5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

タグ: メンテナンス

  • QNAPが勝手に再起動するので、新しいQNAPにディスクを換装した話し

    ファイルサーバーやContainerを稼働しているQNAPですが、以下のメッセージを表示して勝手に再起動するようになってしまいました。

    正常に再起動するときもありますが、再起動の途中で止まることもあります。止まるときは電源ボタンの長押しで強制的にシャットダウンさせて復帰させなければいけません。

    その場合は、RAIDの整合性がとれなくなるようで、RAIDのスクラブ処理というのになってしまいます。この処理は非常に時間がかかり1日がかりの処理となってしまいます。その間はQNAPの応答が遅くなってしまいます。

    しかも、その間に勝手に再起動がかかってしまうという、また振り出しに戻ってしまいます。このままでは埒が明かないということで、対策を考えます。まずはログを見てみます。ログはQNAPの通知センターで見ることができます。再起動する直前のログとして、

    [Storage Maneger]Detected external device "WD Elements xxxx". File system label: USB-HDD1. File system type: NTFS.

    と記録されています。おそらくUSBにつないだ外部ディスクが悪さしている思ってUSBディスクを外します。

    起動してみると、RAIDの整合性の処理が走っています。一晩放っておくと、また再起動されていました。USB外部ディスクではなかったようです。今度もRAIDの整合性処理が最初から実行されているようです。こちらも放っておくと、また勝手に再起動してしまいました。

    今度はファームウェアのアップデートがかかったらしくて、この時点で再起動してしまってようです。ファームウェアの自動アップデートも停止しておきます。

    この時点でこれはQNAPのハードウェアの障害かもしれないと思って、新しいQNAPを注文しておきます。残り一台のインテルCPUで6ベイで安価なQNAPを選択しました。

    今度は最低限のアプリケーションをQNAPで動かすように、AppCenterから停止します。停止したのは、とりあえず直近の業務では不要で重そうなアプリの

    • HBS 3 Hybrid Backup Sync
    • QVR Pro
    • Melware Remover
    • Media Station
    • Photo Station
    • Video Station
    • Qsync Central

    です。

    終いにはUPSからUSBケーブルを外して電源断でも再起動しないようにしておきます。これはトラブルがあったら最小構成で試すというセオリーからの思いつきだったので、あまり効果は期待できません。

    そしてQNAPを使用していない夜中は、RAID 再同期優先度を再同期優先に設定しておきます。優先度を再同期優先にするとQNAPの利用は激遅になりますが、同期処理は少し速く処理されます。

    以上で一日かかりましたが勝手に再起動されることなくRAIDの同期は無事に終わりました。これで何もなく使えるかと思いきや、またまた1日経って勝手に再起動しようとしてくれて、今度は起動すらできなくなってしまいました。

    これで万事休すかと思いきや、注文していた新しいQNAPのサーバーが届いていたので、最後の望みでディスクをそのまま換装してみます。QNAPには対応していれば、既存のQNAPからディスクを新しいQNAPに換装すればそのまま使えると機能があります。万が一QNAPのハードウェアに障害が発生した場合に解決できます。ただし、RAIDの同期が完全ではないとディスクを換装したらダメ、という情報がありましたが、こればかりは背に腹はかえられません。

    新しいQNAPは、証明書が古すぎてファームウェアのアップデートができないという障害がありましたが、こちらはQNAPのサポートにリモートでファームウェアのアップデートをしてもらいました。QNAPサポートには感謝です。ファームウェアのバージョンを新旧QNAPを最新版にして、同じバージョンに合わせて準備します。

    ディスクの順番を間違えないように差し替えます。祈る気持ちで起動してみます。すると、あっけなく無事に起動できてしました。当たり前ですがアプリケーションや設定も、そのまま残っています。

    現在、またまたRAIDのスクラブ処理が走っています。今度も20時間以上かかるそうです。これで勝手に再起動にならなければいいのですが、もし障害が発生したら次の手はありません。最後の方法としては、QNAPを捨ててクラウドか外部のサーバーに乗り換えることくらいでしょうか?

