5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

タグ: バックアップ

  • バックアップの設定完了。cronの設定が失敗した話し

    先日、サーバーが故障したことで、バックアップをきちんと取るることにしました。しかし、設定完了まで長かった。

    まずは、どうやってバックアップをするか。写真関係は、Windowsのクライアント経由で違うサーバー(VPN経由で物理的に場所が違う玄箱)にBunBackupというアプリケーションでバックアップしています。この方法ですと、Windowsのクライアントは電源が入りっぱなしです。

    もう少し、サーバー管理者らしくサーバー間でバックアップするように考えてみました。使ったのは、rsync。rsyncは、サーバー間でファイルの同期を取ってくれます。2つのサーバーでrsyncで同期をとればいいのですが、認証を設定するのが面倒なので(この辺りはまだまだ甘いです)、NFSでバックアップするサーバーのファイルシステムを、バックアップされるサーバーからマウントしてしまいます。

    これでrsyncで必要なディレクトをバックアップしてしまいます。しかし、バックアップするファイルサイズが大きいので、最初のバックアップに時間がかかります。nfsでマウントしているのも問題か? 昼間は他の会社さんもネットワークを使っていますので、ネットワークの負荷をかけないためにも夜間だけバックアップを実行します。したがって、何回か分けて1週間ほどかかりました。

    あとは、cronを仕掛けて夜中の3:00にrsyncを実行するように設定してしまいます。しかし、朝サーバーのプロセスをみたら、rsyncのプロセスがたくさん溜まっています。

    cronの設定を見てみると、

     * 3 * * * /root/rsyncbackup.sh

    となっていました。webminで何も考えずに設定したのはまずかった。正解は、

     0 3 * * * /root/rsyncbackup.sh

    ですね。こうしないと午前3:00にバックアップを実行してくれません。単純なミスです。

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  • バッファローのTerastationISのセミナーに行って来た話し

    バッファローTerastationISの製品セミナーに行ってきました。

    バッファローの方に言わせると、TerastationISは、今までのTerastationとは違って、iSCSIでサーバーに接続する外部ディスクだそうです。したがって、サーバーと組み合わせるとか、PCの外部ディスクにするなどで使用します。つまり、SCSIケーブルがLANケーブルになったというのがイメージ的には正しいようです。

    安価にサーバーのディスクを増やしたいとかにはいいのではないでしょうか。外部ディスクなので、iSCSIで接続してしまえば(バッファローでは簡単に接続できるツールを用意しています)、後はWindowsのディスクマネージャーで取り扱うことができますし(ディスクマネージャーでフォーマットしてしまいます)、マウントは外部ディスクそのものです(ネットワークドライブではない)。

    後は、価格が安いのが特徴。今までのTeraStationProにプラスアルファの値段。筐体もディスクもTeraStationProも同じで、ソフトウェアだけが違うとのことでした。交換用のディスクもTeraStationProと同じ製品です。

    現在は、Windows Server 2008との接続がフルサポート。Windows Server 2003 , 2000 は多少制限があるが使えますとのこと。Vistaも標準で入っているiSCSIのイニシエータを使えば接続可能です。

    Linuxは接続できると思うが、現在検証中とのことでした。

    最初は、ネットワーク越しにiSCSIでバックアップやファイルサーバーとしてのアクセスを考えてみましたが、これだとパフォーマンスが出ないとのこと。できれば、TerastationISのストレージ用のネットワークを別途用意したほうがいいようです。

    他のiSCSIの高価格な製品のように、複数のTerastationISを仮想的にディスクをまとめる機能などはありませんが、とにかくWindowsServerの大容量なディスクがほしいときには、いい製品ではないかと思います。

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

  • Google Apps でスケジュール、メール、ファイル共有してみる話し

    最近スケジュール管理はGoogleカレンダーで管理していますが、こちらを一歩進めてGoogle AppsGoogleカレンダーに移してみました。

    Google Appsは、Googleが提供するコラボレーションツール。今まで、ばらばらで提供していた、メール、カレンダー、ドキュメントをワンパッケージにしたものです。

    つまり、スタートアップの会社にとって、Google Appsはお手軽に導入できて、必要なメール、ホームページ、ドキュメント管理、スケジュール管理がそろえることができてよい選択かもしれません。あと、必要なのは、ドメインだけ。

