初期化してみます。

    ハードディスクを取り付けると次の画面になりました。

    「工場出荷時設定に戻す」のボタンを押してみます。

    「開始」ボタンを押すと、ファームウエアを選択しろと怒らますので、画面のリンクからファームウェアをダウンロードします。

    該当するファームウェアをサイトからダウンロードします。

    ダウンロードしたファームウェアのZIPファイルを指定して、「開始」ボタンを押すと工場出荷時設定に戻す処理が始まります。

    ダウンロードをしたファイルを指定したのに、どういう訳か何かアップロードというようになっていますが、しばらく処理を待ちます。

    しかし、工場出荷時設定に戻りませんでしたというエラーが出て終了してしまいます。ここで画面の指示通り、QNAPヘルプデスクにエラーコードFW00007と共に、現在の状況を報告しておきます。

    念のために「システムの初期化」も試してみます。

    画面が変わって何か処理を使用しているようだけど、0%から何も進みません。

    以上で手詰まりでおしまいです。こちらも念のために2回同じ作業をしてみましたが、現状はかわらりませんでした。ただし、2回目以降は、初期化の際にファームウェアのファイルの指定を聞いてこなかったのは気になります。

    何かファームウェアでの障害なのかな? 原因は不明。QNAPのサポートからの連絡待ちです。

    ハードディスクを2台を買い足したのでもったいない。最悪はQNAP本体を買わないといけないのかな?

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    追記(2022年11月28日)

    QNAPからのサポートから来た回答は次の通り。

    誠に申し訳ございません。本製品はEOLの製品でサポート期間が終了しており、サポートを行うことができません。

    QNAPサポート

    ということで自力で解決しなければいけません。完璧にサポートしてくれなくていいので、ヒントくらいのサポートページを教えてくれればいいのにね。これでQNAPのサポートは使い物にならないというのがわかりました。

    次の記事で解決できたのだけど、悔しいから解決方法をQNAPサポートに教えてあげるのはやめておこう。もちろんこの記事はオープンだけどさ。

    続きはこちらから

  • QNAPのディスクが2台壊れたので、RAID5の復旧ができなくなった話し

    QNAPのディスクが2台壊れたので、RAID5の復旧ができなくなった話し

    こちらの話しの続きです。

    QNAPで最悪なことが起こりました。ディスク1台を交換して再構築しているときに、もう1台が故障してしまいました。RAID5の場合、2台同時に故障してしまうと復旧できません。同じ時期に購入したディスクだと、このようなことが発生することがあるのでしょうか? ただ運が悪いだけ?

    さて、障害が発生したQNAPはバックアップのバックアップで使っているので、あまり業務に影響はないので助かりました。

    新しいディスクを入れ替えて、とりあえずはディスクが正常であることを確認します。QNAPの設定のバックアップは、念のため取っておきました。

    ユーザーや共有フォルダーの設定はディスクが使えなくても残っているのですね。これからどうやって元に戻していくかを考えていきます。

    ディスクをRAID構成にしておけば安心なんてないから、バックアップは取っておきましょう。

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    追記

    もしかしたらと思って、異音がするだけで壊れていないディスクを戻してみた。こちらが正常に動いていれば、新しいディスクとRAIDの再構築ができて復旧できると思った。

    結果はダメだった。やはり最初からディスクを初期化してRAIDの再構築をしなければいけなそうだ。

    続きはこちらから

  • BackWPupプラグインが致命的なエラーを起こしてWordPressサイトがアクセスできなくなった話し

    このサイトはWordpressで構築されていますが、今朝アクセスできなくなっていました。エラーはこんな感じです。適当にディレクトリ名は隠しています。

    Fatal error: require(): Failed opening required '/home/(ユーザー)/www/(サイト)/wp-content/plugins/backwpup/vendor/composer/../amphp/amp/lib/functions.php' (include_path='/home/(ユーザー)/www/(サイト)/wp-content/plugins/backwpup/vendor/pear/pear_exception:/home/(ユーザー)/www/(サイト)/wp-content/plugins/backwpup/vendor/pear/console_getopt:/home/(ユーザー)/www/(サイト)/wp-content/plugins/backwpup/vendor/pear/pear-core-minimal/src:/home/(ユーザー)/www/(サイト)/wp-content/plugins/backwpup/vendor/pear/archive_tar:.:/usr/local/php/7.4/lib/php') in /home/(ユーザー)/www/(サイト)/wp-content/plugins/backwpup/vendor/composer/autoload_real.php on line 59
    
    このサイトで重大なエラーが発生しました。
    
    WordPress のトラブルシューティングについてはこちらをご覧ください。

    エラー表示を見るとBackWPupプラグインが悪さしていることが想像つきます。

    素直にWordPress のトラブルシューティングのページを見ています。解決方法がズバリ書かれています。まずはプラグインの無効化です。

    phpMyAdmin でMySQLデータベースにアクセスして(MySQLデータベースのサーバー、ID・パスワードを探すのに手間取った)、トラブルシューティングに書かれている通り

    1. wp_options テーブルの option_name カラム (フィールド) で active_plugins という行を見つける
    2. option_value フィールドの値を a:0:{} に変更する

    を実行して、サイトにインストールされているすべてのプラグインを無効化します。

    今度は正常にアクセスできました。プラグインが原因のようです。念のために一つずつプラグインを有効化して、どのプラグインがエラーを発生させているかを確認していきます。

    やはりBackWPupを有効にするとエラーになります。再度プラグインを無効化してBackWPup以外を有効にします。

    BackWPupを一旦削除して再インストールしてみます。今度はエラーが出ません。

    気になるのは、エラーになったBackWPupのバージョンが4.0と表示されていました。しかし、BackWPupの最新版は3.10なのです。プラグインの自動アップデートが、おかしなバージョンを配信してしまったのでしょうか?

    再インストールしてみると今度はバージョンが3.10になっています。今までのバックアップ設定も残っていたのは助かりました。設定が初期化されていたら、最初から設定しないといけないので面倒なくてよかったです。

    以上でWordpressのサイトで致命的なエラーになる件は解決です。今回の教訓はこちらです。

    WordPressで致命的なエラーがでたら、プラグインを無効にしてみよう。

    著:久保田涼子, 著:西原礼奈, 著:阿諏訪聡美
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    なんやかんやでWordPressのサイト構築で躓くのは、PHPのプログラミングなのでした。

    追記(2022年11月20日)

    BackWPupプラグインは正常にバックアップを実行していました。

    続きの話しはこちらから

    同じようなエラーでしたが、WP-SCSSプラグインが原因でした。