    今回の故障の原因としては、ハードウェアのトラブル、ファームウエアの破損を考えましたが、ビープ音も短長とも鳴ったので正常かと思いますけど、何もビープ音が鳴らないで起動しないときもたまにあるので、こちらもわかりません。ハードディスクもQNAP上でも、特に異常もないので破損はなさそうです。

    以上、よくわからないというのが正直なところです。

  • パナホームの玄関の鍵のトラブル

    パナホームの玄関の鍵のトラブル

    自宅は30年前になくなった父が建てたパナホームなのですが、建てて30年となるといろいろとガタが出てきます。

    今回は玄関の鍵のトラブルです。鍵はWEST製の電気錠になっています。玄関脇のテンキーで開閉できます。最近はたまに一度の操作で解錠できなくなりました。一度ロックキーを押してからではないと、テンキーとアンロックキーで解錠できません。

    一度、出入りの不動産屋経由で鍵屋を紹介して診てもらいましたが、そのときはパナホームではないと修理の対応ができないと断られてしまいました。それから自分で鍵専用の潤滑剤を注入したりと欺し欺し使っていましたが、そろそろ頻繁に解錠操作ができなくなりましたので、覚悟を決めてパナホームに連絡を入れます。実は、自宅を建ててから一度もパナホームから連絡が来ないという、自宅は見放された物件なのでした。

    さて、パナホームに問い合わせの連絡をWeb経由で入れると、折り返しの電話がかかって来ました。何でもパナホームでは直接鍵の対応ができないということなので、提携している鍵の会社か、その下請け会社から連絡を入れるとのことです。

    また、しばらく経つと、パナホームから紹介された鍵業者から連絡がありました。状況はパナホームから連絡があったらしく、以下のようなことを言われました。

    • 既に電気錠システムは廃番になっている。
    • 電気錠の制御ユニットは手に入らない。壊れたらおしまい。
    • シリンダーユニットを電気錠非対応のものに交換することができる。
    • 電気錠にしたいのであれば玄関ごと交換すること必要がある。鍵屋なので詳しいことはわからない。
    • 実際に見てみないとわからない。

    修理の訪問のスケジュールを決めて、修理に来てもらいました。

    シリンダーユニットの交換を交換してみましたが状況は変わりません。電気錠の制御ユニット(電気リレー)のほうが経年劣化で故障しかかっているようです。制御ユニットのピンが解錠すると突き出しててからすぐに引っ込むはずですが、戻らず出っぱなしになっています。横に刺激を与えるともどるという微妙な状況なようです。このままだとしばらくすると制御ユニットが動作しなくなって閉じたままになって締め出されてしまう可能性があるようです。そこで以下の提案となりました。

    1. 電気錠をやめて通常の鍵での開閉とする。
    2. 電気錠対応のシリンダーユニットから通常のシリンダーユニットの交換する。
    3. 自動ロックの機能をやめて、スマートロック(我が家ではQrio Lock)で閉めるようにする。
    4. 現状の電気錠ではなくて、スマートロックで同期しているスマートフォンで開閉するか、Qrio Lockにテンキーを付けて開閉する。
    5. 最新式の電気錠にしたければ、玄関ごと交換する。

    1.での鍵の開閉というのは、30年も電気錠に慣れてしまうと、実は鍵を持ち歩くという生活はできません。子どもたちは生まれてから鍵を持ったことがないのです。ということで、2.も難しくなっています。

    最後の5.は費用はかかりすぎますが、将来的にも考えていかなければいけなそうです。そのときは、暑くなった夏に向けて網戸付きの玄関ドアなんていいかもしれません。

    3.の自動ロックは、制御ユニットのピンを出す操作になるので、この機能を停止することでピンが戻らず閉じたままになることがなくなります。これで万が一閉じ込めされるリスクが大きくなりそうです。そこで鍵屋さんの指示通り自動ロックの設定を解除しました。自動ロックはQrio Lockの機能にあるので問題ありません。