    今回、Google Appsを導入するにあたって、and-works.com というドメインを新しく取りました。注意しなければいけないのは、DNSの設定ができるサービスでドメインを取ること。and-works.comは、DNSの設定で融通が利いて安価なバリュードメインでドメインを取得しました。

    Google Appsでお勧めなのは、Gmailが自分のドメインで使えること。Gmailはいつもの画面でメールの送受信ができるので、メールクライアントソフトの難しい設定が必要がないのがいい。たくさんユーザーが抱える管理者も楽になるでしょう。それに、パスワードなどのユーザー管理も一括でできますので、人の出入りの多い会社も有用です。

    ファイルサーバーを使ってドキュメント管理をしている会社もありますが、Google Docsであれば制限付きではありますが使えます。サーバーも用意することもないので、サーバーの面倒をみたり、バックアップを気にする必要がありません。これも、精神的にもうれしい。

    一人6GBほどでしたら無料、6,000円/年で25GB、ホームページも作成できますので、別にレンタルサーバーに契約しなくても大丈夫です。ですので、予算的に厳しいスタートアップの会社にもうれしい。

    ただ、こうなるとお客様にGoogle Appsを提案しても、手離れが良すぎて、あとあと保守契約を期待できないのがつらいところかもしれません。

  • 雷ゴロゴロの話し

    本日は、天気が不安定です。雷がなっています。とても近くに落ちたようです。

    最近はあまり、雷が落ちて停電になることはありませんが、昔はたまにありました。

    私が通っていた大学は、山のなかにあって、夏になると雷が近くに落ちて、学内が停電になります。実習で計算機センターを使っていると、雷で計算機(昔はコンピューターではなくて・・・)、が異音とともにダウンします。計算機というのは、いわゆるメインフレームと言われるコンピューターで、そのころは電源のバックアップなんぞなかったようです。

    では、雷でデータはすべて消えて最初からやり直し・・・、というのはなくて、大昔ですのパンチカードでプログラムを投入(おお懐かしい・・・)していましたので、計算機が復旧すれば、手元のパンチカードを読み込ませれば、大丈夫でした。

    雷がゴロゴロいいだしたら、データのセーブをしましょうね。

  • レンタルサーバーの移行の話し

    現在借りているサーバーを引っ越します。今は、専用サーバーで運用していますが(使い切っていないのが現状)、共有サーバーにします。一緒のサーバーで運用されている皆様、お手数をおかけしましてごめんなさい。もっと、使いやすくて安全で安いサーバーにします。

    1ヶ月をかけて、引っ越し先を検討していました。サーバーの条件として考えていたのは、

    1. マルチドメインで運用できること。
    2. SSHでアクセスできること。シェルが使えること。
    3. 共有のSSLが利用できること。できれば専用のSSLにも移行できること。
    4. PHPが使用できること。
    5. MySQLとPostgreSQLが使用できること。
    6. XOOPSが運用できること。
    7. メールの転送設定ができること。
    8. 国内でネットワークの応答が速いこと。
    9. サーバーが安定していること。
    10. データのバックアップを取っておいてくれること。
    11. ドメインの管理を移管することなく、こちらでできること。
    12. 継続して会社が存続すること。

    などです。つまり、ある程度自由にできるサーバーを探していました。今は、1000円以下でサーバーを借りることができますが、条件的に厳しいものがあります。例えば、UNIXのシェルが使えないとか、ドメインが1個しか使えないとか・・・。

    候補に残ったは、2社だけでした。ここから1社に絞り込みました。ただし、何か問題があっても引き上げられるように、ドメインはこちらで管理して、縛りは6ヶ月で契約しました。

    アンドワークスでサイトを構築されるお客様には、800Mで月1000円ほどで提供できそうです(費用は半額で、ディスクは8倍!)。

    レンタルサーバーは、1年ごとの見直しがひつようですね。現在、高サービスで低価格のサービスが出てきています。皆様も、一度検討してみたらいかがでしょ
    うか? 今回は、専用サーバーから共有サーバーにしてしますが、費用は1/6になっています。ただ、サーバーの中身の移行が面倒ですが・・。