    現実的には4.のQrio Lockで玄関ドアの開閉をやった方がよさそうです。スマートロックであれば、シリンダーを回しているので制御ユニットの不具合で締め出されることはなさそうです。Qrio Lockにテンキーを付けていれば、もしスマートフォンを持ち出さなくても解錠できます。

    鍵業者には、シリンダーユニットを元に戻してもらいました。そして、シリンダーユニットの清掃と玄関ドアの調整をしてもらいました。玄関ドアは多少傾いていたようで、ドアの丁番を調整してシリンダーの突起とドアを合わせました。

    上記の通り、今回修理をしてもらった鍵業者はとても丁寧に説明してくれました。

    今回はシリンダーユニットの交換のために、Qrio Lockを外しましたので、再度取り付けました。両面テープがQrio Lockの純正のものを注文しました。注文した両面テープが届くまで、クルマの部品を取り付ける強力となっている両面テープで仮に取り付けておきます。両面テープが弱くてQrio Lockが外れたなんてしゃれになりませんので、純正テープが届いたら取り付け直します。

    それとQrio Lockのテンキーを注文しました。テンキーで開閉して、今付いている電気錠を使わない方向でやってきます。万が一のためにも、家族全員で鍵を町歩くような生活に慣れていきます。後一組合鍵が足りないのですが、パナホームが建てたハウスメーカーの玄関の鍵の合鍵は、WESTには注文できなくてパナホームに注文しろとFAQに書いてあります。

    はたしてパナホームでは合鍵作成の対応をしてくれるのでしょうか? 古い玄関の鍵だと難しいそうだな。ハウスメーカーで建てると、いろいろとハウスメーカー特有の製品を使っているので、後々メンテナンスが面倒になるのが厄介なのです。

    追記(2025年1月20日)

    玄関ドアの電気錠を使わないように、QrioLockのキーバッドを取り付けました。写真を見ると埃で汚いですね。

    従来の電気錠のキーバッドはテープでふたが開かないようにしています。

    これで電気錠の不具合や、スマートフォンを持ち出し忘れで締め出されるということもなくなるでしょう。

  • 浴室、洗面所の消耗品をいろいろと交換した話し

    交換する時期なのか、放っておいたのが悪いのか、いろいろと浴室、洗面所の消耗品を交換をしました。

    まずは、洗面所の水栓蛇口の網を交換します。メタル製の蛇口に取り付けられた網が粉々になっていました。TOTO製のシャワーになる混合栓です。こちらの混合栓は、以前ホースが破損してTOTOしか修理ができないというアホな仕様で、高い修理料金を取られたことがあります。TOTOの製品は

    以前の修理伝票から調べると、修理したホースユニットの型番がわかって、その型番から洗面所の型番に辿り着きました。まずは説明書を見つけて、こちらの交換用のキャップセットが見つかりました。キャップセットはユーザーで交換できるようです。このキャップセットはアマゾンで注文できます。

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    この説明書を読むとTOTOの製品は専用工具が必要なので一般ユーザーでは部品があっても交換ができないようです。しかも一般業者でもTOTOの製品の交換ができないので、TOTOが認める業者ではないと修理ができないようです。この辺りは、公取に怒られないかはわかりませんが、TOTOの製品を導入する際には、あとあとのメンテナンスを考える必要があるかもしれません。

    部品がとそいたので交換をしてしまいます。交換用の治具を一緒に梱包されています。以前はメタルでしたが樹脂製に変わっています。金属だと劣化が激しくて樹脂製に変わったのでしょうか?

    交換は簡単です。ついでに蛇口周りを掃除しておきます。治具はもう必要ないのですが、以上の価格はほぼ治具代と思われても仕方ないかもしれません。

    実は洗面所に貼ってあるステッカーから型番を最初に調べ手しまいました。

    写真の右下の型番を思われる番号で調べたところ、何との番号はステッカー自体の型番なのでした。これには、TOTOにはまたまた欺されました。TOTOには、こういった落とし穴があります。

    次は、パナソニックの浴室乾燥機のフィルターの交換です。年末の大掃除でみたら、フィルターの真ん中が溶けていました。

    こちらも乾燥機の型番からフィルターを探します。

    フィルターの購入元を探しましたが、こちらのフィルターの注文は送料が高かったり、ちょいと信用できないようなネット通販会社であったりと、結局はパナソニックのパーツショップで注文しました。

    商品が到着しましたので、古いフィルターを外しました。中央の枠が引っかかって取り出せません。

    こちらは仕方ないのでニッパーでジョキジョキ古いフィルターを切ってしまいます。そうしないと無理やり引っぱると、乾燥機の枠が壊れそうでした。

    無事に取り出せました。新しいフィルターと並べてみます。完全に中央が溶けていることがわかります。常時乾燥機を回しているので仕方ないかもしれません。

    あまり浴室の乾燥機のフィルターなんて気にしていませんでしたので、早めに交換した方がよさそうです。いずれにしても浴室乾燥機の使用期限が過ぎていますので、パナソニックから言わせると乾燥機自体を交換するように言ってくることでしょうか。

  • オムロンのUPSであるBYB50Sのバッテリーを交換した話し

    オムロンのUPSであるBYB50Sからアラームが鳴りました。バッテリー交換の警告でしょう。こちらのUPSにはQNAPのファイルサーバー兼、Dockerのサーバーがつながっているので、停電があったら問題です。早速バッテリーを注文します。前回、バッテリーを交換したのは2年前ですので、短い交換となりました。

    今回注文したのは、いつものLONGのバッテリーです。

    前回はこちらの安いLONGのバッテリーがアマゾンで手に入りませんでしたので、ユアサのバッテリーにしました。今回は1,000円ほど安いLONGのバッテリーが手に入りました。

    念のためにつながっているQNAPをシャットダウンします。つないだまま万が一があると困るので、わざわざシャットダウンをしておきます。

    交換したバッテリーの電圧を測ってみると、13.34Vありました。どうして警告が鳴ったのでしょうか? 不思議です。

    これってもしかしたら、オムロンのUPSに欺されたってことでしょうか? バッテリーの寿命まで見ているってことはないでしょう。稼働時間で見ていたりして、バッテリーを交換させる手なのでしょうか?

    これは電気シェーバーでも、替え刃の交換の時期をランプで知らせて替え刃を買わせることと同じなのでしょう。

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    万が一に備えて、使用するデスクトップPCにはUPSにつなげて停電に備えましょう。停電でいきなり電源が落ちると、最悪の場合ディスクが逝って復旧が難しいことがあります。ノートPCはバッテリーが付いているのでUPSは必要ありませんが、落雷の場合はコンセントにつながっているとダメージを受けることがありますので、ご注意を。

  • カローラクロスのバッテリーが上がって、トヨタモビリティの緊急対応サービスを依頼した話し

    2週間ぶりのカローラクロスを乗ろうとしたらエンジンがかからない。コンソールに

    EPB動作が途中で停止しました

    というメッセージが表示されている。おそらくバッテリー上がりと予想される。

    まずはEPBって何だ、と言うことで調べてみると、電気サイドブレーキのことのようで、電気パーキングブレーキの略のことである。こんな緊急のときに訳のわからない略語なんて言っていないでほしい。

    バッテリー上がり以外のトラブルも考えられるので、JAFではなくてトヨタモビリティ神奈川セーフティ・サポート・サービスに連絡を入れてみる。 今回で2度目である。

    電話対応した担当者によると、サービスが混んでいるので4時間後になるそうな。今日はクルマを使うのは諦める。

    10分くらいすると、トヨタモビリティから電話があった。たまたま近くにいるので10分後に来ると言う。これはありがたい。

    しばらくすると、軽ワゴンの二人組がやってきた。テキパキと作業を開始する。バッテリーをテスターで測ると5Vしかないということだった。ジャンプスターターでエンジンをかけてくれた。

    10分後エンジンを止めて、再度バッテリーをチャックすると12Vまで復活していた。今度はエンジンが普通にかかった。ここで注意として1時間以上エンジンを止めないことと、バッテリーの交換を薦められた。今月車検の予約をしているので、その際バッテリーの交換をしよう。

    今回の緊急対応はトヨタモビリティのほうに共有しているかを聞くと、おそらく連絡が行くとのこと。車検の際に様子をみて、バッテリー上がりを指摘されたら車検の際にバッテリー交換をして、指摘されなかったら近所のカー用品店で交換しておく。トヨタモビリティのディラーはあまり対応がよろしくないので(今回の緊急対応は素晴らしかったけど)、あまりお金をおとさないようにしようと思っている。と言いながらも、町の整備工場では最近のクルマの車検は怖いので、車検だけはトヨタモビリティでお願いする。

    対応が完了後、いつものアパート巡回で3時間ほどのドライブをしたので、とりあえずは車検まではバッテリーは持つだろうか?

    でもさ、そもそもEPBなんて言っていないで、バッテリーが上がっている、とストレートに言って欲しい。トヨタは乗っている人のことを理解していない。

    あまりカローラクロスに乗らなくなったのは、我が家の駐車場は縦列駐車になっているのが原因なのである。前にはツレや息子がよく乗るパッソを駐車している。二人はカローラクロスに乗りたがらないし、そもそも息子は年齢の関係でカローラクロスの自動車保険には契約していない。カローラクロスを乗るために、パッソと入れ替えるのは面倒なのである。

    そのことをトヨタモビリティの緊急対応の担当の方に話したら、1週間に1回エンジンをかけた方がいいよ、と言われた。エンジンがかかっていなくても駆動用のバッテリーから充電してくれるのだそうだ。これから意識してエンジンをかけよう。

    もし、再度バッテリーをあがったら嫌だから、ジャンプスターターを買っておいた。ジャンプスターターの出番がないように祈りたい。

    続きの話しはこちら

  • 電気ロックが業者を呼んでも直らなかったので自分で何とかして何とかなった話し

    我が家の玄関は電気錠で、スマートキーのQrio Lockを付けている。

    しかし、電気錠自体が調子悪い。本来であれば、ドアを閉じると自動的にロックがかかるのであるが、全くロックがかからない。しばらくしてQrio Lockがロックをかけてくれる。これでは、防犯上心配である。

    出入りの不動産会社に鍵屋を紹介して対応してもらう。しかし、鍵屋によると、この手のハウスメーカーの電気錠は対応できないそうだ。

    ハウスメーカーが建てた家の玄関に設置している電気錠は、ハウスメーカーでの対応となるそうだ。一般の鍵屋では交換する電気錠の部品が手に入らないそうだ。なので鍵屋は何もしないで帰って行った。

    しかし、ハウスメーカー(我が家ではパナホーム)からサポートの連絡もここ20年間入ったこともないし、もはや連絡する手段もないしで、仕方ないので、しばらく放っておく。鍵はQrio Lockが閉めてもらう。開けるには電気錠のテンキーで開くけど、これが開けなくなると大変なことになる。

    さて、そろそろ不安になってきたので、自分で何とかすることにする。ネットで鍵のシリンダーのメンテナンス方法として、鍵穴に潤滑剤をスプレーするということを見つけた。ダメ元でやってみようと潤滑剤を手に入れる。手に入れたのは、これ。

    美和ロック(Miwalock)
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    美和ロックの鍵穴専用の潤滑剤である。お試しということで一番小さな容量を注文した。

    MIWAの鍵穴用潤滑剤をスプレーしてみると、以前のようにドアを閉めると電気錠で閉まるようになった。これで元通りとなったが、すでに30年近く経っているので様子を見ながら今後は本格的に交換などの対応しなければいけないだろう。

    しかし、このMIWAの鍵穴用潤滑剤の12mlというのは、鍵穴3つをスプレーしたら空になったしまった。美和ロックの鍵穴専用潤滑剤は高いので、似たような潤滑剤を探してみると5-56で有名な呉工業から鍵穴でも使える速乾性の潤滑スプレーを見つけた。

    何でも5-56のような一般的な潤滑剤ではシリンダー内部でホコリが固まるので、絶対に鍵穴にはスプレーしてはいけないそうな。

    以上、とりあえずであるが、自分で電気錠が何とかした話しである。

  • 手元にあるホワイトガソリンを燃料とするコールマンのランタン、バーナーを総点検してみた話し。

    シングルストーブのメンテナンスが終わりました。ついでに同じくホワイトガソリンを燃料とする手持ちのランタン(ツーマントル285とワンマントル286Aの2台)とツーバーナー(デュアル燃料424)が正常に点火するかを総点検してみました。

    結果としては、ワンマントルのランタンは正常に点灯しました。

    ツーマントルのランタンのほうは、シングルストーブと同じ症状で、ポンピングしても圧がかかりません。ポンプカップを交換しても同じく改善されず、こちらもチェックバルブの不具合だと見当を付けました。

    試しにチェックバルブは外します。ネジ山を舐めそうだったら途中でやめて、新しいチェックバルブ専用工具を手に入れましょう。

    チェックバルブ専用工具に付いていた外し方説明書に載っているような、股に挟んで力をかけるというのは、ネジ山がまた舐めそうだからもうやめました。この方だとランタンを正しく固定できません。その代わりにランタンを机の上に置いて抱え込んで、以前外したように押しつける力7回す力を3を意識して外しにかかります。今回は2回のトライで無事にチェックバルブを外せました。おけげでネジ山は舐めずに済みました。外したチェックバルブを再生します。

    外したチェックバルブを振ってみると音がしません。中のボールが固着しているようです。新しいチェックバルブを購入して交換する方がいいのですが、とりあえずはボールが固まっているのを何とかします。

    まずはパーツクリーナーを吹いてボールが動くようにします。そして超音波洗浄器にいれて洗います。こんどはチェックバルブを振るとボールのカタカタ音がします。本当にこんなメンテナンスでいいのかわかりませんが、ダメだったら新しいチェックバルブに交換しましょう。

    あとは元に戻してチェックバルブをねじ込みます。そのときチェックバルブのパッキン(本当は交換した方がいいかも)が潰れないように、適当な力加減(これが難しい)で締めておきます。そうすれば、次に外すのが簡単になるかと思います。

    点灯すると今度はうまく点きました。付いているマントルはほぼ10年物です。空焼きしたマントルは意外と壊れないものです。このツーマントルのランタンはお気に入りのランタンです。

    ツーバーナーのほうはポンピングすると、こちらは正常に圧がかかります。ガソリンを入れてバルブを開けると火力調整ノブの根元からガソリンが漏れます。こちらはレンチで増し締めをしたらと漏れが止まりました。点火も正常です。サブバーナーも正常でした。本当はもっと分解しクリーニングをするか、ジェネレーターを交換してメンテナンスをしなければいけませんが、今回は正常に火が点いたことで良しとしましょう。

    以上でホワイトガソリンを燃料とするバーナー、ランタンのメンテナンスは完了です。どのバーナー、ランタンも購入してから20年以上経っていますが、まだまだ現役で大丈夫そうです。

    コールマンのこれらの商品は、メンテナンスの部品が手に入るし(ツーバーナーの424はの部品は一般的に手に入りにくいけどコールマンのオンラインショップで何とかなる)、製品説明書には部品番号が載っているくらいですから、メンテナンスしながら長い間使っていく前提ではないでしょうか。

  • コールマンのシングルストーブのチェックバルブを何とか交換した話し

    久しぶりにコールマンのシングルストーブを出して火を点けてみた。このシングルストーブはコールマンの508Aという四半世紀以上前に手に入れたものである。ポンピングしても圧がかからない。どうせポンプカップが劣化しているのだろうと思って分解してみた。

    こんな感じポンプカップがめくれていた。

    手元にあった新しいポンプカップと交換する。

    ポンプカップを交換すれば大丈夫かと思いきや、それでもスムーズにポンピングができない。リュブリカント(コールマンの潤滑オイル)を多めに塗ってみる。スムーズにポンピングができるようになったが、それでも圧がかからない。試しにホワイトガソリンを入れて火を付けてみると、やはりしばらくすると火が消えてしまう。

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    もしかしたら、チェックバルブが原因かもしれない。そう言えば、以前シングルストーブのメンテナンスをしようと思って、ジェネレーターとかバルブを買い揃えていた。しかもチェックバルブも買っておいたけど、どうしてもチェックバルブが外れないので放っておいたことを忘れていた。

    チェックバルブをよくよく見てみると、ネジがなめた跡がある。チェックバルブの専用工具を使ってもネジ山をなめただけで外れなかったのを思い出した。これでチェックバルブを何とか外さないと行けない。

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    今回参考にしたのは、こちらのサイトである。このサイトにしたがって、大きめのマイナスドライバーを近くのホームセンターで買ってくる。

    大きなマイナスドライバーにキッチンペーパーを巻いてみて試してみたが、なかなかチェックバルブが外れない。ますますネジ山が舐めてめちゃくちゃになってくる。クレの5-56を吹きかけて固着しているチェックバルブを何とかする。吹きかけてしばらく時間をおいて浸透させてを繰り返す。その結果、とうとうチェックバルブが外れた。これで外れなかったら、このシングルストーブとさよならしなければいけなかった。

    こんな感じで、チェックバルブが取り付ける穴の周りが多少キズが付いてしまった。

    外したチェックバルブはこんな感じ、格闘の跡がわかる。

    新しいチェックバルブを取り付ける。取り付けるのには専用工具を使うと簡単である。こんな感じでチェックバルブの交換が完了した。

    ジェネレーターやバルブ、ゴトクを元に戻してポンピングしてみる。今度は圧もかかった。これで大丈夫だと思うけど、実際にガソリンを入れて火を点けるには遅いので明日にする。

    ついでにバルブのOリングも交換しておく。やはりOリングのゴミが固くなっている。シングルストーブの場合、バルブからよくガソリンが漏れるので、こちらは交換しておいた方がよい。

    今回活躍したのは、こちらのマイナスドライバーである。

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    マイナスドライバーだけでは力が入らず回らないないので、大きいモンキーレンチをかませて回してあげた。ネジ山をなめないように、体重をかけて上からの力を7で、マイナスドライバーを回す力を3で意識してあげると、チェックバルブが何とか外れてくれた。思わず一人歓声。

    今回最初のなめた原因の役立たずのチェックバルブ専用工具はこちらである。

    ただしチェックバルブの取り付けには役に立った。それだけでは高い買い物である。今はチェックバルブにねじ込んで舐めない仕様の、もっといい工具があるから、そちらを手に入れた方がいいかと思う。

    だけど、今回購入した大きなマイナスドライバーもこれからは使わないのだろう。今度チェックバルブを交換するときは、上記の工具を手に入れると思う。また、使わない工具を買ってしまったけど、いつか(?)タイルが剥がすのにはつりでつかえるであろうと自分に言い聞かせる。

    今回使用した工具は次のものである。プラスドライバーはよく使う#2と、小さなネジもあるので#1も用意した方がよい。

    左にあるのはコールマン純正のレンチだが、こちらもシングルストーブのメンテナンスには役に立たなかった。ナットに微妙に合わないののである。もしかしら、このレンチはシングルストーブではなくランタン用かもしれない。レンチはモンキーレンチがあると何とかなる。

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    あとは写真には写っていないが、ラジオペンチが必要である。今使っているのはスリーピークスのラジオペンチである。LANケーブルの製作にはフジ矢のラジオペンチも使っている。一般ドライバー類とLAN工事とは別の工具箱にしているので、便利なようにそれぞれラジオペンチを入れている。それと特価品ではなくてよい工具を使うと幸せになるよ。

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    最後は工具の話しになってしまった・・・。

    以上でシングルストーブのメンテナンスは完了である。もうチェックバルブの交換はこりごりである。まだシングルストーブのジェネレーターとバルブは交換していないので、予備を確保している。これであと四半世紀はこのシングルストーブは使えるだろう。

    追記(2023年10月15日)

    土砂降りの雨があがったので、ホワイトガソリンをシングルストーブに入れて点火していた。結果は問題なく使用できる。

    試しにエスプレッソメーカーでコーヒーを沸かしてみた。問題なくお湯が沸く。でも、美味しくないコーヒーだった。シングルストーブの問題ではなく、コーヒーの粉の量が失敗した。

    続きの話しはこちら

  • ディスプレイ作業専用のメガネを作った話し

    現在、4Kのディスプレイで作業しています。しかし、最近は細かい文字が見づらくなって来ています。このままだと、作業に支障が出てきますので、何とかしなければいけません。

    前から考えていたディスプレイ専用のメガネを作ることにします。処方せん薬局に行くとクスリが出てくるのが一時間半あったので、その空き時間でメガネ屋(眼鏡市場)に行ってきました。最初は今使っているメガネのメンテナンスをお願いしていましたが、この際メガネを作ってしまえということになりました。

    眼鏡市場は測定から調整まで丁寧に対応してくれます。某流行りの今風のメガネチェーン(J○○S)は、メガネ引き渡しの調整をやってくれないのは驚きでした。しかも、メガネの度数は個人情報だから持っていないと豪語する(おそらく、個人情報を取り扱いきれないのでは?)とても不思議なメガネ屋でした。

    今回作ったディスプレイ専用メガネは、40~50cmだけを見るためだけの近視専用の遠近両用もないメガネです。とにかく用途限定です。ディスプレイで作業する以外は使うことは考えていないメガネです。

    このメガネは持ち出さずに決まった場所(ディスプレイの前)でしか使わないので、かけやすさを重視してフレームは折り畳めないものにしています。これでメガネの掛け替えは簡単です。

    用途限定のメガネと言えば、あとはクルマ専用のメガネも持っています。こちらは遠くに焦点を合わせて、サングラスを引っかけて取り付けることで対応しています。したがって、遠近両用ではないので手元は全く視えませんが、これでクルマの運転がとても楽になります。

    今回は、40~50cmだけの焦点を合わせると言っても、ほぼ室内の作業には支障はありません。スマートフォンを見るにしても、意外と細かい字も見えてしまいます。今までの常用している遠近両用のメガネは、手元の近いところの細かい字が読めませんので、メガネを外して視てしまいます。

    今回のディスプレイ作業専用のメガネを作ったことで、4Kのディスプレイの設定で拡大縮小が175%から125%に設定しても細かい字が見えるようになりました。これでディスプレイを広く使えます。まだまだディスプレイを使った作業を続けられそうです。もし、ディスプレイの細かい字が見えなくなったら仕事の引退です。

    以上、2万円ちょっとで作ることができますので、皆さんも用途限定のメガネを作ったらいかがでしょうか。

  • QNAPのディスクにSMART警告が出たので、念のためにディスク交換をする話し。

    QNAPのWeb管理ページにアクセスしたら、ディスクのSMARTで警告が出ていた。ディスクの交換をしろと言っている。

    QNAPはRAID5で構成しているが、少しでもディスクがおかしな挙動をしてたら交換している。今回は4TBのディスクにSMARTでの警告が出ていた。早速アマゾンに新しいディスクを注文しておく。同じウエスタンデジタルREDのディスクである。

    本日、ディスクが到着したので早速交換する。プライムセールの影響か、届くまで多少時間がかかった。

    以下のQNAPのサポートページにしたがってディスクの交換をしていくが、日本語へ翻訳のせいかあやふやの説明である。

    説明を読むとQNAPの電源を入れたまま作業すると読めるが、何だか怖いので念のために電源を落としてからディスクの交換をしておく。

    交換が完了したら電源をオンにする。無事に立ち上がるまでドキドキなのである。

    無事に起動できたら、[ストレージ&スナップショット]>[ストレージ]>[ディスク/VJBOD]でディスクの状態が再構築中になっていることを確認する。

    あとは再構築が終わるまで放っておく。おそらくしばらく時間がかかるのだろうな。

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

    追記

    夕方にRAID5の再構築を始めたら、翌朝に再構築が完了していた。予想していたよりは早かった。もっと時間がかかるかと思っていた。